前回、初心者の頃に必ず講師の先生に出題される3手詰を取り上げた。
初心者によく出題される詰将棋の出典は渡瀬莊治郎の「待宵」であることが多い。
今回は「待宵」から一挙8題紹介する。
いずれも初心者向きの短手数作品なので、紹介ではなく出題形式でだそう。ヒントとして手数を添える。
解答は最後に。
渡瀬莊治郎 待宵 第1番 1866
7手詰
渡瀬莊治郎 待宵 第2番 1866
5手詰
渡瀬莊治郎 待宵 第4番 1866
7手詰
渡瀬莊治郎 待宵 第5番 1866
7手詰
渡瀬莊治郎 待宵 第8番 1866
5手詰
渡瀬莊治郎 待宵 第19番 1866
7手詰
渡瀬莊治郎 待宵 第29番 1866
13手詰
渡瀬莊治郎 待宵 第31番 1866
9手詰
渡瀬莊治郎 待宵 第1番 1866
2手省略した5手詰を子どもの頃は原★先生の作品と思い込んでいた。
渡瀬莊治郎 待宵 第2番 1866
この筋もいくつぐらい類作が発表されていることだろう。
渡瀬莊治郎 待宵 第4番 1866
3手目も必ず初心者向きの詰将棋の本には1局は載っている筋。
渡瀬莊治郎 待宵 第5番 1866
形も手順も綺麗で、こういう作品を1作は残したいもの。
渡瀬莊治郎 待宵 第8番 1866
24歩、35桂を攻方34銀の1枚に代えた図もよくみる。
渡瀬莊治郎 待宵 第19番 1866
これは豪快な傑作。
渡瀬莊治郎 待宵 第29番 1866
北原義治も似た図を作っていたような記憶がある。
渡瀬莊治郎 待宵 第31番 1866
打歩詰打開の好例としてなくてはならない作品。93龍の原型消去。
「待宵」に興味を持たれた方は次の情報にアクセスしてみるとよいろう。
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