風みどりの詰将棋と関係ない話(35)  句読点について

縦書きだったら悩むことはない。
句点は「。」で、読点は「、」だ。

ところがつみき書店の本は横書きだ。
するといろいろなパターンがある。

大きく分けて次の3通りだ。

  • 「。」と「、」
  • 「。」と「,」
  • 「.」と「,」

実際には,と.の半角(1byte)/全角(2byte)もあるが、それは無視。
(半角の「。」と「、」は\(\LaTeX\)ではエラーになるので、原稿書いてくださる皆さんは極力使わないようにお願いします。)

家にある横書きの本を何冊かみてみたら、コンピュータ関係の本は意外にも「。」と「、」が多かった。数学関係の本はたいてい「.」と「,」だ。

つみき書店の本は真ん中の「。」と「,」を使っている。
「。」は2byte文字で「,」は1byte文字だ。
理由はあるのだが、見た目も悪くないと思っている。

『すなどけい』では実験的に巻末の會場さんの解説だけ「、」を使ってみた。
するとやはり間延びしているように見える。

\(\LaTeX\)ではなくInDesignなら調整することも出来るだろうが、図面と棋譜の正確さはやはり\(\LaTeX\)の大きな利点だ。

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