詰将棋つくってみた(165) 課題34:結果発表(その2)

一昨日の続きです!

第11問 negitarou

正解
66角、37玉、48角、47玉、77飛、同と、
93角成、37玉、48馬、27玉、28歩、16玉、
15金まで13手詰

★角のアキ王手の形ですが右に開いたのでは57玉から68玉と逃げられそうです。66角とと金を取れば37玉に48角と戻して、仮に27玉でも28歩、16玉、15金で詰むので玉も47玉と戻ります。そこでまた66角では千日手。75飛を捨てれば角道が通り、93角成とすることができて解決です。
★それなら最初から77飛と捨てておけば? これは同と左と取られ、直ぐに93角成とできますが持駒に歩が入らないので不詰という仕組みでした。

松崎一郎 可笑しい!吹き戻しのような角。
ぎょうざパン この初手駒取りは違和感なかったです。
竹中健一 スイッチバックという感覚はなかった。
松澤成俊 14金のような効率の悪い配置は避けたい
RINTARO スイッチバック2回。連取りにもできそうですね。
★Judgeのspringsさんと同じ発想ですね!

negitarou 課題12(テーマ:限定移動)で考えた作品を少し修正しました。
占魚亭 楽しい角(馬)繰り。角のラインを通すまでの前半の展開がいいですね。
まつきち 2往復が狙いと思うがこの手数で駒取りはやや味消しと感じる。初手77飛でまとめた方がよいのでは?
ペケ 生角と馬でやれば同一地点で2度スイッチバック出来るのは目からウロコだった。狙い上駒取りは仕方なし?
keima82 初手を先に▲77飛に限定できたら更にいいと思うのですが、なかなか難しいでしょうか…。ただ、「スイッチバック」というお題には最もマッチした問題だと思いました。

★springsさんが連取りに発展させた図を紹介していましたが、筆者はこの構図なら左右にスイッチバックできそうだと感じました。ついでに飛車の邪魔駒も左右で消してみたのが次図です。15手詰。

★negitarouさんの図はどうもオジサン達の改良意欲を刺激するものがあるようです。お許しください。上の図は15歩が嫌なので実はもっと弄ったのですが、そんなことをしているから原稿がちっとも先に進みません。

第12問 ひまかじま

正解
57龍、56銀、55飛、54桂打、53歩、63玉、
66龍、同桂、65飛、同銀、64歩、54玉、
44銀成まで13手詰

★打歩詰の局面。63に2枚の飛車が利いているのでこの飛車を捨てれば良いかというと、仮に盤上から消してみても53歩、63玉、64歩、54玉、44銀成、65玉と逃げられます。それに29王の存在があるから56龍と捨てたら同角で失敗です。24香も29王を狙っているので26角は動かせないことも覚えておきましょう。
★盤面を眺めるのはこれくらいにしてまずは55龍と攻めてみましょう。同桂は53歩、43玉、44銀成までで簡単なので取ってくれません。54歩合です。同龍、同桂で打歩詰の打開は絶望です。55飛でも54歩合。まずはこの54歩合を攻略しなければいけません。
★54歩合への対抗策が57龍です。

★この手は実は37金を睨んだ手なのです。すなわち54歩合なら、42銀成、同玉、34桂、31玉、22桂成、同歩、37龍!
★次は応手を考える番です。54合は駄目、55合も同飛、同桂、53歩、63玉、66龍、54玉、44銀成までの詰み。56合でも55飛、同桂、53歩以下同じです。
★万事休したように見えますが56合は同龍とは取れないことを思い出してください。66龍に65歩合を可能にする56銀合がありました。しかしそれでも64歩、54玉、44銀成で詰んでしまいます。……ということは55飛に同桂がいけなかったようです。
★とすれば55飛に54合となりますが、何を合しても同じように詰みそうです。暫く考えて56銀合~54桂打合の組合せに気づきます。(スイッチバックという課題を思い出せば、もっと早く解決したのに!?)

松澤成俊 デパートにぴったり?の好作
松崎一郎 面白い!飛竜がSBして消える。
竹中健一 龍と飛が両方戻ってるんですね。
ぎょうざパン 飛2枚がきれいに捌ける手順は気持ち良いです。
ペケ 打歩打開で飛龍の2枚スイッチバックが実現。凄い…
占魚亭 スイッチバックした龍・飛を合駒で取らせて打歩詰を打開。見事な展開!
まつきち 詰みすぎて困ったが56銀・54桂が好防。スイッチバックもきれいに決まった。
keima82 龍と飛車を両方ともスイッチバックで捨てる。 2手目△54歩が難解でしたが、△37金配置はこの変化で生きてくるわけですね。
RINTARO どうやっても打歩詰が回避できないと悩んでいた時に、37金の存在に気付いた。37龍と回る筋が見えたとき、打歩詰は解消されましたが、その後の手順も凄いですね。限定合2回に龍飛のスイッチバック。今回No.1の作品ではないでしょうか。

★龍と飛がそれぞれ相方のだした間駒で取られて消える。スイッチバックの面白さを初めて筆者は感じることができたような気がします。

第13問 ひまかじま

正解
17角、36玉、27角、46玉、28角、56玉、
38角、66玉、65飛、76玉、77飛、86玉、
85飛、96玉、97飛まで15手詰

★手順の解説は不要。飛角4枚が2回ずつ動いて元の位置に戻っただけだけなのに、いつの間にか玉が詰んでいるという不思議!

RINTARO 発想の勝利。
松崎一郎 並べて楽しい!角飛SBマジック?
ぎょうざパン 初形から玉だけが動いた形とは驚きました。
竹中健一 飛角4枚のスイッチバックは面白いですね。
松澤成俊 たしかに元の位置にもどって詰むのは面白い
占魚亭 玉が96にワープ。飛2&角2のスイッチバックに脱帽。
ペケ 一切の不純物なしで大駒4枚のスイッチバック。凄すぎる…
まつきち 原形のまま玉がワープ! 飛角4枚のスイッチバックも面白い。
寺村旺恭 初形と最終形の違いが玉が2六から9六に動いているだけなのが面白い。
keima82 飛車角4枚がスイッチバックで、この条件下では最短手数。簡単ですが、こういうの大好きです。
空貴人 はじめは、玉が26から96まで一直線に動いたことに驚きましたが、詰上がりで玉以外の駒が初形と同じ位置にいることに再度驚きました。

第14問 シナトラ

正解
87龍、68玉、77馬、57玉、22馬、68玉、
57龍、同角成、77馬、69玉、58銀、同馬、
79金、同玉、78馬まで15手詰

★高校や将棋世界の担当者が垂涎するだろう作品。(ssさんがこんなところに出すなんて勿体ないとペケートしているに違いない)
★87龍、68玉は落ち着いた序奏。ここから77馬~22馬と33馬を\(\sqrt{2}\)マスだけ移動しておくのが準備。そして狙いの57龍の捨駒が炸裂します。同玉と取られた変化のために13角を喰えるよう22馬の形にしておいたわけです。
★同馬に舞台造りの銀・金をテキパキと捌いての収束。お見事でした。

松澤成俊 鮮烈な一手が出ますね
寺村旺恭 2二馬が限定なのがすごい。
占魚亭 22馬の限定移動がポイント。
竹中健一 角を質駒にしてからの57龍がいいですね。
まつきち 飛距離が長いとインパクトも大きい。57龍が豪快!
ぎょうざパン 角を質にする22馬と57龍捨てが気持ち良い手ですね。
松崎一郎 序盤(ダイナミック)と終盤(スタティック)が対照的。
RINTARO 22馬に気付けば解けるが、57龍以下の収束は気持ちいいです。
keima82 取れる角を取らずに▲57竜が凄い手。収束も見事に決まりました。
ペケ 57龍が見えず悩みましたが課題がヒントになりました。その後も気持ちの良い捨て駒で収束して見事な作品。

