いったいどれだけ『駒と人生』から引用すれば気が済むのか……あと1作、これだけ許してください。
詰将棋入門(119)で柏川悦夫の4枚の金を捨てる軽趣向作を取り上げました。
実は『駒と人生』にはあの作品と対をなす可愛らしい作品があるんです。
でも、いくらなんでも『駒と人生』からの引用が多すぎる。自粛しよう!
と思っていたのですが、その後詰将棋雑談(43)を書きました。
もうこれはこの作品を紹介する流れでなくてなんでしょう。
というわけで今日はこの作品を並べましょう。
易しいので、もし初見の方は解いてみることをお薦めします。
柏川悦夫『駒と人生』第9番 詰パラ1957.2
どうですか。こちらは銀4枚がすべて消える(すべて32銀成だったら凄いですが)趣向です。
金4枚の第74番とならべて飾りたい可愛らしい作品です。