詰将棋つくってみた(178)
 課題38:格好良い詰上がり

 令和6年能登半島地震で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 ずっとニュースを観てしまったので、このエントリーはあっさり仕上げます。

課題37 格好良い詰上がりの詰将棋を作ってください。

  • 手数制限はありません。
  • 未発表作に限ります。
  • 投稿先はkazemidori+kadai@gmail.com
  • 締切は1月30日(火)
  • Judgeは近藤郷さんです

 例題を見ていきましょう。と書いたところで、今度は日航機が羽田空港で海保機と衝突して炎上のニュース。乗客は全員無事ということでやっとつづきを書き始めたところです。

例題1 近藤郷『小さな絵』第12番 詰パラ1970.4

正解
34角成、同飛、48桂、57玉、67飛、同玉、
68金、同桂成、77金、57玉、84角まで11手詰

 遠くから生の角が突き刺す詰め上がり。将来は無駄合概念が伝統詰将棋からも排除されてしまい、観ることはできなくなるかもしれない詰め上がりです。(変長排除を突き詰めるとそこに行き着くはず)
 作者は今回二度目のJudgeをお願いしている近藤郷さん。
 本当は本作と対になる生の飛車による詰め上がりの作品を選んであったのですが、作品集『小さな絵』には収録されていない。これはもしやと柿木将棋で検討してもらったら余詰が一杯出てきました。残念です。

例題2 近藤郷『小さな絵』第4番 将棋世界1969.4改

正解
62飛、53玉、43桂成、同桂、35角、同桂、
42角、44玉、33角成、54玉、55歩、53玉、
44馬、同玉、64飛成まで15手詰

 本作を解くもしくは並べていただければ、「格好良い詰上り」は最終図にのみ存在するのではなく、そこに至る手順および全体の配置との関係において生まれるものだということが理解いただけたのではないでしょうか。最終手だけ格好いいということはありえないのです。

 本作は『短編名作選』収録時は45香の配置もなく、まさに名作中の名作だったのですが、惜しくも余詰があり、いまはただの名作になりました。45香は森田正司作の29と同様に天災を避けるための逆柱の如き物でしょう

 みなさま。たくさんの投稿をお待ちしています。よろしくお願いいたします。


「未発表作」とあるけれどtwitterで流した作品はダメですかと質問がありました。
昨今はtwitterも既発表とする風潮ですが、つみき書店はそんなに厳しくしても仕方ないのでインプレッション3桁まではOKとします。(1000を超えていたら既発表扱い)

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