著者の信太氏は筆者と同年代の方。三重県の方で筆者は東京だから直接の面識はない。詰パラの誌上での知り合いだ。
筆者よりちょっとあとにデビューして、華々しく作品や読者サロンで活躍し、奇書『詰将棋工学母艦』(1994)を著わした。その後、龍追い長篇で1998年看寿賞を受賞。その後も時折作品を発表しているが、ここ10年は発表作がない。したがって新しい読者はご存じないかもしれない。
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詰将棋雑談(67) 離れていく馬
詰将棋入門(169)の無双26番を7手詰にしたのがいっこの積木(45)だ。
風みどり 日めくり詰め将棋カレンダー2010.8.7
自作の宣伝はともかく、この玉と馬が離れていくというアイデアを後生の作家たちはどのように実現したか。
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詰将棋創作チョー入門(37) 金頭桂でつくってみよう
三手詰祭はまたしばらくしたら開催しますが、この年末は今度こそ(?)詰将棋創作のチョー初心者の方にも参加してもらえる課題を用意しました。
今回の創作課題は金頭桂の手筋です。
○○桂、同☖、○○金までで終わる詰将棋を作ってください。
金頭桂の手筋というのはおそらく最も有名な詰将棋の手筋。
世界最古の詰将棋にもこの手筋は登場した。(詰将棋入門(15)最古の詰将棋を参照のこと)
基本形は次図。
23桂、同金、12金まで3手詰
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