いっこの積木(22)

『いっこの積木』は風みどりの詰将棋作品集としてまとめる予定です。

第2章 50手詰以上

世間的には長手数カテゴリーですが、オイラの作品は超ヤサシイので是非解いて、感想を聞かせてください。
第1章の次に長手数を持ってきたのは手塚治虫「火の鳥」のパクりです。

風みどり 「習作3」 詰パラ 2005.2.1

  • 感想を貰えたら喜びます。
  • その感想は作品集に収録させていただく可能性があります。
  • 正解はこの下にあります。
  • 正解を見ての感想でも歓迎です。

飛の遠打による五月晴型の歩の連取りの基本形に飛打飛合をちょびっとオプションでつけ加えてみましたという図。
五月晴型の歩の消去は玉方の手数伸ばしなので歩を消さないこともできる。
なので、実はある筋の歩は残しておいた方が手数が伸びるという筋を狙ったのだが、全然無理だった。
それは収束をどの歩がどのように残っていても詰み、かつある筋の歩があるときのみ手数が伸びて別の詰み方をするというように作れば良いのだが、いかんせん駒が足りない・駒を置く場所もない。
敗因は上部の配置にあるのは明らかだ。
角金銀銀桂香香香も無駄に使ってしまっている。三段も使って。
これらの駒はもちろん趣向手順を成立させるための配置だ。
何も考えずに解ける単純な手順だが成立させるためには次の条件を満たす必要がある。

  1. 15玉に対し13飛、24玉の変化は詰まなければいけない。
  2. 15玉に対し13飛、14飛、16歩、24玉は詰んではいけない。
  3. 24玉に対しては94飛(等)、15玉、16歩以外の詰みはない。

もっと作図技術が向上して少ない駒でかつ二段くらいで条件を満たすことができたら改作に挑戦してみるかもしれない。(絶対やらないなコイツ)

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