「迷宮の鱗舞スケルツォ」解答発表(中編)

rinbu12

続きです。

これで2枚馬が連結して玉を追う準備が完成。

もちろん、64馬といく。

rinbu13

25歩が浮いている。
そしていかにもな飛車と銀の配置。

34銀、同玉、24飛、35玉
は自然な指し手。

rinbu14

 

これで45馬といける。

 

rinbu15

 

次の指し手も自然な手だ。

37歩からと金と交換して次図。

rinbu16

57銀があるので46馬とできない。

この銀を動かすのに桂馬が必要。

そこで47金、同玉、37馬、65銀と

桂馬を入手。

rinbu17

同玉だと。

rinbu18

55馬、74玉、44飛ともう1枚桂馬を入手。

rinbu19

64馬から75桂として、75の地点を埋める。

rinbu20

同成桂に95桂ともう1枚使えば94玉、84銀成で次図。

あとは簡単だ。

rinbu21

したがって、65銀には45玉とかわすのが正解。

rinbu22

44桂と57銀がよく守っていて容易でない。

55馬とすると、

36玉、に48桂と57銀の移動を図るも

同銀生で以下続かない。

rinbu23

打開する妙手が56銀だ。

rinbu24

同桂は飛車の横効きが通るので46歩~47桂~64銀成以下。

同玉にさらに48桂と打つ。

rinbu25

やはり同銀生だが、46馬から追い込めるのが先程と違う所。

次の手は簡単だ。

rinbu26

28金から成桂と交換してさらに39桂。

rinbu27

応手は当然ながら生だ。

成ならば46馬から28馬までひっぱって簡単。

これで馬の動きを邪魔する駒はなくなった。

再び上段に押す戻すのだろう。

rinbu28

37馬~46馬~55馬と押していき、

44飛と桂馬の補充。

収束は間近か。

rinbu29

64馬83玉で次図。

rinbu30

先の変化と違い桂馬は1枚しか持っていないので、

75桂と贅沢はできない。

93歩成から82銀生と攻める。

対して83玉とふんばるのが、73馬なら94玉で打歩で逃れようとする所謂「顔面受け」。

rinbu31

 

さて73馬が駄目ならば次の手段は?

もう味の濃い所は終わり後は……。

さて、ここからはもう一息!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください