特別懸賞出題 「迷宮の振子」 大橋健司

「風みどりの玉手箱」でははじめての懸賞出題!
大橋健司さんの長編です。
既発表作の修正図(発表時は余詰)ですが、30年近く前の作品なので初見の方も多いことでしょうし、原図より改良された部分も大きいです。
作者名からして「解いて損はない」ことは確実ですが、タイトルにも注目してください。
そう「迷宮の…」とつけてある以上、これは作者としても自信作であることに間違いありません。
是非是非、挑戦してください。

迷宮の振

  • 手順を解答してください。
  • 短評歓迎。長評もネットだから大丈夫!
  • 解答送り先は MEIKYUAD まで
  • 解答者10名につき賞品1つだします。(先日ヤフオクで落札したばかりの「饗宴」「奇想曲を放出。もし30人集まったら、さらに1冊何か出します)
  • 締切は1か月後の10月4日

詰パラ8月号

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いまさらだけれど、ざっと読もう。

表紙

水谷さん。変化というのは6手目のことかな。
正直、あまり面白くなかったけれど、最近の表紙はこういう感じなのかもしれない。

メール解答について

毎回毎回撰題の言葉で2行使ってしまうのはつらいのだけれど、仕方ない。
毎回書かないといけないものだと諦めていた。
(新しい読者もいるはずだから)
常連の方はアドレスを登録してくれているのかと思ったら、毎回詰パラのホームページからメールソフトを起動している方も何人かいらっしゃるようだ。
何故それが分かったかというと、7月号の解答が何通か届いたから。

蛇足ですが、メール解答の宛先はgmailがお薦めです。
理由は

  • 普段使っているkazemidori@gmail.comのアカウントにkazemidori+para@gmail.comとするだけでOKだから。
    もちろん受け取った後、フォルダに振り分けるよう設定する訳です。いくつものアカウントを作ると、巡回するのが面倒ですからね。
    別アカからgmailに転送するよう設定しても良いのですが。
  • 「迷惑メールに分類しない」と設定することができる。
    gmailは迷惑メールが皆無といっていいくらい快適ですが、逆に大事なメールが届かない場合もある。
    解答や投稿が紛失しては困りますから、+paraがついているメールは迷惑メールにしないと設定していました。
    毎月、お一人でしたが、「本当はこのメール迷惑メールにするとこだったよ」と付箋が付く方がいました。なぜだかは不明ですが。
  • 自動返送メールの設定ができる。
    解答や投稿を受け取った際に、自動で「受け取りました」と返信するように設定が可能です。
    これは送った方にしてみると重要ではないでしょうか。
    もっとも、投稿メールには「のちほど風みどりからメールします」と書いてあったのですが、ほとんどしませんでした。

大学院

井上さんの作品は毎年7月号に採っていましたが、今年は事情があって8月号に…ってオイラが撰題した訳ではありませんが。
いずれにしても絶対に見逃せない作品であることは間違いないでしょう。

岡本さんは、また曲詰なのかなぁ。
いつも全国大会でお会いするのですが、途中で「もう帰らなくては」と帰られてしまう。
それくらい忙しいのに、作品もちゃんと出来上がるし、「400人1局集」に続いて「とくつめ」もとても綺麗な仕上がり。
凄いです。
そういえば毎年LPSAのカレンダーの仕事で一日遊べたのに、もうなくなってしまうのは残念ですね。

北浜八段特別懸賞

昇段、本当におめでとうございます。
1番はまだ考えていませんが、2番は前にssさんに見せて貰って、めずらしく解けました(^^)。
というのはこの収束、自分もやったことあったので、何をすればよいかは直ぐわかり、あとは順番だけだったからです。
詰将棋が解けるようになるコツは、やはり詰将棋を作ることですね。

詰備会記念作品展

豪華8作も出題されている!
そしてYYZさんが入選100回!!
おめでとうございます。というより、復活が嬉しい。ありがとうございますといいたい感じ。
ところで同人2回目?
同人室にも二つの名前で登場できるのかな?

