「駒井めい」タグアーカイブ

詰将棋つくってみた(93) 課題19:講評

Judge:シナトラ(藤原俊雅)

 12人の作家による21作品が集まった今回の作品展は、テーマ・表現の両面で非常に多様であり、水準も高かった。「変化を利用した一桁手数」は未開拓の部分が多く残る分野のため、はっきりとした評価基準は存在しない。その影響で選評が長く、初心者向けではないものになってしまったことを謝罪する(本来批評とは簡潔かつ明瞭なものだというのが私の考えだ)。なお、文中に何度も「本手順」という表現が登場するが、これは「作意」とは異なる意味だ。本手順+変化順=作意順(作者の意図した手順全体)と考えて読んでいただきたい。また、変同利用の作品に対して鑑賞の手助けとなるように「プロブレム的表記法」を用いることがある。これは作者の意図した変化を全て並列的に書くというもので、第1番にこれを適用すれば、49金、同銀成/同銀生、38飛/57角まで、という具合になる。
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詰将棋つくってみた(91) 課題19:結果発表(前編)

課題19:変化を活用した詰将棋を作ってください。ただし手数は一桁でお願いします。

今回は8名の方から解答をいただきました。
ここのところ2桁は確保したいたのでちょっとさみしいです。

まだ解いていない方はこちらからどうぞ。

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詰将棋つくってみた(89) 課題19:解答募集

課題19への投稿ありがとうございました。
解釈が難しいかつ作図も難しい課題でしたが、21作も集まりました。
ありがとうございます。
今回も新しい方が登場してくれました。うれしいです。
解答で応援よろしくお願いします。

恐ろしい顔をしている作品もありますが、所詮は9手詰以内ですので何とぞ多数の解答をお願いします。

  • 解答募集します。解けた分だけでも送ってください。
  • 略記解答も可とします。解答強豪の方は短評だけでもOKです。
  • 解答送り先:kazemidori+kaitou@gmail.com
  • 締切り:7月16日(土)
  • 短評歓迎します
  • 賞品:1名様に粗品進呈。(小林敏樹さんにたくさん提供いただいたので多彩になりました。といっても今まで用意した粗品をコンプリートした方はまだいらっしゃいません)

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詰将棋つくってみた(88) 課題18:結果発表(講評)

Judge:馬屋原剛

総評

 32作という数には驚きましたが、楽しみながら全問解きました(数問誤解しました)。打歩打開のテーマを突き詰めた作品は少なかったものの、個性溢れる作品が多かったです。
 創作初心者には少し難しいかもしれませんが、手の持つ「意味付け」に気を配るとより良くなる作品がいくつかありました。例えば、捨て駒一つとっても、単に玉を移動させるものと、取り歩駒を呼んでくるものでは、妙味が違ってきます。注意点としては、一つの着手に複数の意味付けを持たせないようにしてください。指将棋では、複数の意味がある手は「味がよい」と言われますが、詰将棋では真逆で、その手が非効率であればあるほど不利感が生まれ好手となりやすいです。また、複数の意味付けがあると本当に伝えたいテーマが伝わりづらくなってきます。ここら辺の感覚がわかってくると創作より楽しくなってくると思います。

優秀作

第22問 やよい

正解 ▲66銀 △同と ▲65金 △同と ▲64馬 △同と
▲54金 △同と ▲44銀右不成△同と▲33桂成△35と
▲45金 △同と ▲56歩 △同と ▲95飛まで17手詰

 打歩打開という感じはしないが、「課題についてのコンクールという趣旨ではなく、あくまで詰将棋として一番好きな作品を選んでください。」というオーダーだったので本作を優秀作とする。
と金がすばしっこく駆け巡るさまは文句なしに面白い。翻弄作品は数あれど本作のように邪魔駒をバンバン捨てていく手順は相当珍しいのではないか。作者の発想の豊かさにはいつも感心させられる。駒取りもなく、95飛の1手で終わるのもよい。見事に心を掴まれてしまった。

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詰将棋つくってみた(86) 課題18:結果発表(前編)

