第10回三手詰祭
  結果発表 (その3)

なんせ100題もありますから、解答者からの★を1個でもとるだけでも大変です。集める人はたくさん集めてしまいますからね~。


第31問 あああああ

正解 93角、\(\cases{
同飛(93角を取る)、58銀引\\
47玉(47銀を取る)、58角\\
67玉(67角を取る)、66角成}\)  まで3手詰
ここで
93角を取る、58銀引
47銀を取る、58角
67角を取る、66角成
が巡回している。

作者 第9回三手詰祭第4問のsprings氏作を見て、「捨てる」だけでなく「取られる」のもZilahiに含むことを知ったので、試しに作ってみました。強引な双玉作ですが、全体の駒数を少なく出来たのでOKかなと思っています。

Zilahi を主張するのなら67玉の変化があってもいいのかな?★★

奥鳥羽生 十二箇所 角をいずれに 迷い箸
スサヒドーパーアライ いずれの変化の詰ませ方も楽しめました。
新井大輔 紛れに一通りはまってから93角にきづく。
まつきち 2択だがシンプルかつ巧く処理されている印象。
空 貴人 角を13から打つとなぜダメか、または、間駒に対しては、など、意外と考え甲斐のある面白い作品と感じた。
占魚亭 58銀引を実現するために受方43飛の睨みを外す(アンピン)。定番ではあるけど、最遠打である所が良いですね。
あああああ 自作。テーマに気付いてもらえるだろうか。

短評でZilahiに言及した方は皆無ですね。67玉の変化が原因だと思います。
この図は素直に26飛配置にして67角を削ってしまうのはどうでしょう。

(追記)
cyclic Zilahi なので、これで良いそうです。失礼しました。

第32問 negitarou

正解 64銀、66玉、44角成まで3手詰

星1つゲット。2手目66玉ですと、最終手が成生非限定になってしまうので、作意は2手目同香に設定するのがベターかと思います。詰上りの遊び駒は2手目66玉が一番少ないので気持ちは分かります。★

新井大輔 馬2枚の利きは強力。
奥鳥羽生 戦略は 長距離砲を 活かすべく
まつきち 取っても逃げても44角成というのはちょっと味気ない。
あああああ いわゆる「すっぽ抜け」のような形。捨駒なので少しやりづらい。
ぎょうざパン 退路への捨て駒が良いですね。取らないときの透かし詰も気持ち良い形です。
占魚亭 2手目同香が作意だと思うのだけど、銀成で詰ます54玉の方が個人的には好み。

第33問 奥鳥羽生

正解 45角、同角、17龍まで3手詰

作者 ☖36角→47馬案(☗96龍)は、一路遠くなるも初手龍王手即取りをさけ当図に。

☗98龍の間違いですね。初手92龍は同馬で全然駄目なので少しでも紛れを、ということでしょうか。★

新井大輔 角にぶつけて角打ち。
まつきち 45角が焦点の限定打。
せら 角の利きを切る限定打。
あああああ 角に角をぶつける形の遠打。
占魚亭 角で角を釣って有効合を防ぐ。
不特定少数 34番と飛角の役割を入れ替えているだけなのにこっちの方が妙に気に入った。

第34問 奥鳥羽生

正解 63飛、同飛、31馬まで3手詰

作者 ☖62飛→71飛案は、一路遠くなるも初手馬王手即取りをさけ当図に。

第33問と対称的な図。作者の悩みも同じ。面白いですね。

新井大輔 33番とセットですね。
占魚亭 飛で飛を釣って有効合を防ぐ。
まつきち 飛頭にぶつける63飛はゴツンと音のするような一手。
あああああ こちらは飛に飛をぶつける形の遠打。いい感じの距離感。

第35問 風みどり

正解 33香、同角、23桂まで3手詰

実は43飛を23飛に動かしても成立します。しかし、別の作品として発表する勇気はありませんでした。

新井大輔 持駒を使いきる応手。
まつきち 33香が必修の焦点打。
奥鳥羽生 三段目 飛角焦点 香の一
占魚亭 焦点に打って打診(その1)。
あああああ 焦点への一撃。キレイに収まっている。