第15問 ひまかじま

正解
75角、55玉、64角、45玉、54角、56玉、
65角、45玉、44飛、36玉、26飛、35玉、
34飛、45玉、25飛まで15手詰

★13番は「飛角4枚のスイッチバック」をスマートに実現した解でしたが、スマートすぎて詰将棋らしさは薄い、もう1作つくろうとちょっと実力を出してしまったというところでしょうか。
★序は55歩の邪魔駒消去から始まります。消えれば75銀、77玉、55角までなので45玉。
★次は56桂の邪魔駒消去。後のために65角の利きを38まで通しておきます。
★最後は2枚飛をやりくりして35歩がいつのまにか消えていて詰み。37玉と逃げたら56桂を消しておいた効果で46桂をはねればOKです。
★飛角4枚のスイッチバック以外の手が混じっていないのが怖いくらいの美しさです。

RINTARO 上手いですね。
松崎一郎 嗚於!角飛が全て元に戻った。
ぎょうざパン 駒を取らせて大駒の利きがスッキリ。
まつきち 原形のまま邪魔駒を4枚消去+飛角4枚のスイッチバック
松澤成俊 中央の駒が消えて玉が45にワープした詰上がりがおみごと
竹中健一 邪魔駒をうまく消して気づけば大駒4枚スイッチバックとは見事。
占魚亭 飛2&角2のスイッチバック Part2。13番同様、こちらも素晴らしい。
ペケ またもや大駒の4枚スイッチバックのみで構成された作。しかも邪魔駒消去で即座にスイッチバックになっているし、変化も綺麗に決まる。感動しました。
keima82 13番と同様に飛車角4枚ともスイッチバックですが、本作の方は手ごたえがありました。△77玉や△37玉と逃げる変化が不安感ありながらピッタリ詰んでいるのが良いですね。

第16問 久保紀貴

正解
49香、51玉、41香成、52玉、42成香、53玉、
43成香、54玉、44成香、55玉、45成香、56玉、
46成香、57玉、47成香、58玉、48成香、59玉、
49成香まで19手詰

★解くのは一瞬、創るのは大変というタイプの作品です。
作者 最長のスイッチバックを最短で。最遠打からはじめてみました。配置は推敲の余地がありますが、創作のエネルギーがなくなってしまったため老後の楽しみにします。

★誰もが作者名と玉の頭がガラガラに空いている配置から、初手は49香としてみるでしょう。

★52玉は43香成~63桂不成~61龍で簡単。51玉は作意。
★まずは32玉と逃げたときのことを考える必要があります。72龍と飛車を取りたくなりますが、同角で以下どう攻めても21玉から12玉と逃げられると詰みません。飛車を取らずに42銀成が正解です。21玉は61龍、41合、同龍以下で大丈夫。同飛は同香成、21玉、61龍です。そこで42銀成には33玉。43成銀、34玉、44成銀、35玉。ここで23馬が利いているので成銀での追撃はここまで。そこで36(26)銀、同玉、27銀、37玉、38香……これで初手が49香でなかったら48玉から逃げられてしまうことが分かります。

★最後は中合対策。43歩は42銀成から飛車を取って43桂成。44歩は同香以下32玉の変化と同様に進んで35玉の形になったとき、銀を捨てずに36歩と打てるので詰み。
★これで作意の成立する論理は完成しましたが、作者はこの後に余詰との戦いが始まるのです。

占魚亭 最遠に打った香の帰還。
松澤成俊 作るのはたいへんなのだろう
松崎一郎 面白い!行きは特急、帰りは各停。
ぎょうざパン 「ツイート(X)に偽りなし」の楽しい作品でした。
RINTARO 解いてびっくりしました。49香打から始められるんですね。
竹中健一 最遠打から始まって、すぐに成って戻ってくるとは。発想が面白いですね。
keima82 最遠打した香を最長移動して元の位置に戻ってくる。実現できたのが凄いです。個人的には本作が今回のベスト。(但し、「スイッチバック」と呼ぶかについては疑問が…w)
ペケ 見た瞬間にやりたいと思った手順が答えで楽しい。32玉の変化に備えた最遠打。打つところから始めて、41を経由して一手の無駄なく戻ってくるのがちょっと信じられない。