「待宵」の原本解答

原本の解答が13銀、同桂、12金、同香、21銀成。
これ、どういう意味かよく分かりません。
しかもこれは渡瀬の解ではなく後からの補足ではないかと考えるという。
これでは「原本の解答」というタイトルと矛盾するのではないか?
「変な解答付きの本見つけました」ということなのかなぁ。

作品集の宣伝

延々5頁にわたって、すごいね。

読者サロン

「いたこニーチェ」読んでみようかしら(^^;;

詰パラ大学院担当を終えて

ついさきほど、6月号やさ院の結果稿の2校を送信し、これで3年半にわたった詰パラ大学院担当の仕事がすべて終了した。

パソコンの周りにうずたかく積まれていたパラのバックナンバーや詰棋書も本棚に片付け、解答の束も押し入れに突っ込んだ。

余詰を1題出してしまったが、なんとか無事に役割を終えることが出来て、心底ほっとしている。

そもそも、なんでオイラが大学院担当を頼まれ、それを引き受けてしまったのか。
考えてみると謎だ。

先日の全国大会で水上さんも「どうしてだろう」と言っていた。

実際、オイラは世間では短編作家だと思われている。(実は何作か長編も発表しているのだけれどね)
長編なんて門外漢だというのが公平な評価だろう。棋力も低い。解けないものを解説なんかできるのか?

たぶん、ちょうど近将がなくなったんで、暇だから頼めば引き受けるだろうぐらいのエーカゲンな考えで声をかけたら、「やる」というので、まぁいいかと水上さんはやらせてくれたんじゃないかな。

いや、いい経験をさせてもらいました。
毎月、冷や汗ものでしたが。
実力もないのに、なんでこんな仕事引き受けてしまったのだろうと後悔することもしばしば。

では何故なんとか続けることが出来たのか。
柿木先生や東大将棋、そして検討協力者のみなさんの力はもちろんだが、一番は褒めてくれる人がいたからだと思う。

佐藤和義さんは同じ職場ということもあって良く合うのですが、「大学院の解説は読みやすい。スイスイ読める」とよく褒めてもらった。
パラを隅から隅まで読みつくす熱中時代は別として、大学院は解説を読んで楽しむという人の割合が多いだろうから、そう言ってもらえるのは嬉しかった。

柳田さんにもよく褒めてもらった。
「長編の繁栄は風さんの功績だ」まで言ってもらった。
そんなもん、作家のみなさんの手柄に決まっているのに、言われて悪い気はしない。
オイラのやったことは、人に会うたびに「作品ください」とお願いしてまわったことぐらいだ。
(伊藤さんは作品くれると言ったのに、まだ届かないなぁ)

そして作家のみなさんから「丁寧に解説してくれてありがとう」という言葉もいくつかいただいた。
これも嬉しいものだ。
毎月毎月、一旦は記述した変化・紛れを結局ごっそり削除して提出ということをやっているので、いつも心苦しく思っている。それだけになおさら嬉しい。

いや実際、不安いっぱい抱えてやっているもので、ちょっとでも褒められると拡大印刷して壁に貼っておきたいくらいの気持ちになるものなのだ。例えばこんな一言も。

半期賞はしっかりした担当が選んでいる。

引用元: 平成23年度看寿賞 あーうぃ だにぇっと/ウェブリブログ.

そういえば3作半期賞にしたいというのに、「基本1作。多くても2作や」と言われたっけ。

名前をだしても問題なかろうという方だけあげましたが、本当にみなさま感謝しています。
ありがとうございました。

さて、ここからは自慢だ。
これは自分の実績だと誇れることが一つある。

それは、後任に安武翔太さんをつかまえたこと。

■その大学院の担当が安武翔太氏に交代になりました。

風さんが直接口説いただけあって申し分のない人選で、どんな解説になるのか、期待が膨らみます。

引用元: No.122 詰パラ7月号あれこれ: ベイと祭りと詰将棋.

