おいらが夢見る詰将棋全国大会の構想を発表します。
それは簡単に言えば温泉で一泊して24時間遊ぶ!というものです。
- 「一人で出かけるの~」という家族も連れてくれば、我々が遊んでいる間、奥さんはのんびり温泉三昧
- 夜中に店を探してうろつきまわったりしなくてすむ。寝るところがなくて放置されると言うこともない。はぐれない。
- 十分な時間がある
どうです。どうせ、大会の夜は2次会3次会と進行することが明らかなんですから、泊まってしまった方が安全でしょう。
一つの店にはいることは不可能なので、いくつかのチームに分かれることになりますが、
あのチームは今どこの店だ?と悩むこともなくなります。
初心者のためには初日の午前中に入門講座を設けるのが、やはり手だと思います。
運営を楽にするためにも大会をモジュール化し、それぞれを各団体にまかせてしまうのが良いかと思います。
では、さらに具体的なタイムテーブルを描いてみましょう。
詰将棋入門講座
初日の午前中にいくつかの入門講座を開きます。
初めての方は、午前中から参加すれば安心して午後からの大会に参加できるという配慮です。
- 詰将棋超入門 担当:詰工房
- 詰将棋の歴史 担当:創棋会
- 名作紹介 担当:香龍会
これらを3つの部屋で同時進行で行います。
内容は詰パラ読者には既知のもので十分。毎年同じ内容でもOKです。
全部、受講するには3年かかるという仕組み。
担当はもちろん思いついた順に書いただけで、こんな感じでそれぞれの団体に丸投げしてしまうと言うことです。
受付開始
いよいよ本大会がはじまります。
全体会1
ここは今までの大会と大筋は変わらなくて良いでしょう。
- 開会式
- 看寿賞表彰式等各種表彰式
- 看寿賞受賞作解説
- 解答競技1 (短時間で争う)
さらに追加できるのではないかと考えられるのは2日制を活かして
- 解答競技2 握り詰コンクール (解答募集にしてしまう)
- 解答競技3 記念詰将棋 (多少骨のある作品も出せる)
- 創作競技 課題を出して新作を集める
これらができるのではないかと思います。
つまり解答締切が2日目の朝食時。一晩じっくり考えて勝負できます。合作も可。
夕食
これは酒を飲んでも飲まなくても各自の自由ということで未成年者も安心
分科会1 詰将棋作品集をゲット
新しい作品集をゲットすることは全国大会の大きな楽しみの一つ。
そこを拡大する。
- オークション (貴重な資料は早いもの勝ちでなく、オークション形式で争う。上手な司会者にまかせれば説明を聞いているだけで楽しい)
- フリーマーケット (新刊・既刊の販売のみならず、手作り作品集・手作りアンソロジーなどを希望者が持ち込んで販売・交換する)
- ポスターセッション (模造紙1枚分のスペースで、研究発表や会合の宣伝など自由に展示する。これも事前申込)
- フリートーク (以上に興味ない人のために盤駒を置いてあるだけの部屋も一つ)
分科会2 世界を広げるために
- チェスプロブレムの世界 担当:若島
- プルーフゲームの世界 担当:世界の橋本
- フェアリーの世界 担当:筒井
- 将棋パズルの世界 担当:高坂・中村
- 大道棋の世界
- 推理将棋の世界
分科会3 懇親会
飲み物は各自が購入して持ち込む。
つまみは大会参加費からある程度各部屋に予算をつけてもいいだろう。
たりなかったら自分たちで買う。(会場にもよるが)
- ノン・アルコールの部屋 ホスト:上田
- アルコール必須の部屋 ホスト:若島・橋本
- 同人の部屋 ホスト:近藤
- 若手新進作家の部屋 ホスト:久保
- 創作指南の部屋 ホスト:三輪
- 作品集出版相談室 ホスト:角
もちろん、どの部屋も入退自由!
朝食 答案回収
解答競技2,3、創作競技の答案を回収します。
全体会2
- 記念講演 (大きめのものを1本と)
- ミニトーク (ちょっとした小話をいくつか これらは本部が依頼)
- 創作競技作品発表
- 解答競技2作意発表
- アトラクション
- 優秀作品投票
昼食
閉会式
- 成績発表・賞品授与
- 一人一言
- 記念写真撮影
- 閉会式
呆れて(これは賛辞です)何も言えません。実に楽しそうです。
どうせなら、ゲーム、カラオケ何でもOKではどうでしょう。
ただ、暴走する人がいると困るので、セーブしてくれる人(現場監督みたいなもの。体力に自信がある人。誰がいいかな?)がいるといいでしょう。
会場は、交通の便も考慮して日光、草津、熱海あたりか?(適当)
楽しそうでしょう(^^)
参考にしたのは、昔の数教協の全国大会。
これは主にレポート発表の場ですが、つまらん内容だったら途中退室して温泉に入れたのが嬉しかった。いくつかのホテルにまたがって開催されたので、1回でいろいろなホテルの風呂には入れました。なんで今は変わってしまったんだろう。入門講座も数教協大会からのパクリです。
あとはパズル懇話会主催のパズる会を参考にしました。早解きだけでなく、じっくり問題のアイデアはパズる会からのパクリ。
一晩考えていいというのは(実力者は酒飲んだりおしゃべりに夢中だったりするから)初心者が高得点をゲットするチャンスになります。
夢のような時間というのは、チェスプロブレム世界大会の印象でしょうか。
地方開催場所が決まらない時に「天童で1泊は?」と思ったことがあります。
小さい旅館なら貸切も出来そう。
しかし予算はいかほどになるのでしょうか(^_^;)
若手よりもオジサンたちが喜びそうな企画でありますが。
全国大会ではなくて、試しにやってみたい気はしますね。
現行の大会みたいに当日に参加者数がわかるという形では無理ですね。
飛び入り参加の枠は残しておくとしても、事前に参加申込と入金してもらわなくてはいけない。
集まる人数がわかればホテルとの交渉も可能になってくると思いますが、果たして何人集まるか。
まずは杉の宿でやってみますか?ただあそこの風呂は今ひとつ魅力に欠けるんだよなぁ。