「1_詰将棋」カテゴリーアーカイブ

詰パラ3月号

表紙

ちょっと前にtwitterで「攻方最短ルール」について議論されていたようだ。
オイラは仕事や仕事で忙殺されていた時期なので読み損ねた。
この玉手箱では「攻方最短ルール」について書いていたかなぁとみてみたら書いていなかった。→詰将棋のルール
「攻方最短ルール」は作品の許容範囲を拡大する為の創作の為の補助ルールであろう。
例えば、この作品のように最後22金でなく、13金~22金としても詰むのを許容する為のルールだ。
迂回手順の存在を許容することも出来る。
では迂回手順の解答は不正解かというと、これは作者側を援助する為のルールだから解答者側に不利にする必要はない。正解とするべきだと思う。

で、twitterでは、どんな議論が展開されたんだろう?

大学院 撰題の言葉

3.11について今まで撰題でも解説でも一切触れなかった。
あえて、触れなかった。
しかし、1年たったので、ちょっとだけ意識した文章を書いた。

なんで唐突に重苦しい文章が登場したと思われたかなぁ。

ただ、気負いすぎて嘘を書いてしまった。

「わたしもあなたも100年後には間違いなく、ここにはいない」

パラの読者はオイラの様な老頭児だけでなく、若い子もいることを忘れていた。
例えば、福太郎君は100年後でもぴんぴんしていそうだ。

そこで、上の文章は次のように訂正して頂きたい。

「わたしもあなたも1000年後には間違いなく、ここにはいない」

これくらい余裕を見ておけば大丈夫だろう。

大学院

先月号も力作でしたが、今月号も充実しています。

馬屋原さんの作品はオイラの好みど真ん中。
そんなに難しくないし。

新ヶ江さんの作品はタイトル「渚にて」を覚えている方もいるでしょう。
そう、氏が中学生の頃のネタです。

こちらは歩が足りなくなったりするかもしれません。かなりの難解作。

作者は30年以上温めてきた作品です。どうかおつきあいください。

詰アルプス作品展

おぉ、井上さんの作品はやさ院の○○特集の時にとつば付けとこうと思っていた作品。
し、しくじった~。

赤羽作はなぜ8番に配置されてるんだろう。
あ、修正図だから?
綺麗ですねぇ。

全国大会に、赤羽さんの作品集は間に合うのだろうか。
楽しみです。

日めくり詰め将棋カレンダー2013作品募集のお知らせ

今年はちゃんとパラで宣伝している。
よかったよかった。

あ、締切が3月31日。

皆様、投稿お忘れなく。よろしく願い致します。

Twitter / @propara: 詰将棋の作り方について

twitterで若島正さんがつぶやいた「詰将棋の作り方」。忘れないようにメモメモ。

詰将棋の作り方について、その1。子供のころに初めて読んだ詰将棋本、北村研一の作品集に、詰将棋創作法が書いてあった。そこで憶えているのは、「平行移動法」。真似をして作ろうと思っても、何もできなかった。今思えば当たり前か。

引用元: Twitter / @propara: 詰将棋の作り方について、その1。子供のころに初めて読 ….

詰将棋の作り方その2。『盤上のパラダイス』で、詰将棋はどうやって作るんですかという当時中学生だったKくんのお便りを紹介した。そしてつい最近、ある詰将棋ファンと話をしていて、そのKくんは現在朝日新聞社にいることを知った。今でも詰将棋作っているんだろうか……。

引用元: Twitter / @propara: 詰将棋の作り方その2。『盤上のパラダイス』で、詰将棋 ….

詰将棋の作り方その3。コンピュータに詰将棋を作らせたいと考えている方から質問を受けた。作るときは逆算ですか、それとも正算ですか? 答えようのない質問で、もちろん、どちらでもない。それはどちらも、詰将棋作家なら誰でも持っている技術にすぎないから。

引用元: Twitter / @propara: 詰将棋の作り方その3。コンピュータに詰将棋を作らせた ….

詰将棋の作り方その4。実は、詰将棋を作ることは難しいことではなく、どんなものだって詰将棋になる。早い話が、頭金まで1手詰でも、定義上は詰将棋である。要するに、作っている人間にとって、それが作っておもろいかおもろくないか、というそのことしかない。

引用元: Twitter / @propara: 詰将棋の作り方その4。実は、詰将棋を作ることは難しい ….