第36問 風みどり

正解 47香、同角成、42香まで3手詰

変化にしか働かない92角の存在感。

新井大輔 遠くから、近くから。
奥鳥羽生 七段目 飛角焦点 香の二や
占魚亭 焦点に打って打診(その2)。
あああああ 焦点への一撃。長短の対比が良い
まつきち 飛角の交点への捨駒を遠打で表現。

第37問 風みどり

正解 28香、同馬、22香まで3手詰

変化にしか働かない99飛の威風堂々たる姿。

せら 盤面を広く使っている。
あああああ 焦点への一撃。最大距離。
奥鳥羽生 八段目 飛角焦点 香の三
新井大輔 これも36番とセットですね。
まつきち 前問よりさらに一歩遠くから。
スサヒドーパーアライ 一連の遠打→短打シリーズではこれが一番好きでした。
占魚亭 焦点に打って打診(その3)。Corner-to-corner(91飛成)の方を作意にしたい気もする。

第38問 新井大輔

正解 37角、同香不成、28龍まで3手詰

作者 駒余り回避の香成らずが狙い。49龍は、29飛か金合で逃れ。

58龍を働かせるために邪魔な48角を捨てるのはわかりやすいですが、2手目同角成や同香成では49龍で駒余り。したがって同香不成と49龍に39金合を用意するのが正解でした。星一つゲット。★

スサヒドーパーアライ 紛れがほしいです。
あああああ 協力詰みたいな香不成。
奥鳥羽生 被害減 玉よりと金 守りきり
せら 39に利かせる香生がうまい。
不特定少数 香を成っては4九龍で駒余り。
まつきち 49龍の紛れも良い。作意は香生の好防。
占魚亭 攻方龍のラインを開く。2手目香生がいい感じ。
新井大輔 39角合の紛れを残しておくべきだったか?(作者)

角の配置は初手49龍の余詰防ぎ。37に2枚玉方の利きが必要なのか……と考えてたら、桂不成の変同も追加する改悪図を思いつきました。

第39問 スサヒドーパーアライ

正解 15歩、24玉、33馬まで3手詰

作者 軽い初手に意外性を感じてもらえれば成功です。

本作のウリは初手32馬の紛れです。15に桂馬の効きが現れるとはうっかりします。

占魚亭 誘い手不足かな。
あああああ 歩突きが全然見えなかった。
新井大輔 初手32馬の逃れ筋が面白い。
奥鳥羽生 柔らかに 歩突きで逃げを 防ぎたり
まつきち 突歩から馬寄りの詰上り。いい感触です。

第40問 スサヒドーパーアライ

正解 63飛成、同角、34龍まで3手詰

作者 駒数を減らすためだけの双玉です。2手目45玉の変化も見ていただければ。

53飛成の方が有利に見える形で63飛成が快感です。星をゲットしました。★

新井大輔 大駒3枚は強力。
あああああ 手順前後は厳禁。
まつきち 53飛成では詰まないのが面白い。
占魚亭 44龍を決め手にするため、飛で受方角を釣る。
奥鳥羽生 先兵を いずれにするや ちと迷い
不特定少数 6五とに狙いをつけて6三に成る。

575が流行の兆し?

第41問 看空

正解 57馬、同馬、46飛打まで3手詰

往年の五手詰を思い出させる極超短編での駒取り!星4つを集めました。★★★★

あああああ ピン!ピン!ピン!
松崎一郎 まじっすかぁ、駒取りっ!
新井大輔 逆王手となる駒取りは盲点。
奥鳥羽生 気にせずに 王手応酬 スリリング
まつきち 露骨な初手が盲点。詰上りは面白い。
占魚亭 駒取りに意外性はないけど、悪くはない。
スサヒドーパーアライ 意外な初手。45玉の変化も楽しめました。
不特定少数 意表の初手駒取り。逆王手がかかるのでやりにくい。
ぎょうざパン 三手詰で初手駒取りは驚きです。逆王手にもなるのでこの手は指しづらいですね
空 貴人 駒を取る流れに意外性を感じたし、45玉と飛を取られたとき、35馬がなぜか見えにくく感じた。作意手順では、57に玉方の馬がいるのに対し、変化手順では攻め方の玉がいるから、錯覚してしまうのかなぁ、と、作意手順と変化手順の混同について考えるところがあった。

