読書メモ(4) りゅうおうのおしごと! 第17巻

 もう17巻か……。読むのはあっという間だけれど、書く人は膨大な時間をつぎ込んでいるのだろうな。いつも申し訳なく思っています。

 夢枕獏のキマイラを読むとよくわかるのだが、物語の中ではたいして時間が経っていないのに、実時間では数十年も経ってしまっていると、最初の頃の巻を読み直すと描写されている風俗に違和感を感じてくる。この「りゅうおうのおじごと!」も後でこの巻を読み返すと、あ~あの頃はサウナや一人キャンプが流行っていたなぁとか、猫も杓子もAI、AIでディープラーニングが上級魔法のように思われていたっけなぁ……などと懐かしく思い出すのかもしれない。その頃までオイラが生きていたらの話だけれど。

 詰将棋クラスタへのサービスとして(?)、秋葉原ラジオ会館の故七條兼三氏の噂話が登場する。作品集のタイトルは『将棋酔象』となっていた。どなたか酔象が出てくる詰将棋を作らないかな。

 それにしても、まだ小学生のあいちゃんにして「もう残された時間は少ない」らしい。この年寄には身に沁みるお言葉だ。



<追記>

18巻にはKISY師匠が登場か!? 楽しみです。

「読書メモ(4) りゅうおうのおしごと! 第17巻」への1件のフィードバック

  1. 『屁理屈に負けない!』桑原幸博著が面白かったです。詰将棋は屁理屈ではないと思うが科学でもないと思う。

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