詰将棋の作り方その5。技術はあくまでも技術でしかない。「推敲」というのも難しいところで、駒を減らす努力とかを強調しすぎると技術論に陥る。それよりも、やりたいことをやりたいようにやるのがいいし、たぶん詰将棋はそういうところがいちばん大切。

引用元: Twitter / @propara: 詰将棋の作り方その5。技術はあくまでも技術でしかない ….

詰将棋の作り方その6。当然ながら、過去にどのような作品があったかを見ておくことが必要だ。解いてみて、並べてみて、これおもろいなー、と思うかどうか。こんなのを自分でも作ってみたい、というのが、詰将棋を作るようになる最大のきっかけ。

引用元: Twitter / @propara: 詰将棋の作り方その6。当然ながら、過去にどのような作 ….

詰将棋の作り方その7。つねに高望みをすること。たとえば、飛を捨てる作品を作っているときに、もう1枚角も捨てたい、と考えるとそれだけで跳ぶバーの高さが上がる。こちらからみてつまらない詰将棋というものは、たいてい、何も欲望していないように見える作品である。

引用元: Twitter / @propara: 詰将棋の作り方その7。つねに高望みをすること。たとえ ….

詰将棋の作り方その8。新しい作品を作るときには、つねに自分の頭をリセットしてチャラにすること。「作風」とかにこだわることほど、自分を狭めるものはない。そういう癖のようなものは、放っておいても、知らないうちに作品のどこかに出てしまうものだから。

引用元: Twitter / @propara: 詰将棋の作り方その8。新しい作品を作るときには、つね ….

詰将棋の作り方その9。妄想をたくましくすること。結局はこれに尽きるのかもしれない。そんなうまい手順が成立するわけないよ、と思っても、実は理屈として無理なものを除けばたいてい成立するものである。要するに、そういう一見ありえないような夢を見ることができるかどうかだ。

引用元: Twitter / @propara: 詰将棋の作り方その9。妄想をたくましくすること。結局 ….

詰将棋の作り方その10。作り方が具体的に教えられるのは、前例がたくさんあって、ユニットを組み立てればできるようなものである。わたしは詰パラ会員になった頃、田中至氏の「煙詰の作り方」を読んで、ふーん、こうすれば煙詰が作れるのか、と感心したものだ。作り始めは誰でも人真似がしたくなる。

引用元: Twitter / @propara: 詰将棋の作り方その10。作り方が具体的に教えられるの ….

と、ここまで作業して、こういうのは加藤さんがもうやってくれているかなと思ってみてみたら、ちゃんとまとめてあった。
……せっかく手間かけたので、このままうpします。

この玉手箱にも一応「詰将棋の作り方」についてのテキストはある。
以前は加藤さんトコからもリンクしてもらっていたのだけれど、内容が古くなったり、リンク切れがあるから削除されちゃったみたいだ。
そのうち、書き直そうかな。

解答選手権 今年も参加します

解答選手権、今年も参加します。

今年も参加するだけですけど(^^)

みなさんも一緒に遊びましょう。
今年こそ、後半戦1題も解けないのではないか…という緊張感がたまりません。
今年は前半戦もボロボロになってしまうのでないかというドキドキ感も非日常性を満喫できます。
しょうがないから女流棋士の横顔眺めていようという寂寥感を味わうもまた一興。

Problem Paradise@propara

解答選手権、チャンピオン戦東京会場の申し込みがすでに25名ほどになっている。
まだ締め切りまで1ヵ月以上ありますが、そういう事情ですので、参加予定の方はどうか早めにお申し込みを
(大阪会場の出足はスローです)。

引用元: Twitter / @propara: 解答選手権、チャンピオン戦東京会場の申し込みがすでに ….

申し込みはお早めに。

ところで、一般戦は今年も裏方をお手伝いしたいと思いますが、東京会場で良いのでしょうか。
それとも東京は人材豊富だから、どこか近場で詰将棋人口がまばらな所に応援に行きましょうか。

一番星へのラブコール

12月号「やさしい大学院」の原稿を書いている時、「縦並びの香剥がし趣向の元祖は黒川一郎さんの【松虫】」と書こうとして思いとどまった。

慥かにオイラが知っている中では黒川一郎【松虫】(将棋浪曼集#29)が一番古いが、他にもあるかもしれない。
桑原、久留島を探してみて見つからないのは確認した。
いやだがしかし、まだ他にもあるかもしれない。確信は持てぬ。

そこで思い出したのが、磯田さんがかつてパラに連載した「詰将棋一番星」。
詰パラ1979年9月号に次のように始まった。

探してみると、3章1節4項に「D趣向(遠打、鋸、連取り……)」とある。
これだ!