    課題18:打歩詰の局面を打開する詰将棋を作ってください。

    32作もの大量出題。手数順で並べましたが易しい順で並べるべきだったかもしれません。(しかし客観的基準が……)
    それでも10名の解答者、ありがとうございます。

    まだ解いていない方はこちらをどうぞ。

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詰将棋つくってみた(85) 課題19:変化を活用した作品一桁手数縛り

課題19:変化を活用した詰将棋を作ってください。ただし手数は一桁でお願いします。

つみき書店の課題は、創作を志す人々に作図の切掛を提供することにあります。
Judgeの方にも「課題を如何に高度にクリアしかた」ではなく「詰将棋として好きな作品」を選んでくださるようにお願いしています。
なので毎回ゆるーい課題が多いのですが、今回の課題はかなり条件が厳しいかもしれません(あくまで当社比)。

「変化を活用」という言葉をどう解釈するか、かなり自由度があります。たくさんの応募をお待ちしています。

  • 未発表作に限ります。
  • 投稿先はkazemidori+kadai@gmail.com
  • 締切は6月29日(水)
  • Judgeはシナトラさんです

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詰将棋つくってみた(84) 課題18:解答募集

課題18への投稿ありがとうございました。
余詰等をオミットしても32作の出題です。
ものぐさなんで記録は取っていませんが、おそらく今までで最多の出題数でしょう。

Judgeの馬屋原さんは数が多くて申し訳ありませんが、これも馬屋原人気の結果ですので頑張ってください。

今回は打歩詰打開という課題。すなわち途中で打歩詰の局面が登場します。
比較的楽しめる作品が多いのでほっとしています。
是非多くの解答応募をお待ちしています。

また新しい作者が増えたのがとてもうれしいです。
余詰のため初登場が適わなかった方もいらっしゃいます。
是非次回も投稿をお待ちしています。

  • 解答募集します。解けた分だけでも送ってください。
  • 略記解答も可とします。解答強豪の方は短評だけでもOKです。
  • 解答送り先:kazemidori+kaitou@gmail.com
  • 締切り:6月16日(木)
  • 短評歓迎します
  • 賞品:1名様に粗品進呈。1名様に将棋世界7月号進呈(持っていない方は明記してください)。

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詰将棋つくってみた(79) 課題16:講評

Judge:柳原裕司

 今回担当の柳原裕司です。たくさんのご投稿ありがとうございました。レベルの高い作品が多くてめまいがしそうです。
 詰将棋歴は40年以上ですが、実は詰将棋に詳しくありません。古図式が苦手で、長編、構想作、記録作などにも疎いです。狭い守備範囲で活動しておりますので、鑑賞眼に自信がありません。的外れなコメントをしていたらお許しください。
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詰将棋つくってみた(77) 課題16:結果発表(前編)

今回の課題は移動合。

課題16:移動合を含む詰将棋を創ってください。

詰将棋は攻方の妙手は勿論必要ですがそれに加えて玉方の妙手も表現しようとしてきました。
その発現の場の一つが間駒です。
通常は駒台から駒を持ってきて–すなわち味方の勢力を増強するチャンスなのにそれをしないのが移動合。
上手く処理すると玉方の妙手になり得ます。

12名の方から解答をいただきました。ありがとうございます。
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詰将棋つくってみた(75) 課題16:解答募集

課題16へのたくさんの投稿ありがとうございました。
なんと27作もの投稿をいただきました。
余詰等をオミットして20作の出題です。
今回は作者数がいつも以上に多くて嬉しいです。
新しい方の名前もあります。とても嬉しいです。

いつも通り手数順に並べてありますが、決して易しい順ではありません。
易しそうな作品から手を付けるのが良いかもしれません。

是非多くの解答応募をお待ちしています。

  • 解答募集します。解けた分だけでも送ってください。
  • 略記解答も可とします。解答強豪の方は短評だけでもOKです。
  • 解答送り先:kazemidori+kaitou@gmail.com
  • 締切り:4月16日(土)
  • 短評歓迎します
  • 賞品:1名様に粗品進呈。1名様に将棋世界5月号を進呈。(持っていない方はその旨を書いておいてください)

印刷用pdfつくりました⇒課題16.pdf

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