第42問 negitarou

正解 53角成、45玉、67角まで3手詰

変化を増やすのは良いのですが「この変化は余詰があるから作意では無い」といった詮索を増やすのは余り好きではありません。詰将棋は解答者を楽しませるのが正統派だと思うので。

新井大輔 広そうで捕まる。
占魚亭 どこへ逃げても両王手。
奥鳥羽生 馬作り 五四金を 守るべし
不特定少数 無防備図式。角二枚が限定移動。
あああああ 逃げ方によって上下に開き分ける。
スサヒドーパーアライ 3手目が色々ありすぎて作意を読み取れているか不安。
まつきち 2手目どこに逃げても角引きで決まるのは良い。初手を妙手に出来ればいいのだが。

第43問 ルイ399世

正解 33金、24玉、23銀成まで3手詰

24から13への逃走路をどう制圧するかという問題でした。考えてみれば当然手ばかり。★

あああああ 右上へ右上へ右上へ。
まつきち 金銀の連続ソッポが好印象。
奥鳥羽生 格言や 斜めに使え 金銀は
新井大輔 へばりつくような金銀の動きがユニーク。
占魚亭 気持ちのいいバッテリー連続解放。動く方向が統一されている所も良いですね。

第44問 新井大輔

正解 42馬、同馬、64銀まで3手詰

作者 銀の限定移動が狙い。初手のバッテリー開放が多少の紛れでしょうか。

紛れがないので易しいですが、敵さんの馬を近づけて銀は外方の流れがとてもキレイです。駒数も少なく好感を集めて星2つゲットです。★★

奥鳥羽生 馬銀の 連係プレイ 馬無力
せら 先に64銀は25合が利く。
まつきち 馬筋をずらせてから開き王手。
あああああ 馬をずらせば銀の射程に入る。
スサヒドーパーアライ 馬を遮れる位置にずらしておく。
不特定少数 銀で防げるように馬筋をずらす。
占魚亭 バッテリーを開く前に下準備。かっこいい銀の盾。
ミーナ まず空き王手したくなる。85馬なら詰むが、25桂の限定合で逃れ。そぎ落とされた配置は教科書のよう。

第45問 ルイ399世

正解 33桂、同角、14角まで3手詰

52桂の意味はなんだったっけ? 多分大人の事情です。

新井大輔 焦点の桂捨て。
まつきち 素朴な焦点打。
あああああ 桂馬一発で痺れる。
奥鳥羽生 桂配置 作意主張の 作者の意
占魚亭 焦点に打って受方飛のラインを塞ぐ。

「第10回三手詰祭
  結果発表 (その3)」への5件のフィードバック

  1. 45問 2手目同飛は52角成でも52とでも詰みます。
    52桂はこちらが変化で、作意と区別するためだと思います。

    ところで、43問は3手目不成でも詰みます。
    できれば消しておきたいが…

    1. #45
      制作依頼者が自動採点にしたいということで変同を減らしたのです。ご慧眼の通り。

      #41
      15とだけではダメでしたか。42歩を配置して修正図としたいと思います。

  2. 一つご質問なのですが、風みどりさんの作品(第37問)で玉方の駒が馬なのですが、パッと見では角でも問題なさそうな気がしました。
    第36では、玉方の駒が角なので何となく不思議に思いました。

    馬でないと余詰があるのでしょうか?

    1. 第36番の時点では成生非限定は気にしていなかったのですが、第37番を作っていたときには「そうだ非限定をなくしておこう」という気になったのでしょう……多分。

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