さて55歩が発生しているので中合はできないので、23玉。
(65角)23玉、56角、同歩、
Tweetさて、宿題の玉方の応手は54歩の中合。皆さん正解されたことと思う。
香は渡さないと他の駒を身代わりに差し出す中合。
桂合も簡単に詰むことを確かめておいて欲しい。
では、この歩合にどう対処するか。
続きを読む 名局精解5 小川悦勇の曲詰を解く(8)
ではさっそく正解を。
55の香が
もし56にいたら
65角と打って
香を入手することができる。
その香を動かすための駒–今働いていない駒は67金だ。
では56金、同香という手を入れるチャンスは……
初手しかない。
Tweet豊富だった持駒も、いつの間にか寂しくなってきた。
しかし龍で王手しても間駒されて効果はなさそうだし、思い切って飛車を捨てていくしかない。
21飛、同玉、32成香、同玉、
続きを読む 名局精解5 小川悦勇の曲詰を解く(5)
昨夜、出題した初形図。小川さんの作品の中ではわりと最近の発表(23年前!)なので、知っていたという方も多いだろう。それでもあらためて解いてみると、また楽しめたのではないだろうか。
詰将棋を始めて間もない方は、手数が長い作品に挑戦するのは初めてという場合もあるだろう。大丈夫です。オイラも短いのしか解けません(^^; でも貴殿は解けるようにゆっくり進めますから頑張ってみてください。
続きを読む 名局精解5 小川悦勇の曲詰を解く(2)
何日か前に「小川悦勇を知らない人に紹介文を書く」といったのだが、詰将棋ファンに作家を紹介するのだから、まず作品だろうと考えた。
そこで15年ぶりに名局精解5として小川作品を取り上げる。
今日は図面のみ。紹介するのは『雨滴』第27番。詰将棋パラダイス2001年7月に発表された作品だ。
初見だったら、こんな幸せなことはない。ぜひ、挑戦してください。
つづきは明日。細切れで進行します。
Tweetこれも今更というニュースなのですが、つみき書店の連載企画「詰将棋つくってみた」の2023年12月の「課題36:同一手順を2回以上繰り返す詰将棋を作ってください」で出題された馬方四季さんの作品が2023年の看寿賞中編賞に選ばれました。
★ついに「詰将棋つくってみた」から春霞賞とか……夢を見てもいいですかね?
結果稿では上のように書いていました。
春霞賞は期待してましたが、看寿賞をいただけるとはなんと嬉しいことでしょうか。
作者の馬方さんには「受賞おめでとうございます、そして本作品をつみき書店に投稿してくださってありがとうございます!」とお伝えしたい気持ちです。(が、まだお目にかかれていません)
この作品は出版されたばかりの『将棋年鑑』巻頭特集の藤井八冠(当時)のインタビューにも登場しています。
作品の正解手順はこちらからどうぞ。
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