私は手元に近代将棋のバックナンバーを1冊も持っていないが、最近特典小冊子に近将発表時の解説を採録できるのは国会図書館のお陰だ。
まだ知らない方もいるようなので簡単に紹介する。
まずは https://dl.ndl.go.jp/ に接続する。
上の図はもう自動的にログインしている画面だ。
最初だけはなにやら登録する必要があったと思うが、もうずいぶん前のことなので忘れてしまった。
でもねんきんネットにもログインできない私ができたのだがら、簡単だ。
そして検索窓に「角建逸」といれて検索ボタンをクリックする。
図のように一瞬で99件が検索される。マジ速い。
右下に注目。
【国立国会図書館内限定】とあるのは、永田町霞ヶ関の国会図書館にまで足を伸ばさなければ読めない資料ということだ。
でも上の【送信サービスで閲覧可能】とあるのは、今すぐに読めるということなのである。
早速「近代将棋1988年3月号」を見てみよう。
【∨全4件の該当箇所】をクリックして、【89コマ】を選択する。
検索ワードの「角建逸」が3ヶ所印まで付いて一目瞭然だ。
印がジャマだという方は右下のアイコンをクリックすると消える。
マウスのホイールボタンで拡大も簡単。
「近代将棋」は色の付いた紙に印刷されているので読みにくい、という方は右からメニューを引っ張り出してきて、【画像調整】をクリックするとよい。
【白黒にする】をチェックして、明るさとコントラストを適当に調整すればこんな感じ。
ついでに必要な所だけ切り抜いている。
印刷することも可能。
こんな注意事項が出てくる。
【印刷用ファイルを開く】をクリックすると……
上のような表示がでるので【PDFファイルを開く】でPDFが得られるので、それを自宅のプリンタで印刷可能だ。
ただし、図のように印刷した人の名前が追加される。
(小泉潔は風みどりの本名)
さてこれで山田修司の「名局リバイバル」も読めるし
「将棋月報」だって読めるということだ。
利用しない手はない。
細かい話ですが、国会図書館を霞が関にある、というのは、ちょっと無理がある気が。
所在地も駅も、永田町になるので。
永田町なんですね。
亀有からは千代田線なので霞ヶ関駅の次の国会議事堂前駅から歩きになります。