詰将棋つくってみた(145) 課題32:間駒が動く

課題32:間駒が動く詰将棋を作ってください。

※間駒を取ってしまうのは盤上から駒台に動きますが、これは動いたとは認めないことにします。

  • 手数制限はありません。
  • 未発表作に限ります。
  • 投稿先はkazemidori+kadai@gmail.com
  • 締切は7月30日(日)
  • Judgeはkisyさんです

例題1 風みどり twitter 2020.4.28

5手詰。
まずは限定間駒を出し、それを動かすことになりますから、5手詰が最短手数になります。
是非、5手で実現することを目指してください。

間駒が直後に動く仕組みの一つが、線駒のラインに沿って動くことです。
ペレ・ムーヴというそうですが、日本ではペレ
で定着しそうですね。

例題2 湯村光造 近将1987.11

7手詰。
もちろん間駒を直後に動かすことを要求してはいません。
この図のように玉を動かすことで間駒を自由にして、それから動かすとなると7手が必要かもしれません。
5手詰だと駒数が増えそうだという方は7手詰を目指しましょう。

例題3 風みどり 詰パラ

7手詰。
頭2手は序奏なので間駒部分は5手でできています。
間駒を直後に動かす仕組みのもう一つ、間駒と玉の間に攻方の駒が移動することにより間駒を自由にする–最近はシフマンと呼ばれる–仕組みですね。

例題4 風みどり 将棋ジャーナル1985.3

9手詰。
間駒は打合いでないとNGか。
本作のように移動合でもOKとしましょう。
ただし、移動してきたといってもまだ課題は満たしていないので、その後に動かなければいけません。

例題5 風みどり 第2回プレ短コン2007.10.6

本図のように変化でも作意でも動くというのはいい発展課題かもしれません。

例題6 風みどり スマホ詰パラ2013.3.11

中合や捨合の例が多かったので、普通の例も最後に。

「未発表作」とあるけれどtwitterで流した作品はダメですかと質問がありました。
昨今はtwitterも既発表とする風潮ですが、つみき書店はそんなに厳しくしても仕方ないのでインプレッション3桁まではOKとします。(1000を超えていたら既発表扱い)


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