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詰将棋メモはチェックしているのだが、おもちゃ箱はすぐ迷子になってしまい敬遠気味。
そこで、山崎健さんの作品へのリストをメモしておく。

ノート追記

昨日の「ノート」–純四桂詰作品集覧– にさっそくコメント・メッセージで漏れている作品をご教授頂いた。このスピード感はやみつきになりますな。

まずは戸田さんからコメントを頂いた「将棋殺人事件」。
買ったのは慥かなので本棚を探してみたけれど、見つからない。
そこで小林さんからメールが届いた。

詰研会報83号のシンガエ論考をスキャンしましたので、送ります。
若島さんが作り直した、赤沢真冬の最新作(竹本健治「将棋殺人事件」)は見つかりませんでした。

文庫本買ったんだけど、捨てちゃったかなあ。
若島さんの巻末解説はとても良かったので、そこだけでもぜひ読むべきです。

・・・数時間後・・・・
本は見つからなかったけれど、若島作の図面は発見しました。
2009年の看寿賞選考で、谷川作の後半15手ほどがほぼ同じなので比較していたのでした。
この2作を比べるのも興味深いかと・・・。

数時間も探してくれてありがとう。
(私は30分であきらめました)

若島正(原作:赤沢真冬?)

谷川浩司 将棋世界2009-05

続いて浦野先生から教えて頂いた作品。

中田章道 「駒の詩」#71 (1983)

年賀状で使った作品のようです。

次にドリーさんからの指摘。

最後に岡村さんからの指摘。

墨江酔人作(近将1988・5、99手)の全駒作品は、発表時期や手順の比較から、七條兼三作(パラ1987・7、43手)の歩なし全駒作品を逆算し直したもの、というところでしょうか。
付け加えた52歩成の処で余詰(63飛)が生じてしまったのは、創作にありがちな落とし穴ですね。

墨江酔人も七條兼三も同一人物です。(念のため)

七條兼三 詰パラ1987-07

最後の2作はT-Baseの検索でなぜひっかからなかったか謎です。

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これが「死刑の宣告」。
この作品は作者不明なのでしたっけ?
そんなことないよなぁ。

そして詰上がりのインパクトを極限まで追求した作品が出現。
「純四桂詰」というジャンルを生み出した。

そして純四桂詰で記憶にあるのは次の作品。
他にあったら教えてください。

初刑全駒配置を実現したのが次の2作。

「将棋墨酔」#91
ただし今回柿木先生に調べて貰ったら、81手目52歩成の所、63飛で余詰と出た。
熱心家は検証してください。

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伊藤看寿 図巧#83

一往復44手

  1. 51歩
  2. 31歩
  3. 22歩
  4. 12歩
  5. 13桂
  6. 収束

 

黒川一郎 竹生島

一往復 60手!前後

  1. 74と消去
  2. 95桂
  3. 96香
  4. 97歩/87と→97と
  5. 97と
  6. 88と/78と→88と
  7. 88と
  8. 79と
  9. 69桂配置

 

相馬康幸 風神

一往復 54手

  1. 51歩等々
  2. 71歩
  3. 81歩
  4. 82桂
  5. 92歩
  6. 93桂
  7. 89と→79と消去
  8. 98と→88と消去
  9. 97桂
  10. 88桂配置

図巧#83の系譜で他に重要な作品あったら教えてください。