つづきです!
第21問 奥鳥羽生
正解 47飛、同馬、29飛まで3手詰
ギリギリ端で耐えている玉。
29飛の開き王手では26歩合で凌がれます。
守りの要、48馬の利きをずらす47飛が妙手です。37合では26への利きが止まるのでやはり29飛まで。
27合は同飛引で両王手ですので無意味です。
57飛ですと同馬で29飛に35馬と角を抜かれて詰みません。
25銀は2手目26銀と移動合したときに同飛引で詰ますと同時に、最終手23飛成を消しています。★★
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まつきち 47飛が至妙の限定打。
占魚亭 気持ちのいい下段引き。
negitarou 馬の利きをずらす飛車打ち。
keima82 限定打の意味付けが面白いですね。遠すぎると35の角を抜かれるのはなかなか見えない。
第22問 風みどり
正解 45金、同桂、63銀成まで3手詰
結局もっともシンプルに仕上げました。モデルメイトになっています。★
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占魚亭 シャープな銀ソッポ。
keima82 逃げ道封鎖からのそっぽ銀成
空貴人 詰上がりの対照性が面白い。
奥鳥羽生 上を閉じ 後はソッポへ サヨウナラ
まつきち 攻方勢力が強いので、最終手の意外性はさほどでもないか
第23問 negitarou
正解 63桂、同飛、31龍まで3手詰
なんとか龍を捨てられないかと考えた末に、平凡な63桂で詰みでした。
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占魚亭 龍の通り道を開ける。
奥鳥羽生 香務め 活かして桂は 左側
まつきち いささか紛れ不足でしょうか。
keima82 普通に☗63桂が見えず大苦戦。
第24問 奥鳥羽生
正解 46飛、同飛、14角まで3手詰
間駒なら96角をみた限定打です。最小駒数での成立を狙っています。★★★★
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松崎一郎 応手次第で角は右へも左へも。
空貴人 42合にどうしようか、かなり悩んだ。
keima82 読まなくても焦点に捨てたくなる詰将棋脳。
まつきち 焦点の捨駒。昔良く見た筋だが、今見ても面白い。
negitarou 飛車の焦点打!、「6九角」が左右に展開するのが好きです。
占魚亭 焦点に打って応手を問う。同飛の場合は利き逸らし、同角の場合は利き遮断。
第25問 井頭桜花
正解 35角成、同飛、14飛まで3手詰
14飛までで詰みのようですが、生駒の弱点で24歩合、同飛、35玉とすり抜けます。
さきに35を埋めておくのが正解でした。★
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keima82 捨て合を許さない。
negitarou 3手目の感触が好きです。
まつきち 一度はやってみたいこの詰上り。
占魚亭 35地点を塞いで24合の筋を防ぐ。
奥鳥羽生 上押さえ 角のアシスト 飛のゴール
第26問 井頭桜花
正解 22桂成、同馬、23桂不成まで3手詰
16香を解放するためには桂を2枚とも動かす必要がある。なので初手22桂成は必然手なのだが、23馬と配置することにより、「わざわざとれる23馬を動かしてから23桂不成」という取らず手筋(ウムノフ)の演出になっている。★★
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ぎょうざパン 駒を取らずに空跳ねが正解。
まつきち 取れる駒を取らない展開に好感。
奥鳥羽生 ウマそうな ウマを外して ウマを跳び
占魚亭 両王手狙い(パート5)。馬で取るしかない。
keima82 ☗23桂不成は詰将棋的には考えないので、初手1択。
第27問 井頭桜花
正解 21角成、同玉、42銀成まで3手詰
12番と17番を組合わせたような作品。「特訓」では10局以上の投稿を求めているから、一気に作ろうとすると似たような発想が出てくるのは当然のこと。専門誌に投稿する場合は、その中から一番優れた表現を選べばよいということだ。書家が同じ文字をいくつも書くのと似ているかも。
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keima82 ☗23角成には桂合を用意。
奥鳥羽生 角を捨て 角銀香を 活かしけり
まつきち 41香が強力で最終手の意外性が薄れる。
占魚亭 連続開き王手。43の駒が銀である必要はないと思うけど、対子が狙いかな?
第28問 井頭桜花
正解 21角成、同玉、33桂不成まで3手詰
ほぼ紛れなし・変化なし。両王手は応手を限定させることを学ばせる教材という感じか。
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奥鳥羽生 桂馬殿 後は任すと 角先に
占魚亭 11龍・31馬の配置は重いなぁ。
まつきち 守備陣はここまで強力にしないとダメですか。
keima82 ☖31歩、☖11香でも問題として成立しているのでは?(☖34銀も不要?) 出題図は守りが固すぎるので両王手しかないとわかってしまう。
たしかにもっと軽い形で創る方が良かったかもしれませんね。
第29問 奥鳥羽生
正解 15龍、同玉、13桂成まで3手詰
攻めの主役は2筋の龍・香ではなく、ポツンと離れていた55飛だった。★
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ぎょうざパン 狭い所に滑り込む龍。
まつきち 鮮やかなフィニッシュ。
占魚亭 縦から横へバッテリー交代。
keima82 縦じゃなくて横の空き王手でした。
negitarou 玉をおびき寄せる「1五龍」が好手!、なかなか気付けませんでした。
第30問 風みどり
正解 64馬、同玉、44龍まで3手詰
基本の両王手。配置は色々考えられるので試行錯誤するしかありません。★★
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まつきち 初手は抜群の感触。
川石隆志 困った時の大駒・焦点捨て。
奥鳥羽生 逃げ延びし 刹那の安堵 夢と消え
占魚亭 焦点に捨てて応手を問う。作意は開き王手の方かな?
keima82 大駒がたくさんあるときはとりあえず効きの交点に捨てると大体当たる説。
ダラダラ長くてすみません!また明日。
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【第25問】の初手ですが、3五角成です。
細かい指摘、すいません。
ご指摘ありがとうございます。直しました!
(気づいてはいたのですが、お直すの忘れてました)