詰将棋全国大会でつみき書店の宣伝をしようと制作した『夏休みの自由研究2021』は全国大会が開催中止ということでいくつかの会合で配布していただいたり、つみき書店で商品を購入してくださった方へのオマケとして配りました。これはすべて配布しきりましたのでpdfで公開しています。→コチラ
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いっこの積木(175)
第8章 短篇後期(13手~17手詰)
短編後期–詰パラでの分類だと「高等学校」にあたる作品です。将棋世界の詰将棋サロンの中・上級ですね。
いよいよ最終章。そのあとは落穂拾いです。
風みどり スマホ詰パラ2013.9.16
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詰将棋のミームは如何につながるか
優秀な詰将棋作家に独り身が多いということで、彼等の創作思想や技術が継承されないのではないかと心配する向きもいるかもしれない。
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詰将棋入門(238.1) 久留島喜内[2]
–宿題の解答–
久留島喜内 『将棋妙案』第2番
13飛の手筋一発。
同玉は13角。同香・同桂は金打まで。
41角に同玉は43飛成で一間龍に持駒金だから簡単。
42玉とぎりぎり躱して詰まなそうだが32金から左辺に追って歩1枚で詰むのが驚きだ。
収束は最長手順にはなっていない。持駒を使い果たす順が選ばれている。
これが妙手説。
現代風の本手順選定ならば73龍には91玉と逃げて93龍、92金以下の23手詰となるだろう。
「大駒2枚と手駒に歩1枚で左に追って詰む」ということでもう創作の狙いは果たしたということなのだろう。
一人暮らし互助会を作ったら?
先日青森のKさんが「一人暮らしだから突然死しても誰も気づかない」という話をしていた。 続きを読む 一人暮らし互助会を作ったら?
詰将棋入門(238) 久留島喜内[1]
久留島喜内 『将棋妙案』第1番
三代伊藤宗看・伊藤看寿の『将棋無双』『将棋図巧』は門脇版『詰むや詰まざるや』のお陰で全貌を知ることができる。同じ時代の久留島喜内の作品は『将棋妙案』『橘仙貼璧』という作品集の名前は知っていてもその内容はなかなか知ることができなかった。
マイナビの『図式全集 将棋妙案 橘仙貼壁』の発行は非常にありがたい。
この1番は初心向けの11手詰。
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三手詰祭5について
詰将棋創作チョー入門の今回の課題は変化が1つはある三手詰。
そんなの当たり前のことでわざわざ課題にするほどのことではないではないかといぶかしく思っていられる方がいらっしゃることだろう。
理由は二つ。
- チョー入門課題であること
- 前回の三手詰祭4では変化がない作品が20近くあったこと
というわけで今回はフツーに三手詰を作ればほぼ課題に合致するのでした。
明日はお休み
詰将棋つくってみたの締切の関係で、土日と更新しましたので、明日の月曜はお休みです。
久しぶりに高坂さんに会える予定。
詰将棋つくってみた(129) 課題27:講評
Judge:池田俊哉
優秀作
第12問 ミーナ
正解
24銀、14玉、15銀、13玉、35馬、12玉、
23飛成、同玉、24銀、12玉、13銀成、21玉、
12角、11玉、44馬、33歩、同馬、同飛、
22成銀、同玉、33歩成、12玉、22飛、11玉、
21飛成、同玉、32銀不成、11玉、12歩、同玉、
23銀成、21玉、22とまで33手詰
17馬を世に出す35銀の繰り替えから最後に22に消える銀の動きが楽しい。ミニ煙ではあるが33歩成の形はあまり見たことがなくちょっと新鮮な印象。32歩はなくても同じ手順となるようだが、あえて移動合としたあたりにもこだわりが感じられて感心。
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謎のピアノ
卒業式の前日に卒業生だけで最後の練習をした後、学年主任のS先生が話をしていた。
合唱練習をした直後だったので、そのときピアノは舞台の中央に置いてあった。つまりS先生の真後ろだ。
舞台の上にはS先生が一人だけ。
生徒は皆静かにS先生の最後の話を聴いていた。
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