年末で決算が近付いたのでちょっと計算してみたら、古書店部門の成績が芳しくない。
幾つかの取引を調べてみたが、どうもいまのところ赤字。この4年間で17件の買取をしてきたが、いつか全部調べてみようかな。
原因は明らかだ。買取価格のオイラの見積りが甘かった。
古書店がどのくらいの原価率で買取をしているかは知らないが、今までの経験から販売価格の10%ぐらいが相場ではないかとみている。これは直ぐに売れるという本だったら50%ぐらいまでいくかもしれぬ。
つみき書店は「これはすぐ売れるはず」という本にはA評価で70%だしていた。自分が持っていなかったら絶対買うなという本。そして、値段によっては買うなという本にはB評価の50%。
そしてA評価をつけた本にはそれなりの値付けをするので、A評価をつけた本のうち1冊でも売れ残ってしまうとトータルで赤字ということになってしまうのだ。(持ってなかったらどんな値段でも買う本なのになぁ!?)
つみき書店に古書を売ってくれた方も赤字になってしまったら心苦しいだろうと思うので、これからはちょっと厳しめに査定をしなくてはいけないと思った。
煙草臭の消臭作業などめんどうで本当に辛い作業なので古書店部門は正直なところやめたいのだが、つみき書店の設立趣旨からすると意義のあることだと思うので続けることは続けるつもり。
でも赤字にはならない程度にします。それと喫煙者の蔵書はお断りします。やっぱり。
Tweet