「1_詰将棋」カテゴリーアーカイブ

夏休み終了

旅行から帰ってきました。
コメントでも言い訳しましたが、以前は旅行先からでも(職場からでも)更新したり、新しいアドレスからのコメントを承認したり出来たのですが、いろいろ攻撃があって今は総て自宅のPCからでないとできなくなっています。

そういう訳で次の柳田さんのコメントやっと承認できた訳です。

やなさん のコメント:
2015年8月1日 6:32 AM
いやいや(^_^;)
この作品は若島さんのを見たら、もっとズッと少ない駒でやっていてイヤになった記憶が残ってます。
いま簡単には本が出せない状況なのですが、どなたかか確認できませんか?
「盤上のファンタジア」だったかなぁ。
どっちにしろ大した作品ではないのでボツですね。

で、さっそく「盤上のファンタジア」を探してみましたが、みつかりません。
次に将棋世界付録の「若島正、短編集」(この読点がおしゃれ)を探してみました。

これですかね?

wakashima1991

付録のついた1991年3月号としてありますが、おそらく初出は京都民報でしょうからもっと古いと思います。
またこの角の打捨てでなく成り捨てのパターンで調べたら次の作品が見つかりました。

taniguchi1981

柳田会長の類作を発見

yamakawa1942

yanagida1991

色々調べ物をしていて、柳田さんの類作を発見してしまった。
いや、逆か。
山川さんの作品はなにせ戦前だから。

11手詰で1文字しか手順が違わないというのも珍しい。

もし、既に指摘され済だったら、ごめんなさい。

何を調べていて、このほぼ同一手順作を見つけたかを想像できる人はいないだろう。。。

どなたか詰将棋用語辞典書きますか?

三輪さんが詰将棋用語辞典を作れというようなことを言っていた。

加藤さんのところ見ると、昔、ここでも風wikiという所でやっていたようだ。
(全然、記憶がない(^^;;;

で、風wikiを復活させてみた。(中身はカラ)

よかったら、ここでどなたか書いてみませんか?少しずつでも====>詰将棋用語辞典

「hogehogeという言葉の意味が知りたい」と思ったら、どこかに[[hogehoge]]と書いてください。
すると、hogehoge? と表示されます。

そして、それを見た誰かが、「ヨシ書いてやろう」と思ったら、?をクリックしてください。
新しい頁が作られます。

頁が作られると、hogehogeと?」が消えて、その説明頁へのリンクとなります。

図面は申し訳ありませんが、当面各自でどこかのクラウドサービスを利用して、そこからリンクを張ってください。
http:……….gifとでも書き込めば、図面が表示されるはずです。

「将棋魔法陣」到着

mahojin

届きました。

さらっと内容を紹介。

第1部は「将棋魔法陣」の再刊。
野口文庫版でも修正できていなかった不完全作を角さんと添川さんで一掃したのが特徴。

第2部は「二上詰将棋珠玉篇」。
これが労作。
なにしろあの膨大な作品群の中から100題を選別したのだから。
小林さんと磯田さんの協力を得たとある。

第3部は付録。
若島さんの解題や補遺作品の解説など。

ここんとこ色々サボっている所為で詰将棋作品集の鑑賞キューも溜まっている。
なのでじっくり鑑賞するのは夏休みぐらいになるのだろうが、とにかくこの大作が完成して良かった。

お疲れ様でした。

玉図第2番

パラは中学校の途中で頓挫しているが、玉図第2番はなんとか解けた。

20150108221015
持駒が多い。思わず腰が引ける。
でも、盤面の攻方駒は95角と56歩(!?)だけ。
気を取り直して、考えてみよう。

初手は第一感73飛だ。
62玉は83飛成まで。

20150108221247
でも、46歩は何のためにあるのだと思いつつ、手が進むままに行ってみよう。
91角、同玉、83桂、82玉
20150108221339
71飛成、同金、73銀、83玉、
20150108221355
84銀成、72玉…これはお手上げだ。
初手から考え直そう。
20150108221410
56歩があるということは、初手が違うのか。
といっても他に考えつくのは64桂ぐらいだ。
63玉と逃げられて…やはりだめだ。

20150108222102
やはり初手は73飛と決めよう。
20150108222303
73飛がいなければ64角で簡単だ。
73飛は打った瞬間に邪魔駒になっているわけだ。
打った駒が邪魔になり、それを原型消去というテーマか。
それならば、見える手がある。
94桂、同歩に93飛成。
20150108222343
これは気持ち良い。
きっと作意だ。
同玉は84角打で簡単なので、同香。
64角、92玉で次図。
20150108222402
84桂は83玉で金銀がないのでだめそうだ。
91角成、同玉、73角成でどうだろう。
82合駒に桂馬2枚を連打すれば詰みそうだ。
20150108222744
82歩があった。
83桂、81玉、71桂成で次図。
20150108222820
はじめて変化らしい変化に当たった。
同金も同玉もありそうだ。