反響はこれだけではなく、直接何人からも「妙手だ」と褒められた。
自分でも、自慢の一手だ。一石二鳥の妙手だと思っている。

一つは、オイラの解答者目線よりさらに低い長編鑑賞者目線の解説から、今度は作家目線の解説が期待できるということ。
誤解を招かぬようにあえて書くが鑑賞者目線の解説が悪いわけではない。(逆に大崎さんの後だからそういう路線がいいだろうと思ったのも引き受けた理由の一つだ)
雰囲気ががらっと変わるのが新鮮でよかろうという意味。新しい作家たちの投稿にもより優れたアドバイスが期待できる。
文章力もブログを読めば保証付き。
作家にとっても読者にとっても、最高の人材だ。

もう一つ。
かつて山崎隆さんの「大学院担当をして、作家活動によい影響を受けた」という趣旨の文章を読んだことがある。
安武さんの作家としての実力は誰もが認める所。例えば、あの煙詰!あの王さんは都をいったい何度踏むのだろう。あんな煙詰見たことない。
でもしかし、煙詰以外の長編は見せてくれないのか?
大学院担当でたくさんの投稿作を検討し、そこから自然と湧いてしまう新しいアイデア。
数年後にはバラエティに富んだ作品を連発する長編作家が誕生することになるのだ。

どうです。これは自慢してもいいでしょう。

杉の宿合宿が終わると夏休みも終了

もう何年続いているのかよくわかっていませんが、夏休みの中旬の土日に杉の宿で遊んでいます。

「年に一度、指将棋を指す日」と標榜していますが、今年は詰将棋メンバーが多かったので結局将棋さすより詰将棋解いたりおしゃべりしている時間の方が多かったです。

詰将棋メンバーは
佐藤和義さん、小林敏樹さん、角さんという常連の他に近藤さん、柳原さんという詰将棋成分が濃いゲストが来てくださいました。

楽しい話をありがとうございました。

  • 昨年のwccc以来、早く仕事やめて好きなことやって暮したい願望が日に日に強まってきています。
    具体的には仕事辞めて、時間講師で糊口をしのいで、1年間くらい浅川書店にアルバイトに雇ってもらい編集のノウハウを盗み、詰将棋専門の出版社を作りたいなということです。

    そこで少しずつ勉強したりもしているのですが、角さんの話を聞いたり、佐藤さんから時間講師の収入などをきいたりしました。

    家に帰って、給料の明細書を探してみてみました。
    ……思ったより、給料もらっているんだ。おいら。

    働き始めて以来、欲しいものは結局入手しているし、裕福度(?)はずっと変わっていないという認識を持っていたので、ちょっと驚きでした。

    死ぬまでに必要な収入額を今度計算してみなければならないようですね。
    でも、「いつ、どういう形で死ぬか」が大きな変数になりそうだけれど、みなさんどうやって計算しているのだろう。

  • みなさんネットやtwitterを細かく見ているということに吃驚しました。
    おいらも昔は頑張って巡回していたのですが、「玉手箱リンク集」を歴史的役割が終わり閉鎖し、もずさんの詰将棋アンテナや加藤さんの詰将棋メモに頼って久しくなり、特にここ数年は忙しかったこともありiPhoneで読めるtwitter周辺しか読んでいませんでした。

    で、聞くところによると、田中さんの所で、おいらと小林さんがたま研の後二人でホテルに行ったようなことが書かれているとか。誤解ですから訂正しておいてくださいね>田中さん。
    たま研の時はちと寝不足で、講義の時も少し落ちていましたが、懇親会も1次会のみで品行方正に帰宅しました。

  • 「詰将棋探検隊」はどうせ本になるだろうとタカをくくって保存していなかったのですが、いわれてみれば当たり前なのだけど、「連載と本は違う」。さらに「いつ本になるのかわからない」という問題がありました。く~~、みんな捨てちゃったよ、失敗した~。

まだまだあるのだけれど、長くなったのでこの辺で。

81puzzler で 相馬慎一 個展が開催中!

目を疑った。
(このフレーズを使うのは人生で初めてかも!)

