詰将棋の用語を増やしたいと思っている。
言葉がないということは概念がないということで、詰将棋を語る概念をもっと増やしたいと思うのだ。
巨椋鴻之介が「禁じられた遊び」の中で、いくつかの新しい言葉を提起している。
その一つが「フォルム(forme)」だ。
詰将棋の時間軸上にさまざまな手(出来事)が描き出すカタチを、とくにそれが快感を与えるか否かという見地から見る場合、フォルムという語を用いる。
初形の駒配置を2次元の世界観でとらえたのが「好形」という言葉であるが、3次元方向(現実の世界では時間軸は4次元だけれど)で捉える。
これまでの言葉では「(手順)構成」とか「ストーリー」という表現しかなかったが、「快感」に特化した用語が「フォルム」というわけだ。
しかし、この言葉、いまだパラの解説などで見たことがない。
そのうち院で使ってみようかと思っている。
引用だけでは終わっては何なので、私の作った新しい言葉も一つ披露しておこう。
たくぼん家のトイレットペーパーフォルダー—意味は本家を参照のこと
あ、全然私が作った言葉ではありませんでした。失礼しました。
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皆さん是非、詰パラの短評で使って下さい。
多分大学院しか採用されないでしょうが・・・
ちょっと短評に使うには長いですかね。
略して「たくトイフォ」。
これぢゃ、ますます意味わかんないか。
でも、小説などを書いていてリアル感だすには専門用語。
その業界だけに通じる符牒をとりいれることだそうです。
将来詰将棋界を舞台にした小説を書くためにも、まず詰将棋界に専門用語を増やさねば。