第17問 シナトラ

正解
46桂、44玉、26馬、45玉、25龍、56玉、
55龍、47玉、48馬、36玉、25龍、46玉、
55龍、36玉、26馬、47玉、45龍、38玉、
49龍、同玉、48馬まで21手詰

★序奏の6手進んだ局面が次図。

★途中図で46桂が邪魔駒になっています。なければ45龍以下収束には入れるのですね。普通の発想だとこの桂を消去するのに58龍、46玉、55龍、47玉……といった筋で作りたくなります。これを馬をスイッチバックして横向きに実行し、再び縦型に戻すのが46桂の利きも活用する新鮮な発想です。
★作意手順を追えば理解できる手順ですが、邪魔駒となる46桂を跳ねる序奏を入れたため、かなり難解作になってしまったようです。作者としてはわかっていても入れたい手であることは間違いないでしょう。

RINTARO 序の変化が難しい。
松澤成俊 スイッチバック抜きに好作
竹中健一 切れのある翻弄的な手順で好作ですね。
占魚亭 龍・銀・桂が消え、玉が49に移動した詰上り。馬の2往復がいい感じ。
keima82 馬と竜がともに2往復スイッチバック。ついでに玉もスイッチバック。よく余詰なく成立するものだと感心します。
ペケ 龍の1.5往復と馬の2往復。ただでさえ実現が困難なのに、初手で跳ねた桂が邪魔駒になる構想、途中紐なしで龍の捨て駒が入り、収束で龍を捨てきる完璧な構成の作品だと思います。どうやって作ったのかサッパリ分からない笑

第18問 RINTARO

正解
17歩、15玉、16歩、14玉、15歩、23玉、
13馬、同玉、14歩、24玉、23飛、同玉、
13歩成、24玉、14と、25玉、15と、26玉、
16と、27玉、17と、28玉、18とまで23手詰

★17番で悩んだ後なので、なおさらホッと一息つける問題だったと思います。

松崎一郎 スラスラ手が進む。
占魚亭 成って帰還 Part2。
空貴人 取った飛車の使い方に面白み
松澤成俊 初形玉配置28にしたい(笑)
竹中健一 単純だけど考えることが面白い。
まつきち 5番とセットで楽しむ一局(笑)
ぎょうざパン 第5番の進化形。楽しませていただきました。
ペケ 配置、手順ともに綺麗にまとまっている。歩で出来る範囲では最長?
negitarou 久しぶりに長手数の問題が解けました。スラスラ解けて好きな作品です。
keima82 予想していた通り、やはり歩のスイッチバック(?)でした。手数は長いですが一直線でスラスラ解けました。

第19問 芹田修

正解
24香、33玉、31飛不成、32飛、同飛成、同玉、
22飛、31玉、21飛成、42玉、51龍、32玉、
33歩、同玉、45桂、同金、34歩、32玉、
21龍、42玉、33歩成、同玉、22龍まで23手詰

★2手目の局面が次図です。

★ここから45桂、同金、34歩では42玉で詰みません。それでは、どうすればいいのか。
★31飛不成と攻めます。32合に45桂、同金、34歩、42玉、51飛成までを狙っているので逆王手の32飛合。これを取って22飛と打つと33玉は25桂、同銀、23香成までなので31玉。21飛成以下追いかけ回して気が付くと次図。

★いつのまにか51飛車が51龍に変わっているというマジックでした。

松崎一郎 攻め駒が生き生きしている。
占魚亭 終始軽快。51飛を龍にする手続き。
RINTARO さすがの作品。ルントラウフですね。
★筆者はルントラウフは「一回転」のときの賛辞だと考えています。本図は¬形の往復なのでスイッチバックかなぁ。

竹中健一 スイッチバック要素は微妙かもしれないけど、すらすら解けて良いです。
ぎょうざパン 逆王手で一瞬不安に思いますね。45桂からの収束、気持ち良く決まりましたね。
keima82 21、22の二か所に2度飛(龍)を着手。余計な手がなく奇麗にまとまっています。
ペケ 課題に照らすと22飛→22龍のスイッチバック(?) 初形から51が龍なら詰みで、結果的に成るための不成のような効果になっている(定義が分かりません)。

