角さんからはじまって大流行の兆しを示している私家版詰将棋解答選手権。
今日は「まともな選題」という言を信じて,馬屋原さんの初級編に挑戦します。
以下ネタバレ注意。
今度は一般戦。初級戦と違ってまともな選題をしています笑
5手〜15手 pic.twitter.com/PpRz9rziYG— あと5回で同人になるウマノコ@kisy門下 (@umanoko1525) April 7, 2020
(1) これは確かに第一感。易しくて,しかもやっていることは高級。詰将棋解答選手権ブランドにふさわしい好作です。
(2) これも作者名を伏せて出題されたら柳原裕司作と思いますね。馬屋原さん超短編もセンス抜群ですね。さすがです。
(3) おやぁ~暗雲が漂ってきたなと思ったけれど,簡単に解決。狙いはよくわかりませんでした。
(4) ものすごく時間かかりました。初手がまさかの手で(褒めてない)ずっと別の手を考えていました。初手を指してみてからはすぐに解決しましたが…。でも作意は間駒のピン外しがあまり見ない感じで面白かったです。
(5) これは波長が合って(解いたことあるのかも)すぐ解決。この収束を顔面受間駒で表現するとは成程です。
(6) 時間切れで降参です。
続いて篠田さん。
自分でも既発表作を並べて置いておこうと思ったのですが、一般戦が15手までだったのをうっかりしました・・・(しかし代わりの作はない)
>私家版詰将棋解答選手権 pic.twitter.com/a3F4093vda— math26 (@math26) April 9, 2020
(1) 多分あの筋だろうと予測しても,結局1番から盤に駒を並べて考えました。予想通りの筋でしたが配置がすっきりしていていい感じ!
(2) これは期待通りの筋で安心。玉のよろめきは昔だったら「間延び」と感じたかもしれませんが,最近はそうでもないんですよね。
(3) 2番目に時間かかりました。45,55の2枚の歩の意味を理解すれば解けそうと思いつつ44角成,25玉,26金の変化を予測して43飛とかずっと考えていました。(2枚歩意味ないじゃん)歩の意味を思いついて即解決。
(4) 25角がなければ簡単なのでこっちに捨てるのかな?だめ。じゃ,こっちか…という感じで割と簡単に解決。
(5) やっぱりココラ辺から難しくなるんですね。初手32飛はわりとすぐにあきらめたけど,初手22歩成とかずっと考えていました。諦めて(6)を片付けてから戻ってきて,やっと解決。(6)がヒントになりました。といっても8手目12玉の変化もあっさり龍を切るのが見えずにけっこう時間かかっています。収束は柏川悦夫を思い出しました。
(6) これもきっと難しいんだろうなと諦め気味に手を付けてみましたが,金合でやっぱり詰まない。まてよ,もう一路離してみたら…と試してみたら,あれれ後は簡単!変化,ちゃんと読んでいませんが。そして一路離すというのがピンときて(5)も解けてめでたしめでたし。
ただ,もしかすると時間切れだったかもしれません。
実は途中でネット通販の会員登録とかFF7のセットアップしなくてはいけなくなって(コロナ禍?)時間がわからなくなってしまいました。
我が家の妻も及川家の二女さんみたいにおりこうさんだったらよいのですが…。
ところで,この企画もtwitter上で公開しているわけですから,初出の情報も書いておいた方がよかったんじゃないでしょうか。
孫引きされたときが心配……ってそもそも作者名もわかんないのか。どうするのがいいんでしょ。
Tweet1 28桂45玉55金以下7手、将棋世界(7手詰コンクール)
2 23角同馬44飛以下9手、将棋ジャーナル
3 22角23玉13飛以下11手、将棋ジャーナル
4 34角24玉25金以下11手、将棋ジャーナル
5 11飛同玉41飛以下15手、詰パラ(ACT作品展)
6 72飛42金合41銀以下17手、詰パラ(高校)— math26 (@math26) April 12, 2020