※この連載は風みどりが1題ずつ高木秀次作品集『千早城』(1993)を読んでいくものです。
第13番 不明
いきなり飛車を取れという凄い初形。
しかも馬で取っても、龍で取っても同ととは取り返すことはできない。
これはどうやっても詰みそうだが……。
※この連載は風みどりが1題ずつ高木秀次作品集『千早城』(1993)を読んでいくものです。
いきなり飛車を取れという凄い初形。
しかも馬で取っても、龍で取っても同ととは取り返すことはできない。
これはどうやっても詰みそうだが……。
2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。
やさしい大学院を復活させます。手数はもちろん大学院ですが、ご安心あれ。どの作品も解答者フレンドリーな作品ばかりです。
「三洋堂」は軽いオープニング。
「龍馬がゆくIV」と「V」はいずれも280手台の大作ですが、1サイクルが解明できればいずれも簡単。ぜひ盤に並べて、玉方の持駒を確認してみてください。
手数が長いので、大胆な略記解答もOKです。作品側に手順前後の瑕もありますので好意的に採点します。ただし略記した場合は、手数は正確にお願いします。
それとABC評価をお忘れなく。
この連載は余詰の検討に柿木将棋をツールとして使用していきます。購入方法・インストールの仕方は第1回。基本的な使い方は第2回を参照してください。
本日は、変化・紛れの確認の仕方です。
桑原君仲の玉図から第6番を例に説明します。
続きを読む 詰将棋創作チョー入門(20) 柿木を使って作品鑑賞(4)
短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
9手詰も片付いて、いよいよ11手詰です。
昨日のエントリーで清涼詰という用語を用いた。
詰上り攻方駒2枚という趣向の作品のことだ。
このブログで用いている趣向詰の用語は詰将棋研究会『趣向詰将棋名作選』(1980)所載の森田銀杏「趣向詰将棋の分類」に寄っている。(森田銀杏とは森田正司氏の雅号)
「趣向詰将棋の分類」には詰上り攻方駒2枚の趣向は二枚詰とされている。
続きを読む 詰将棋雑談(79) 二枚詰と清涼詰
課題20:詰上り攻方駒2枚の詰将棋を作ってください。
詰上りに必要な駒は通常2枚です。詰将棋は「持駒が余らない」というのもその演出の一つですが、「ギリギリに詰ませた」という快感を提供してきました。さらにギリギリの攻方2枚で詰上げることで「無駄が無く、非常に効率的に詰めた証拠で、スカッとした気分になるはずである」(岡田敏)……というわけです。
またそろそろ逆算という作図技術についても修練していただこうという狙いもあります。創作入門者のみなさまの精進に期待します。
課題19への投稿ありがとうございました。
解釈が難しいかつ作図も難しい課題でしたが、21作も集まりました。
ありがとうございます。
今回も新しい方が登場してくれました。うれしいです。
解答で応援よろしくお願いします。
恐ろしい顔をしている作品もありますが、所詮は9手詰以内ですので何とぞ多数の解答をお願いします。
印刷用pdfつくりました⇒課題19.pdf
Tweet短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
9手詰も片付いて、いよいよ11手詰です。