初見のときはあっさり解けたのに、暫くしてもう一度解こうとしたら、なぜか嵌まってなかなか解けなかった。
こういうことありますよね。
これは脳の性能が常に一定ではなくて、調子が良かったり悪かったり、いろいろな要因で変動するものだということだと思います。
夜中にうんうん唸って考えても全然歯が立たなかったのに、翌朝考えてみたらあっさり解けてしまうこともありますよね。
これは眠っている間に脳が考えてくれているんだとオイラは考えています。昔からいいアイデアは馬に乗っているときや布団の中、トイレで思いつくと言われています。
若島正もバスでうとうとしたときに「地獄変」を完成させたと書いています。
オイラも教育実習で翌朝に指導案を提出しないと授業をさせてもらえないという切羽詰まった状況に陥ったとき、でも夜中に幾ら考えてもうまい案が見いだせない。そうだ、眠っている間に考えてみようと寝たことがあります。ちゃんと朝起きたら、すらすらと書けました。
短大から大学手数の詰将棋はもっとも難しいですよね。普段だらだら詰パラを観ていても全然解けません。
ところが詰将棋解答選手権の会場だと、不思議に解けてしまうことがあります。これもあるあるでしょう?
これはカンニングしているわけではないのに、同じ会場でツヨツヨの方達が真剣に考えているので、その思考がオイラの脳に跳び込んできてしまうということではないかと疑っています。もしくは活発に活動する沢山の脳に刺激されてオイラの脳にも何らかの刺激がきているのではないかと。
違いますかね?