20150108222855
同玉は83桂、同歩、82銀で簡単か。
同金としよう。
92銀、同玉、84桂、81玉、63馬!
20150108223036

すごいぞ、馬が消えた。
同銀、73桂、91玉、92香まで。
でも、56歩の意味は謎のままだったな。
念のため、16手目同玉の変化も確認しておこう。

20150108223059
83桂、81玉、92銀、同玉、84桂、81玉

20150108223143
あれれ?
詰まないじゃないか。

どこまで戻すか。
91角成のところで、だめと即断した84桂をもう一度検討しよう。
20150108223235
73角成、同玉、72桂成では初形に戻ってしまう。何をやっているのか判らない。
しかし、まてよ。
75桂と打つと?
同歩、73角成
20150108223625
おおお、そうか。
見えてきた。
これは初形から16手かけて74歩を75に動かしたいという狙いだ。
同玉、72桂成、
20150108223635
同玉、74香、
63玉、73角成、54玉、46桂、同金、55馬、63玉、73香成まで25手詰

20150108223857
最後は追い手順。

まとめると本作の狙いは16手かけて74香と打つためのスペースを作ること。
そのための手順の中に、打った駒の原形消去を目指して、取れる93歩をわざわざどかせてから93飛成と捨てるムニャムニャ手筋を配している。飛車角の大駒2枚を打って、それを捌くという実現手段が鮮やかだ。

たま研新年会

たま研新年会に参加してきました。

新年会だから飲むだけですが、「ミニ趣向」という課題作の発表も行われました。

特筆すべきは2つ。

ひとつは、塩野入さんの作品がみられたこと。
詰パラの「たま研作品展」をお楽しみに。

もうひとつは、芹田さんと小林さんが訴えていたこと。

「詰将棋解答選手権に作品を」

ブログでも締切延長の告知がされていましたね。

作品募集延長のお知らせ

詰将棋解答選手権で使用する作品を公募しておりましたが、まだまだ十分な作品数が集まっておりません。
特に20手台・30手台の中編作品が不足しております。 そこで募集期間を来年の1月15日まで延長することとしました。
これで正月休みにも創作に取り組むことが出来るかと思います。

解答選手権では次のような作品を求めています。
・解答者に挑戦するような鋭い狙いの構想型作品。
・合駒がどれでもいいといった非限定箇所が無いもの。

どうか有力選手を唸らせるような意欲的な作品をお願いします。

投稿先は下記のGメールまでお願いします。(添付ファイル可)
kaitousensyuken.yanagida@gmail.com

採用した方には来年発行予定の「詰将棋解答選手権年鑑2015」を進呈いたします。
また全投稿作の中から最優秀作に選ばれた方には別途提賞。(柳田明)

引用元: 詰将棋解答選手権 速報ブログ.

私からもお願いします。

作品投稿よろしくお願いします。

個人的には、いまやっている仕事を飯尾さんが手伝ってくれると言ってくれたこと。
百人力を得た気持ちです(^^)

玉図第1番

第001番

正月なので、久しぶりに古典でも紐解いてみようと、玉図の第1番を考えてみた。

第001番

序盤はほぼ必然手。

12金、同玉、13角成、同玉、

第001番04

ここで気持ちの良い手が登場。
しかし他に手がないので易しい。

24金、同玉、34金、25玉、

第001番08

ここで唯一の紛れ。素直に追うと…

26歩、15玉、16歩、同玉、27銀左、15玉、

第001番14m

これで手が途絶える。
69龍を活用する方法が全く見えない。
これは失敗だ。
手を変えるとしたら、先ほどの局面しかない。

第001番08

26銀、36玉、35金、46玉、49龍、同圭、45金、36玉、37銀引、25玉、

第001番18

39圭を49に動かして置く伏線。
1歩入手もしてしまうところがちと惜しい。

26歩、24玉、34金、15玉、16歩、同玉、27銀左、15玉、

第001番26

16銀、同玉、49馬、15玉、

第001番30

打歩詰。しかしあと5手!

16馬、同玉、17歩、15玉、27桂まで35手詰

第001番35

中編に「自分とは無縁の世界」観を持っている方には、このような作品から入っていくのがよいかもしれない。

桑原君仲、易しくていいな。第2番も考えてみるか。

そろそろ締切

冬休みになった。
しかし、まだ駒に触れるところまでは届いていない。
明日から旅行に行くので磁石盤を鞄には詰めておいた。

創りたいのは2つ。

ひとつは解答選手権。締切が伸びて1月15日。
もうひとつはたま研の課題作。

どうなりますことやら。

久しぶりの更新

para2612

久しぶりの更新。

滞っていたのは、例年のごとく9月以降は仕事がどうにも忙しいというのもあるが、次のような事情もあった。

この度、「**********」のご契約で利用されている
WordPress の wp-login.php に対し、複数回のログイン試行が確認されました。

アクセスの内容より、総当たり攻撃や辞書攻撃など、WordPress への
不正なログインを試みるアクセスの可能性が高いと判断されたため、
弊社側で .htaccess による wp-login.php へのアクセス制限を実施し、
WordPress ダッシュボードへのログインができないよう対応を行っております。

お客様ご自身が WordPress にログインするため、
.htaccess を編集しアクセス制限を解除する必要がございます。

.htaccessの編集なんて失敗したらさらに面倒なことになりそうなので、心が落ち着いていないときは手を出す気になれなかった。

それで数カ月もダッシュボードにログインできないまま。
もっとも今でも自宅からしか編集できない設定だ。(逆によいかも)

詰将棋もご無沙汰で、ちょうど12月号の短編コンクールでリハビリを始めようか。

たま研の課題が「ミニ趣向」。これは塩野入さんを本格復活させる狙いだな。