詰棋書紹介(55) 溪流


溪流 北川邦男 詰将棋研究会 1984.5.26

享年40歳。

発表作150局と未発表作から16局が収録されている。

生粋の短編作家だ。
イメージとしては森田正司をさらに切れ味鋭くヴァージョンアップした感じ。
柏川悦夫と違って短篇専門という印象だ。

したがって短編作家は北川邦男の作品群を知っておく必要があるだろう。
森田正司氏の前書きより抜粋

北川邦男氏は詰将棋界では有数の短編作家であった。とくに昭和30年代後半から40年代にかけての活躍は目覚ましく、「塚田賞」を4回も受賞し、その他の入賞も数え切れない。発表作はちょうど150局。中段玉や入玉図を主体にして、行き詰まりが云々されていた短篇の分野に新境地を拓いた。即ち、在来の手筋の組合わせに飽き足らず、限定打ちやソッポ行の奇手、捨合や移動合などの意表を衝く応手、あるいは香先香歩のような不利先打や不利合駒をはじめとする心理的妙手…………といった高級な手筋を主題にした傑作を数多く遺している。

選んだ作品は龍ソッポ三部作。

北川邦男 『溪流』第23番 詰パラ1961.1

北川邦男 『溪流』第21番 詰パラ1960.12

北川邦男 『溪流』第28番 近将1961.6

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