第20問 武田裕貴

正解
43馬、23玉、32馬、34玉、46桂、同龍、
43馬、23玉、12銀不成、14玉、13桂成、同玉、
23銀成、14玉、13成銀、同玉、12桂成、同銀、
24銀不成、22玉、33銀不成、13玉、22銀不成、14玉、
25馬、23玉、33銀成、同玉、43馬まで29手詰

★24桂・25桂がいなければ43馬まで。2枚の邪魔駒を如何に消すかという問題でしょう。
★23玉から14玉と逃げられては困るのでまずは43馬から32馬は必然。ここで46桂、同龍と龍の位置をずらしておくのが、のちに15玉と逃げられたときに25馬と詰ますための伏線です。(厳密には32馬~43馬、23玉の6手が伏線)
★13銀がいなければ13桂成、同玉、12桂成とできるが、まずは13銀を処理しなくてはいけません。桂の消去と銀の消去が絡み合って楽しい手順になっています。
★続いて銀不成による22歩の消去!これも邪魔駒だったんですね。最後は予定通り43馬! 43馬から始まり43馬で終わる美しい手順でした。

占魚亭 凝り形を解す心地よい捌き。
松崎一郎 銀の舞-成るや成らざるや。
ぎょうざパン 香先の桂を捌くのに一苦労しました。
竹中健一 スイッチバックはともかく良く捌ける印象です。
まつきち 馬と銀の楽しい駒繰り。46桂も効果的な一手。
RINTARO 素晴らしいですね。作品としてのレベルが高すぎます。
松澤成俊 冒頭の龍の利き外しの手順はあまりスイッチバック感の増加に貢献しない感じ?🤣
keima82 終わりそうで終わらない収束。第二ラウンドで銀真でスイッチバックとは恐れ入りました
ペケ 馬が43→32地点、43→25地点でスイッチバック。銀が33→24地点と、33→22地点でスイッチバック。捨て駒主体の詰将棋の中に、ここまでスイッチバックを自然に詰め込めるのが凄いと思いました。

第21問 佐藤和義

正解
35銀、23玉、32銀不成、12玉、21銀不成、23玉、
24飛、13玉、14飛、同玉、64飛、24角、
同飛、13玉、12銀成、同玉、14飛、13角、
21角、23玉、32角成、12玉、13飛成、同玉、
24角、12玉、21馬、23玉、33角成、同玉、
32馬まで31手詰

★パラッとした初形ですが初手35銀を打ってしまえば意外に狭くなります。43玉は63飛成~32銀不成以下。33玉は32とから24飛で簡単。23玉と決まります。
★銀を41から21に移動。13玉だと63飛成から11飛と離して打って12飛成、33玉、32と、43玉、13龍で間駒を取って打てば詰み。
★24飛と打ち、直ぐに14飛と捨てて64飛と遠くに一種の打替えするのが面白い手段。24銀から33銀不成~24銀成を狙っています。そこで24角合の捨合が受けの好手。34歩合では同飛でこの飛車が32飛成とできるので効果がありません。
★12銀成から14飛が手を続ける手段。間駒の読みになります。21角、23玉で24飛とできると早いので角金銀ですが金銀では32馬、12玉、13飛成、同玉に14から抑えて簡単。角合となり綺麗な収束につながります。

RINTARO 何も言うことはないです。素晴らしいの一言。
占魚亭 銀を角に変換。パズル味が強く、面白かったです。
keima82 スイッチバックの部分ではないですが、7手目から18手目までの一連の流れが美しかったです。
ペケ 32銀生に13玉の変化に2度の角合と、読み応えのある変化が続き、最後は捨て駒で締める爽快な作。
松澤成俊 やや既視感のある手順
竹中健一 見たことあるような気がしてさくっと解けたけど…

★一番有名なのは北川邦男『渓流』第59番だと思います。

北川邦男『渓流』第59番 近将1966.8


★手順は末尾に動く将棋盤で載せますが24角の捨合から同じなのは痛いところです。次の作品も角の捨合から一致していますので既視感はこれらの作品が記憶にあったのかもしれません。(13角合以降が一致している作品はもっとあります。)

