読者諸賢は学園ものというとどんな作品を思い出しますか。筆者はまずは、ちばてつや『ハリスの旋風』、萩尾望都『トーマの心臓』、どおくまん『嗚呼!!花の応援団』、宮下あきら『魁!!男塾』、松井優征『暗殺教室』……いろいろありますが、今日取り上げるのはもっと学校(大学)の特徴に焦点を当てた作品です。
佐々木倫子『動物のお医者さん』
北海道大学獣医学部を舞台にした作品。これは傑作でいまも持っている。シベリアンハスキーが可愛い。
石川雅之『もやしもん』
東京農大を舞台に菌が見える主人公が活躍する……というおもしろい始まりだった。菌のデザインが可愛い。手拭も持っている。しかし、だんだん啓蒙漫画みたいになってきて挫折。ワイン篇は読んだ記憶があるから、ビール篇ぐらいかな。完結したみたいだからそのうちまとめて読むかもしれない。
山口つばさ『ブルーピリオド』
はじめは予備校漫画、上の画像の7巻から東京藝大が舞台となる。藝大の教授は変な人ばっかり。まだ未完。いまのところ続けて読んでいる。
荒川弘『銀の匙』
北海道の農業高校が舞台。楽しく読んでいたのだが、途中で挫折。なぜだかは覚えていない。完結したようなのでそのうちまとめて読むかもしれない。
絹田村子『数字であそぼ』
京都大学理学部が舞台。5巻まで読んで、もう飽きたなとつみき書店で売りに出した。
でも、売れないので6巻・7巻も読んでみようと思っている。
蛇蔵『決してマネしないでください。』
ついこの間、本棚から発掘して読んでみたら面白かったのがこのマンガ。東工大?が舞台で科学史の勉強にもなるし、恋愛もある。全3巻と短いので読みやすい。お薦めだ。
1巻に登場するのはラボアジエ、ゼンメルヴァイス、ジョン・ハンター、ニコラ・ステラ他。
2巻に登場するのは……と紹介しようかと思ったが、面倒になってきたのでやめた。
とにかく笑えるシーンが満載なので読んで見るべし!
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