「2_つみき書店」カテゴリーアーカイブ

【投稿募集】
私の2024年ベスト1

今年もやります。全国大会お祝い企画「私の2024年ベスト1」。
看寿賞や『詰将棋年鑑』のような客観的な評価と、作者・解答者の「好き」は、微妙にズレることがあると思うんです。
つみき書店はそういう「好き」を大事に集めたいです。

私はまだ初心者なので鑑賞眼も未熟だから……などと遠慮はしないでください。
創作初心者の方も解答初心者の方も「今だから言える–この作品が好き!」をぜひぜひ語ってください。

 2024年に発表した詰将棋の中で「これが一番好き」という作品を教えてください。
 自分で創らない方は、解いたもしくは鑑賞した2024年発表作の中の「一番好き」を教えてください。
 小冊子にして全国大会で配布します。

一昨年の小冊子はこちら
(昨年の小冊子はまだ余ってるのでつみき書店での購入者にオマケで配付したりしています)

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私の2024年ベスト1

2025年の予定

みなさま あけましておめでとうございます。

2025年の出版予定は…

  • 『植田尚宏の詰将棋450』
  • 『詰将棋つくってみた2023-4』
  • 『原島利郎の詰将棋421』
  • 『珈琲片手に–井内直紀詰将棋作品集–』
  • 『塩野入清一作品集』
  • 『徒然草–大井美好詰将棋作品集–』

の6点です。
『詰将棋つくってみた2023-4』は『詰将棋つくってみた2021』『詰将棋つくってみた2022』と同様にオンデマンド出版になります。

また『詰将棋ファン第5号』『詰将棋解答選手権2025』のお手伝いをすることも決まっています。小林尚樹さんや角建逸さんみたいな職人芸の仕事はできませんが、よろしくお願いいたします。

ブログの連載やおうえん会員向けの特典小冊子の書籍化もいくつか計画があります。今年は『奥薗幸雄研究』と『香剥総浚』を形にしたいと考えています。

本年もつみき書店をお引き立ての程よろしくお願いいたします。


2025.01.10 一部削除

2024年のふりかえり

今年の元日に発表した活動予定は以下の通りでした。

2024年の出版予定は…

  • 『雨滴』
  • 『私と詰将棋』
  • 『珈琲片手に』
  • 『詰将棋つくってみた2022』

の4点です。

『私と詰将棋』、『雨滴』、『詰将棋つくってみた2022』の3冊を上梓することができました。ほぼ予定通りといって良いでしょう。
『珈琲片手に』井内直紀作品集は現在168局。どうも200局を超える見込みということで鋭意創作中です。これは来年には完成するでしょう。

4月以降は中断しているブログの連載も何本かは再開できる見通しです。いくつかの連載と、おうえん会員向けの特典小冊子のいくつかはブラッシュアップしてオンデマンド出版までもっていけたらと考えています。

一旦中断した連載はなかなか再開するのが難しく、三手詰祭と千早城、長編詰将棋の世界、そして詰将棋雑談の内部連載だった香剥総浚をやっと年末になって再開しはじめたところです。
(よく毎日更新なんてできたものだと、今から思うと不思議)

後半のブログや特典小冊子から書籍化するという方針は、一つだけ『近藤孝研究』が成果として纏まりました。

4月から出稼ぎ仕事も一切辞めて、書籍編集に専念したのですが、あまり昨年以前と変わった感じがしません。歳を喰った分、身体(特に脳味噌!)の不調も頻発してくるので、こんなものかもしれません。

来年も、つみき書店をご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。

皆様が良いお年を迎えられますように!

業務連絡:『詰将棋つくってみた2023-4』に着手しました

いままで連絡はBCCで一斉送信していたのですが、【返信】で返ってきたメールがgmailの仕様では1つのスレッドにまとまってしまうため、見落としたり後から探すのに難儀したりしていました。
そこで今回は一人一人に個別にメールしようと決意をしました。
ところが初めて知ったのですがテンプレートには添付ファイルは保存できないのですね。
今回は課題25から課題40までというのもあり送信先は51名。
(メアドをコピペしてテンプレ貼って添付ファイルをのっけて送信)×51
なんだかんだで30分程度で終りましたが、ちゃんと正確に作業できた確信が全くありません。
メアドをコピーしようとして使っていないメーラーが起動してしまうのには参りました。(力加減が苦手)

次回からは、一斉送信に戻します。

課題25~課題40で作品を発表したのにメールが届いていない、意味不明な文面のメールが届いた、ファイルが添付されていない……
そういう場合はご連絡ください。

つみき書店おうえん会員へのお誘い

noteで有料会員を募集しています。
月に100円、200円、300円の3つのコースがありますが、内容に違いはありません。

いろいろと活動も考えてはいたのですが、一人で色々とやるのには限界がありまして(古書店は縮小の方向です)、現在は月に1冊の特典小冊子(pdf版)の配付が主な活動内容になっています。

昔はミニコミ誌というのが盛んで、「詰研会報」「詰将棋の詩」「春棋会報」「将」「カピタン」など数多くありました。
その昔の「詰棋界」や「紳棋会報」も同じ範疇に入るかもしれません。
要は会員に郵送で小冊子を配付したものです。

会費と郵送料は幾らぐらいだったか……忘れてしまった。
でも比べるまでもなく、月100円は安いと思うんですよね。
だから1000人くらいすぐ集まるかなと期待していたのですが、現状はその2%くらいです。

1000人集まれば謝礼も出せるので、いろいろ外注で面白い資料も作れるようになるのではないかと夢を見ています。
どうかあなたもご参加ください。⇒つみき書店おうえん会員

詰棋書編集の実際(1)

『雨滴』が完成し、『詰将棋つくってみた2022』も脱稿、キッズチャレンジはまだ編集委員の投票が終わっていないので待機状態。
ちょっとゆったりした気分なので、久しぶりにブログの更新をする気持ちになりました。
今回は、詰棋書編集作業の実際をご覧に入れます。

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『雨滴 小川悦勇詰将棋作品集』出来しました!

232ページの読み応え充分の1冊です。ぜひお求めください。

原著を市島さんの所や安武利太さんの所からダウンロードできるのに、なぜ買うべきなのか?
それは色々理由があります。

  1. 印刷して製本するって結構面倒。タブレットで読むのに慣れている若者はいいかもしれませんけどね。
  2. 読みやすくリライトしてある。もちろん小川さんの了承を得ています。最終確認はしていただけませんでしたが……。
  3. 代表作が何作か改良図に差し替わっている。マニアならこれは見落とせないはずです。
  4. さらに原著発行以降の発表作20作を補遺として収録してある。
  5. 最新版「私のベスト10」など豊富な参考資料がついている。
  6. 原著にはない作品解説がついている。作意だけあれば全部分かるという方には不要ですが。

でも若い方には「小川悦勇」って誰? という方もいらっしゃるかもしれません。
それは次のエントリーで。