欣喜雀躍して頁をめくる。
「数回」とあるけれど、実際には数年にわたる連載になった。

が、

なんと連取りの前の「鋸」の項で連載が終わっているではありませんか。

かくして、12月号の「やさ院」の香剥がし特集に黒川一郎の名前は登場しなかったのでありました。

ところで、その「詰将棋一番星」が30年の星霜を経てwebに復活。
なんと嬉しいニュースであった事でしょう。

でも、「支度中」の看板がずっとかかったままではないですか。
はやく、オープンしてください。プリーズ!!

将棋世界 2001詰将棋サロン年間優秀作品選考会号

多少ネタバレになりますが、かまわないかな?

  • 最優秀作、いい作品ですね。この初形で○○○が邪魔駒とは見えないものなぁ。
    受賞者の写真や言葉も載っていて、いい感じです。
  • 谷川賞の佐藤和義さん、おめでとうございます。
    佐藤さんとは昨年から仕事の関係で頻繁に顔を合わせる機会が増えたのですが、遠距離電車通勤になったお陰で創作が絶好調。
    連日新作をみせてくれ、毎回悩まされます。大学院の検討協力者の一人でもあります。オイラも嬉しいです。
  • 妻木さん9年連続最多入選ですか。凄いとしかいいようがないですね。
    近将にも毎月だしていたし。そろそろ作品集ですかね。もうすぐ退職したら、ますます活発な創作活動を展開する予定なのかな。
    オマケ:今月の作品、35年くらい前に見せて貰った記憶があります。今月の方が難しかった。ということは姉妹作なのか。それとも改作?ただの勘違いかも。
  • 北浜賞。おめでとうございます。>○○さん
    本当は最優秀作が欲しかったのだろうから、むしろ悔しがっていますか?
    作家の目から見たらまさに理想的な仕上がりの作品ですね。
    作品集も楽しみにしています。

詰パラ2月号

表紙

なるほど、確かに表紙は難しすぎない方が良いのかもしれない。
でも易しければ良いというわけではない。
易しくて、しかも新作の価値があり、形も良いとなれば、これはかなり難度の高い創作課題だ。
本作を見て、思い出した作品を貼り付けておこう。

詰棋校

詰将棋の会合の高年齢化が嘆かれて久しいが、こうやって詰将棋学校に並べられた面々をみてみると、結構若々しい作者が溢れている。
一方で三輪さんや利波さんみたいに復活組も元気だし、現代はなかなか芳醇な時代なのではなかろうか。
必要とされているのは、新しいテーマであるような気がする。

大学院

待望の吉田京平さんの作品を選ぶ事が出来た。
作品のカテゴリーはちょっと期待していたものとは違っていたのだけれど、久しぶりのテーマであるとも云える。
今月は駒数順の撰題なので、解くのは安武さんの作品の方が易しいかもしれない。
難しい所は1カ所だけだった記憶がある。
記憶があるなんて、いい加減なと思われるかもしれないが、撰題を決めたのは半年以上も前の事なんです。
なので、パラに載る頃にはすっかり手順も忘れていて、解答者の皆さんと一緒にもう一度考えたりしております。はい。
こういうのってオイラだけかなぁ。案外、みなさん同じようなものではないのかしら??

ともあれ、今月も大学院は面白いので是非是非挑戦を!
そして解答をください!!

「たま研」発足記念詰将棋

おぉ、すごいメンバーが集結していますね。
仕事じゃなければ行きたかったなぁ。
小林さんはホテルもとっての参加と言うから流石だ。

おぉ担当が飯尾さん!
でも作品だしてないではないか。
はやく大学院に作品ください。>飯尾さん

あれ、隣の詰備会にも利波さんの作品が…。
もう年内には同人入りする勢いですね。

リレー随筆

…おじさんにはついていけません。

名作解析

なんだかタイトルと少しずつずれているような気がしますけど、面白いからいいか。
でも、今月は図面が一つもないのが不満。

詰将棋感動物語

大学院2011年10月号の真島作が話題になっている。
図面と作意をもう一度だして欲しかったなぁ。
そうそう、柿木でも簡単には解けないんですよねぇ。
それで撰題時期が随分遅くなってしまったのでした。

