10月15日若島さんのtweetがあった。
『この詰』の購入申し込みを、山中龍雄さんからいただいた。30数年間、詰将棋から離れていたとのこと。『この詰』が強烈な刺激になって、復活されることを熱烈希望。
— Problem Paradise (@propara) October 14, 2011
なぜこれがニュースかという事を若い人のために書いておく。
山中龍雄さんは作品集を1冊出している。
そして、この本に山田修司さんが文を寄せている。
「中篇、趣向長篇などにも多くの傑作を残しており…」とある。
さらに奥付には鶴田編集主幹がこう書いてある。
これは期待が高まるではないか。
当時、高校生だった私ははやく第2集がでないかとワクワクして待った。
そして30年。
(こんなに続巻を待ち続けているのは士郎正宗の「アップルシード」ぐらいだ)
山中龍雄作品集–短編百局– より数局紹介しよう。
これ、私も持ってます。良い選題ですね。#79は例の筋ですが、私の調べたところではこれが4局目の作例です。
捨駒を基本にして動かさないといけないので、玉方の方が難しそうに思えるんですが、なぜか攻方よりうんと多いんですよ。知っている範囲では13局あります。攻方は3局。気合いを入れて調べればもう少しあるのかも。
ごめんなさい。
金子さんのコメントどういうわけかスパム扱いされていたのを気付きませんでした。
手順の作例を調べるって大変ですよね。一体どうやって探すのですか?
そういえば金子さんの最近の発表作にありましたっけ。
そのために調べたのですね。
攻方って伊藤正さんの作品のような?
それは作品にするのが難しそうに思えます。
三連休なので、夜更かし。(^^;
書いたこと忘れてました。すみません。
手順の作例はtumebaseで調べています。手順検索で「***,同銀,***,同銀,***,同銀」というような感じ。#79のように3回以上連続で動く作品ならヒットします。それを抽出して、回転するヤツを探すという地味な作業です。(笑)
私のは銀の回転はないです。つくられすぎているので。
攻方銀は、伊藤さんの他、北原さんと波崎さんにあります。北原作(パラ1956/01)は凄いですよ。何しろ主題じゃなくて添え物ですから。