あの相馬慎一の作品が宮原さんのブログで開催されている。

ブログ「81puzzler」

相馬慎一 個人作品展

引用元: 81puzzler | 相馬慎一 個展.

一体どうゆう経緯でこう言うことになったかも興味津々。

とりあえず、1つぐらい頑張って解かねば。

本日は詰将棋全国大会

早起きしました(^^)。

そして、加藤さんのサイトを見たら

会場では完成したばかりの作品集を全国大会に先駆けて販売。

・ 徳島新聞詰将棋好作選「とくつめ」

・ 香龍会詰将棋作品集「翼」

・ 詰将棋作品集 竹馬(ちくば) (岡本正貴、高木秀夫)

全国大会では上記に加えて次の2冊も販売予定。

・ 詰将棋解答選手権2013

・ 酒井克彦詰将棋作品集「からくり箱」

5冊とも一般書店では販売されない本なので、この機会に入手したい。

引用元: TETSUの全国大会レポート: 詰将棋全国大会.

おおお、今回は5冊も新刊が出るのですか!
もっていく荷物に鞄1個を追加しなくては!

詰パラ7月号

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表紙

利波さんの簡素図式。
さすがに手が狭いので易しい。
「最後の驚き」も予想通り。
それにしてもランダムでT-Baseを鑑賞するとは、それこそ時間がいくらあっても足りなそう。
詰将棋の研究書は楽しみだ。
東京大会を目標にぜひぜひ。

詰将棋学校

結果稿が上がり次第、今月号は解きたい気持ちが高まっている。
それにしても宮原さん小中でトリを取っている。凄い。
武島さんも3作。これも解かなくては。楽しみだ。

さらに三輪さんにいたっては4作も登場。
きっと今年の名古屋大会の解答競争にもたくさん三輪さんの難解短編が出題されるんだろうなぁ。

短大に凄いメンバーが並んでいる。

大学院新担当 安武翔太さん

新担当は、皆さんその詰将棋の実力も文章の実力もよーくご存じ、やっくんです。
口説き落とすのに結局1年半かかったなぁ。(もっとか)
とりあえず、これで大学院も安泰だっ!!

オイラの仕事もあと今書きかけの5月号の結果稿と、6月号の結果稿、そして半期賞の選定のみ。
それが終わったら、総括して、またこの玉手箱中心に遊びたいと思います。

看寿賞

長編は2作。
よしよし(^^)v
中編はどちらも楽しい作品で、やはりこういう路線、いいですよねぇ。
もりもり開発されて欲しい分野です。
中野さんも復活して欲しいです。

若島作15手についてちょっと議論らしい議論になっていますね。
もっと、やれやれ(^^;;

ともあれ、受賞者の皆様、おめでとうございます。

全国大会でお会いするのが楽しみ!

廣瀬さんは来年表彰という訳にはいかんのかな。
連絡も付かないとは可哀想すぎる!

大学院結果稿

例によって紛れはざっくりごっそり省略。
いわゆる「検討用紛れ」は鑑賞する人には不要だからだ。
しかし、創作難度という視点を評価項目に持つ人からすれば、重要かも。

詰将棋をどう評価するかは、結局はその人が詰将棋とどういう付合いをしているかによる。
だから、他人の評価眼をどうこういうのは野暮ってもんだ。

菅野哲郎さん同人入り!

こちらもおめでとうございます。
同人記念出題とかするのかな。楽しみです。
作品集も楽しみですね。こちらは、まだまだ先かぁ。

今年の杉の宿合宿

何年目になるでしょうか。
風みどりが年に一度、ユビ将棋を指すイベントです。

今年は8月17日~18日に実施します。

適当に将棋指すのと、酒を飲むのと、あ、ついたて将棋はデフォルトでやります。

詰将棋関係で参加が確定しているのは、小林敏樹さん、角建逸さん、佐藤和義さん、とオイラです。
今年はもう一人ビックゲストが参加してくれるかもしれません。

まぜて~という方は連絡ください。

詰将棋で遊びましょう