ハの変化などバッサリザックリはしょってしまった。
あそこだけでまじめに解説したら数頁かかってしまうのだもの。

そうか。水上編集長に電話するという手があるのか。

ちなみにその水上編集長は、オイラにメールしてきました(^^)。
今度から直接オイラにメールしてくださいませ>吉村さん

D級順位戦

ダントツの成績でC級にあがった谷本治男さん。
入選6回だがかなりのベテラン。
昨年の全国大会でお会いする事が出来た。
7手詰を2作発表しているがいずれも記憶に残る作品。
近将に発表した作品も良かったのだけれど余詰だったか。
とにかく、これからの活躍が楽しみ。

詰パラ 1月号

表紙

これは見事な作品。
金子さんでなくても再投稿するでしょう。
可愛くて仕方ない孫娘みたいな作品。

詰将棋学校

1月号は解答者数も増える月だ。でも昨年よりもっと増やして景気よく新年を始めたい。
それに新しい解答者も増やしたい。

そういう担当者の期待を背負った作品がたくさん展示されている。

大学院は不成の第一人者岡本眞一郎さんがトップバッター。
ずいぶん前に投稿頂いたのだが、トップバッターに起用したかったので撰題が遅くなった。
申し訳ありません。
そして、昨年も1月号に登場頂いた山崎健さん。
これはみるからに楽しいカラクリが解答意欲をそそりますね。

お、大学に吉村達也さんが登場している。
懐かしいです。

おぉ、短大の若島正さんの作品は見た事あるぞ。
→これだけで、ヒントになる人にはなってしまうかも。

小学校。
ベテランからすっごく若い人までバラエティに富んだ撰題。いいなぁ。
今年はがんばって解答送りますね>石川先生
(本当は作品送りたいんですけど…)

短期段位認定特別懸賞

「短期」って今回だけでしょ?
ま、いいけど。
毎回、この出題陣は楽しみだ。

今回も、金田秀信!谷川浩司!!岡田敏!!!と豪華。
岡田さんは表4で特別懸賞にもでている。
すごすぎです。

この催し、水上編集長の作品も見られるので好きです。

全邦釘さん結婚祝賀詰

結婚、おめでとうございます。

全さんとは「全詰将棋の杜」の頃から長いおつきあい。
いまもtwitterでもfacebookでもよくお見かけするので身近に感じます。
でも、直接お会いした事はないんだよな。

また鋭い短編をみせて欲しいなぁ。

おや、祝賀詰が盤面曲詰とは親切な。
解かなくてもいいじゃん。

大学院結果稿

「ここ数年でもっとも難解」と評された真島隆志作を解説する為に、いつもより5割増しの6頁。
それでも紛れや変化はほとんど切り捨てざるを得なかった。

解説もメインテーマのところのみ。

実際には解説にも書いたとおり、主題が終わってからの方が難しいのだけれどバッサリ切り捨てた。
変化ハをちらっと見るだけでも片鱗は感じて貰えるはず。

誤解者がでた部分の紛れは記述するようにしているのだけれど、今回は主題を過ぎてからの誤解者はいなかったのです。
(無解者だけ)


やさ院 作品募集

詰パラのメインである「詰将棋学校」は1月から5月までが前期、7月から11月までが後期です。
夏休みと冬休みの6月号と12月号では長篇だけれどとても易しい作品を出題する「やさ院」を開設しています。

昨年の6月開設の「やさ院」から、例題+出題3作という形式でやっています。

下は昨年12月号の見本です。この時のテーマは「香剥がし」でした。

次のやさ院は6月号ですが、テーマは「連取り」です。
現在、例題と出題作2作が集まっています。
例題は銀の連取り。出題作は杏の連取りと金の連取りです。

あと、1作、枠が残っています。

みなさん、ご協力ください。

  • 出題作2作はかなり気合い入っちゃっていますので、すごくやさしい作品が欲しいです。
  • できたら銀、金、香以外が理想ですが、これはかぶっても問題ないです。
  • とにかく、「解いてみたい!」と思わせるような連取り作品を待っています。

投稿は kazemidori+in@gmail.com もしくは編集部へ


詰パラ大学院2011年下半期

7月号

8月号

9月号

10月号

11月号

11月号の採点集計も終わったので、あらためて下半期の作品を一覧にして並べてみた。

いやぁ~、なんと素晴らしい作品が並んだ事か。

親バカでなく充実した作品群だと思うのだが如何に。

作家の皆様に感謝、感謝である。
そして作家陣に創作意欲を点火する解答者の皆様にも勿論感謝である。

一人でにやにやしながら楽しんでいたのだが、もったいなくなったので公開してしまおう。
(パラ読者でない方は、是非今年から購読を!)


