このブログの歴史(2)

コンテンツ

当時はブログという言葉はなかった。
ホームページといったりしたが、当時はホームページとはブラウザが最初に開く頁のことだと教わった。
まぁ、とにかく、中身をつくらなくてはいけない。次の3本柱を考えた。

  • 自作集
  • リンク集
  • 掲示板

自作集

人のふんどしだけで相撲をとるわけにはいかないから、まず自作を100題ならべた。(と思う)

期間限定でお見せする。⇒ 旧・風みどりの玉手箱

ところで七郎さん、タイムトライアル用にいただいた馬鋸。
いま編集している「Limit7(仮題)」に収録してもよろしいでしょうか?

リンク集

これが集客のメインだった。
自作集はほとんど動きのない頁だから一度みたら終わりだ。

何度もお客を集めるのはリンク集だと思った。

そこで当時は数少なかった詰将棋関連のサイトを検索して、見所や更新状況を書いた。
全部、手作業だ。

というのは嘘で、excelで管理したものをawkでhtmlにしていた。
それでもほとんど手作業と言っていいのではないか。

これは当時、役に立ったのではないかと思う。

データが2つだけ残っていた。 ⇒ 2001年3月 2003年8月

その後、アンテナのサービスが生まれ、リンク集の使命は終わった。
現在はそれぞれがRSSリーダーを使っているだろう。

そして加藤さんの詰将棋メモがある。

掲示板

こだわったのは画像の貼れる掲示板。
交流の場として掲示板は必要だと思った。

この掲示板は楽しかった。

いくつか懐かしい文章を拾ってみよう。

HP を開設いたしました 安武利太[2007/11/12,00:04:21] 初めまして、安武利太と申します。このたび「詰将棋五十音図」という、あぶり出し曲詰専門のHPを開設いたしました。興味のある方はぜひ一度お越しいただければと思います。なお、勝手ながらリンクを貼らせていただきましたのでご了解ください。どうぞよろしくお願いいたします。

今も継続されいますね。詰工房報告楽しみにしています。

いい案ありませんか 名無し [2007/08/22,11:12:32] 駒不足ですが、この図ももう少し逆算したいです

馬鋸部分で馬詰さんの作品と同じ迂回順があります。収束は浦野さんの作品と同じになります。オリジナリティは全くありませんね

こんな大作も時には貼られました。

うはっ! 首猛夫 [2007/08/23,09:37:25] これって、既に記録を超えている・・・・。奔馬型は、馬詰さんとも話したことがある形ですが。実に効率よく手数を稼ぎます。もちろんわたくしには、とても力の及ばない世界ですが、すごいなあ。
こういった、条件作はあくまで条件(煙詰だとか長手数だとか)を狙ったところがあると思う。もちろん、詰将棋は芸術的な側面があるので、独創性や美しさを大事にしたい。しかし、いろいろな詰将棋を合体させて、それで条件が更新されれば、条件という点で、クリアーされている。それで存在価値があるというものではなかろうか。例えば、ミクロコスモスのほとんどをパクって、それでミクロコスモスを2手更新すれば、それが歴史に残る。もちろん原作者の独創性や努力に対しても敬意を払うべきだと思うが条件作とはそういった、背景が常にある。おそらく、わたくしとコンピュータとの検討によれば、本作には余詰がなさそうだが、そうすると、煙詰の長手数記録更新ということになりそれはそれで快挙ではなかろうか?それとも、既存のものを組み合わせるとだめ(新作として認められない?)なのかな?
わたくしは拍手したいが、どうなんでしょう?

首さんも当時はお元気でした。

91手詰 手しぼり感覚 [2007/07/07,22:08:45] 久しぶりに作品を投稿します。
ありふれた趣向で新作というのは厳しいと思いますが、宜しければ感想を聞かせてください。m(_ _)m

本名はどなただったのでしょうか。

無題 小林尚樹 [2006/02/11,14:30:18] これも手数だけは短大です。捨駒がほとんどありませんし妙手もありませんが、手の感触は結構気に入っています。形は・・・私にはこれ以上どうしようもありませんでした。
次こそ短いのを頑張ります。

現在では小林〇樹と言えばこの方、と話題の小林さんも登場していました。

当時は掲示板での図面貼り付けは、発表ではなく仲間内で未完成図を見せ合って意見を求めるといった感覚でした。
上の作品も、そのような取り扱いでお願いいたします。

過去のデータを眺めていたら、時間がいくらあっても足りやしない。
まだ続く!

「このブログの歴史(2)」への3件のフィードバック

    1. おぉ、パラ大学院担当をしていた時、作品を待望していた吉田さん!
      掲示板にはとっくの昔に作品送ってくれていたんだ。
      そうだったんだー!

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