名作といわれる詰将棋は手順を並べるだけでも,十分感動を味わうことができます。でも,でも,どうせなら自力で解いてみるに越したことはありません。ここでは,名作を途中図をたっぷり使って贅沢に「解き方」を中心に解説します。
•第1回 大橋健司氏の間駒作品を解く!
•第2回 竹下雅敏 氏の構想中編を解く!
•第3回 駒三十九 氏の間駒作品を解く!
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佐藤喜一郎氏が詰将棋解析学というサイトで同様の試みをしています。お薦めですので是非訪問してください。
•詰将棋解析学:山本民雄・作(詰将棋パラダイスS59年5月号)
•詰将棋解析学:伊藤宗看・作(将棋無双第九十四番) また金子義隆氏もふしんなページで名作鑑賞を執筆中です。こちらも必見です。ただし,解き方でなく鑑賞中心です。
「虎バサミ」:小菊花作:昭和56年6月号 詰将棋パラダイスは高橋 恭嗣氏。
こう増えてくると,別のエントリーにまとめなくてはですね。
「詰将棋解析学:山本民雄・作」について
本サイトで存在を知って、この連休、解いてみました。
(苦労! 汗)
手数は40手程度ですが、超がつくほどの難解性は
ありませんが、何倍もの変化をしかも時には初手から
読むことになります。7種合でもなく、なんとか手筋が
現れるでもなく、詰将棋本来の謎解きの面白さを堪能
できます。小生、過去の看寿賞作の内、7~80作品は
解いただろうと思いますが同作は間違いなくベスト10以内。
解き手側にとっては、順調には進まない沢山の変化の
森の中で滞在時間が長いほど、作品への愛しさを
感じるものと思いました。同作の図面がかろうじて
ネット上に存在、佐藤さん、またつみき書店さん
に、照会を感謝します。
小生、、加齢と共に解けなくなった。とほほ
詰将棋解析学:伊藤宗看・作(将棋無双第九十四番)は
無双の中でも解き易いほうではなかっただろうか。
何故、本作を内藤九段をして難解作としたのだろうか
小生ごときには判らん。内藤九段の将棋世界の付録に5~13手39題の裏書が面白い。二上達也さんが「近頃、自分の作った詰将棋が詰まねんだよ」の言葉が懐かしいだとか。
小生、何故か詰将棋解析学の2題はOKだったが、まあそれ以外はさっぱりだ。時間さえ掛ければとは思うだろうがさにあらず。指し将棋も35歳までらしいし、詰将棋作家とて似たりよったり、解図にしても寄る年波には勝てない。