撰題の言葉への反応

先日、見知らぬIDの方から、次のようなメールを頂いた。
別に個人的な内容ではないので、全文公開してしまおう。

「『現代詰将棋』活性化及び未来に届けるに関する一考察」 

-「2011パラ11月号、奉納「詰額」を訪ねて漫遊する」に寄せて- 

この度、門脇さん努力により「四百人一局集」は詰将棋文化の継承が四百年と謂うのを意識しました 
奉納「詰額」を訪ねて漫遊するという案には、後人への継承をより楽しくする切掛けになるでしょう 
その奉納作品を決定するに当たり、如何にして候補作を決めればよいか! その決める方法は? 

案件については、年間の発表の全ての発表作の中より、各部門ベストテンを順位と共に決め大賞を選別します 
手段としては、各支部例会にて全発表作品を年間表彰顕彰の対象とし、全支部投票の按分にて決定します 

 彩棋会(札幌)    詰とうほく(仙台)  詰工房(東京)    長野会(松本)   
 駿棋会(静岡)    香龍会(名古屋)   創棋会(大阪)    詰備会・詰陽会(岡山) 
 詰四会(松山)    九州G (博多)     棋楽会(東大阪)   ACT(京都)  他 

詰将棋文化を未来永劫に残すのは、他に詰将棋年鑑と云う手元で見えるものとしても、良いのでは!  
詰将棋全国大会での承認を得て、「年間ベストテン年鑑」の名を著して毎年、全詰連より臨時発行します  
(著作権は全日本詰将棋連盟の権利とし、その売上は全て月刊詰将棋パラダイスに/「詰額」奉納の補助金とします)
全作品の発表が全て整った処で、3月から各支部例会にて候補作を推薦し貰い、各順位付けの決定を5月に取纏め 
5・6月に全詰連及び詰将棋全国大会実行役員により全支部の総計を集計します  
  
 詰将棋全国大会にて、各部門年間ベストテン10作を発表・表彰(看寿賞とは別に)します 
大賞作品を全国大会後、大会近くの神社へ奉納し、順次全国奉納「詰額」していきます 
また大賞には例えば「諸兄賞」などと冠して、価値を高め讃額に華を添えると云うのも如何なモノでしょう 
 
著作権については発表紙事前了承を得て置く必要有るでしょう、まぁ作者には年鑑贈与で了承を得うるとして 
顕彰及び著作権料としては、年鑑の1部を譲与(都合にて半額とかに為るかもしれない)可能であればします 
巻頭或 末尾に各支部例会の推薦人名簿を附記すれば、参画意識として或る程度の部数は事前に見込めるでしょうか 
波及効果として各支部の活性化及び増会を促進、若人の参加、亦 多くの発言の機会が設けられれば尚よし 
古今 和算家の算額を巡る旅とも併せて「全国讃額マップ」等作成すれば、対象も増え少しは盛り上がるやも 

  
- 年鑑抱えて 諸国漫遊 詰額の旅 -  
                              2011NOV                                      
草案 閑雲野鶴関雲長 

一読、なぜこの文章をオイラに?と理解できなかったが、よく見たら「2011パラ11月号、奉納「詰額」を訪ねて漫遊する」に寄せてとちゃんと説明が書いてあった。
そういえば11月号の撰題の言葉で「詰額」って言葉造った記憶がある。
撰題の言葉を書くのは9月の末頃なので、イイカゲンな私は何を書いたかあらかた忘れている。
それでぴんとこなかった。

しかし、刺身のツマのような撰題の言葉でも、このような反応があると嬉しい。
解答の端にちらっと書いてくれる方もいて楽しく読んでいます。
結果稿の中にはなかなか反映できないのですが。

「詰額」の話は、11月号院10深和敬斗さんの【浪漫飛行】の作者感想に触発されて思いついた事です。
これについては2月号の解説まで中身は秘密という事にします。

年間ベストテンとか詰将棋年鑑の話は要望がありますよねぇ。
私も構想は持っていますが、それはまたあとで書こうかな。

この構想が実現化し始めたのは嬉しい限り。
現在、2010年と2011年をまとめた「この詰2012」の編集作業が進んでおり、来年の7月、全国大会で発売予定です。

オイラも1本、原稿を書いても良い事になっているのだけれど、まだ霞のような状況。
「この詰2010」に掲載された「超短編における中合対策の研究」と同様に、このブログでの連載を纏め直して投稿する予定。
来年、がんばろう。