詰むや詰まざるや 将棋無双/将棋図巧
伊藤宗看・看寿 門脇芳雄解説 平凡社 東洋文庫282 1975.12.19
Tweet詰パラ1月号に大橋光一さんが「図巧#93の正しい作意はこうだ」という内容の説を発表した。
以前、ご自身のサイトである「詰将棋博物館」でこの説を発表した際にもちょっとだけ反応した記憶があるのだが、
詰将棋を創る立場でみれば、直感的にあり得ないと一蹴したい内容だ。
あれから数年、いよいよ賛同者や新たな事実が発見されて詰パラに正式発表となったのかと驚いた。
で、「賛同者の方の意見が聞きたい」と書いたのだけれど、反応は0。
反対意見の方からはメールを1通頂いた。
詰パラ2月号が届き、読者サロンに反論がどっさり載るのではないかとちょっと期待したのだけれど、こちらも反応なし。
このまま静かに無視しちゃう流れなのかなと思っていたら、意外な所に反論が出た。
詰将棋の散歩道第25回 [将棋図巧第93番は偽作意作品] 大橋光一
【管理人コメント】
異例なことですが、上記の論考に対する異論を書きます。大橋説の掲載後ほぼ1か月、ここまで異論が発表されず、このままでは大橋説が異論を挟む余地のない、正しい説として広がっていきかねないと考えました。知らない仲でもない大橋さんに公開の形で異議を唱えるのは心苦しいものがありますが、あえて書いておきます。
とりあえず、ちゃんとした反論が公になって、よかったよかった。
でも、磯田さん、ちゃんとパラで反論してくださいな。
なかなか、あの頁をわざわざ読みに行きませんよ。
下の方に、管理人コメントがあるなんてうっかりしたら気付かない所でした。