さて今日のどうでも良い話は、今使っている筆記用具の紹介だ。
オイラは昔から字が下手だ。
妻木先輩から3通りの字を使い分けてるという話を聞いたことを思いだした。
普段の文字とよそ行き用の文字。
どちらも綺麗な文字だ。(参照:採用される投稿用紙の書き方)
(3つめはどんな字なんだろう?)
大学時代にビラを沢山書いたので、印刷用の字は少しは上達した。
あの頃はロットリングが筆記用具の代名詞だった。
0.1mmと0.3mm、0.5mm、そして1.0mm(これは手入れが頻繁に必要で厄介だった)。
しかしだんだん細い字を5mm方眼とか4mm方眼に詰め込んで書くのは身体が拒否するようになった。
通知票の所見欄用に太字の万年筆を使うようになった。
モンブランがお気に入りだった。
これで書けば、少ない字数ですぐに所見欄が一杯になる。
しかし、徐々に万年筆は使わなくなる。
PCが普及するようになって、手書きする必要がなくなったからだろう。
そこで普段はボールペンを使うようになったが、なぜかボールペンだと下手な字がもっと下手になる。
各社良いボールペンを作っているが、ここ10年くらいはJETSTREAMの0.7mmに決めている。
フルタイムで働いていたときは、採点用に単色の太いものとか、手帳用に細いものとかも使っていたが、今はほぼこの3色0.7mmしか使わない。
ただし、ごくまれに細い字が必要なとき、あとこちらは頻繁に使うが封筒に宛名を書くときは太字が必要になる。
そのときはSignoに浮気をする。
特にSigno太字は「事務・あて名書用」と銘打っているだけあって素晴らしい。
このボールペン以外で宛名書きをする気にはなれない。
どうも三菱鉛筆ばかり宣伝してるが、PILOTのボールペンもかなり消費している。
ペンシルパズルを解くときの需要だ。
もう何本使ったことだろう……。
まったくこのインクを開発してくれたことについてはどれだけ感謝してもしきれない。
色も豊富で楽しめる。
不満なのは二つ。
替芯に時々外れがあること。(気が短いので替えて直ぐに調子悪いと捨てる)
もう一つはクリップ部分が折れやすいこと。(栞代わりに本に挟んだまま鞄に入れるのが良くないという説も)
話の流れで、シャープペンシルについてもお薦めを書いておこう。
すばり、これである。
一番のお薦めは真ん中のSTAEDTLER。
昔はロットリングが貧乏で買えないときにステッドラーで我慢するという感じだったが、シャープペンシルはこれだ。抜群の安心感。
下のぺんてるも安くてしかも良い製品。ちと軽すぎるのが難。
上はTOMBOW。ポケットに入れて持ち歩くにはこれだ。
どれも良い。
要は0.9mmに柔らかい芯を入れて使うということ。
子どもの頃は0.5mmの芯が開発されて、これは凄いと皆飛びついた。
しかし、よくよく考えてみると細い芯は疲れてくると筆圧が高まってよく折れる。
硬い芯を使うと、書きにくいし読みにくい。
大量に文字を書く人には0.9mmにBないしは2Bの芯。
これは本当にお薦めだ。
以前は製図用シャープペンしかなくて、なかなか手に入らなかった。
(たまにみつけたら買い占めた)
最近は普通の文房具屋でも0.9mmを扱うようになったのでありがたい。
そして随分と安くなった!
10年位前からだろうか……また万年筆が使いたくなってきた。
モンブランはカートリッジが高いのでコンバーターを利用して、さらに綺麗なインクを入れて使っていた。それは結構贅沢感があり楽しいのだが……あまり上手くいかなかった。
それは万年筆は毎日ちゃんと使ってあげる必要があるからだ。
カラーインクで文字を書くのはそう頻繁にすることではない。
すると使う度にメンテナンスをする必要が出てきて面倒だ。
結局モンブランの万年筆はカートリッジで使用することにした。
ここ数年で一番使用頻度が高い筆記用具は次の写真だ。
万年筆なのに、とにかく安い。
どれも1000円しないのだから驚いた。
モンブランの万年筆1本で30本以上買える計算だ。
PLATINUMの万年筆。
実は昔は全然評価していないメーカーだった。
それが校正用に赤と青の安い万年筆を探していて見つけた。
これが存外に使いやすい。
結構丈夫だし。
それで0.5mmと0.3mmも買ってみたら0.3mmが使いやすい。
それで同じのを更に買い足した。
カートリッジも安いしインクもたっぷり入っている。
(モンブランは太字の所為もあるが、すぐなくなる)
いやPLATINUM見直した。
お薦めです。