新・パソコン奮戦記(4) 

今日はこの風ぐるま誌に掲載された作品を棋譜ファイルにしたデータを整理する。

柿木将棋で開いてみると……

作者名ははいっている。
発表誌に発表年月まで記載されていて、発表年月は空欄。
手数も空欄。
手順に「詰み」が入っていない。

script01.awkとscripti02.awkを組合わせれば良さそうだ。
棋譜ファイルをエディタで開いてみよう。

KIFファイルなのに中身はまるでKI2ファイルだ。
そうだった柿木将棋は拡張子はあまり気にせずに読み込めるのだった。

「MAKE」というのは初めて見た。
これを目印に「詰み」を入れれば良いだろう。

発表誌:風ぐるま 1951年12月号 P.0

という行はspaceを区切りとすると2つ目のフィールドがそのまま発表年月に使えそうだ。
しかし、2000局近くもあるが、全部同じ形式だと良いが色々なパターンがあると厄介だ。
まずは確認しよう。

そこで「発表誌:」の行だけを取り出すスクリプトをまず書いた。

最後のNFはフィールド数。3でない所があったら、形式が異なるファイルが混じっている可能性がある。

これくらい直接コマンドで打ち込んで良さそうなのだが、文字コードの関係だろうかエラーが出てしまう。

そこでわざわざファイルにして上のように実行した。
出力を.csvにしたのは、結果を確認するのにexcelで読み込もうという魂胆だ。

特にsortをしたり、関数を書いて調べるまでもなく、大丈夫だった。

安心してスクリプトを書く。
次のようになった。

手数を数えるのに▲と△の数を数えている。
「手数:」の行だけ最後に出力されてしまうが、あとで一括して書き換えれば問題ないことは前回で実証済だ。

出力先の空フォルダを用意して……

実行した。

結果は次のように綺麗になった。

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