  • 岡田敏 詰パラ1996.6 35手
  • 利波偉 詰パラ2011.7 33手

★上記の作品はいずれも普通に入選になっています。
★佐藤作は初形の落ち着きや銀と角の動きの統一感等見るべき点は多いのでspringsさんに優秀作とされたのだと思います。

第22問 本間晨一

正解
15と、26玉、25成香、36玉、35と、46玉、
45成香、56玉、55と、66玉、65成香、76玉、
75と、86玉、96飛、同玉、98飛、97桂成、
95金、86玉、85と、76玉、75成香、66玉、
65と、56玉、55成香、46玉、45と、36玉、
35成香、26玉、18桂、同成桂、25と、16玉、
18飛、17金、15と、26玉、25成香、36玉、
35と、46玉、45成香、56玉、55と、66玉、
65成香、76玉、75と、86玉、98桂、同成桂、
85金、96玉、98飛、97桂、95金、86玉、
85と、76玉、75成香、66玉、65と、56玉、
55成香、46玉、45と、36玉、35成香、26玉、
18桂、同金、25と、16玉、18飛、17桂、
15金まで79手詰

★長篇だが難しいところはないので、初形でパスした方は是非盤に並べて考えてみてください。

松崎一郎 楽しくて面白い!くるくるおもちゃ箱。
ぎょうざパン 玉のカニ歩き、楽しく解かせていただきました。
松澤成俊 楽しい趣向だが非限定か所?がほんの少し気になる
占魚亭 楽しいくるくる。確かにスイッチバックですね(笑)
ペケ サイクルの進み方と合駒の限定が巧み。詰め上がりの5段目が気持ちいい
keima82 手数の割には難しくない問題。スイッチバックに関わっている駒の数では本作がトップ?
RINTARO 楽しい作品をありがとうございます。金知恵の輪+持駒変換。17金合限定がいいですね。
竹中健一 楽しい趣向でスラスラ解ける。スイッチバックを意識しなかったけどこれもスイッチバックと言われればそうか。
まつきち スイッチバックという課題を忘れて趣向を楽しみました。 97と17に何を合するか、少し試行錯誤。17金合や97桂合は角合でも同手数ですか?
★17角合だと79手駒余り。97は角合でも同じですね。

★本作については既視感云々はなかったのですが、次の図は紹介しておきましょう。

伊藤正 詰パラ1985.2


★手順はやはり末尾に。実は途中で47桂とする余詰がありました。伊藤さん、修正図できていたらぜひ発表してください。

総評

松崎一郎 マジックをみているような作品もあり、大いに楽しめました。
占魚亭 いい作品揃いでした。特に、ひまかじまさんの3作は素晴らしかったです。
RINTARO 序盤は快調でしたが、途中からは盤駒を使いました。素晴らしい作品に出会えて感謝です。
ぎょうざパン 今回の課題(スイッチバック)、パズルっぽい作品が多くなりましたね。繰り返し手順が多く、手数の割には解きやすかったです。
negitarou 今回は半分くらいしか解けませんでした。解けた中では【第2問】【第4問】【第10問】【第18問】が特に良かったです。
竹中健一 スイッチバックというテーマではあったけど、それを意識せずに解いてみた。楽しいテーマ表現もあり、好作も多くて良かったです。
まつきち スイッチバックという課題、大いにヒントになりましたが全問解けず残念。 課題をするだけでなくプラスアルファを盛り込んだ作品が多く拍手!
ペケ いつも以上に驚きの連続でした。課題に対する想像力の広げ方がそれぞれ違っていて面白かったです。個人的には、⑮⑯⑰が特に強い印象を受けました。
keima82 今回は前回の3倍くらいの時間がかかりました。個人的には、途中下車を含むものはスイッチバックと呼ぶのは違和感はありますが…。お題関係なしに名作ぞろいだったと思います。

成績発表

Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 Q8
ペケ
keima82
占魚亭
ぎょうざパン
松崎一郎
negitarou
竹中健一
寺村旺恭
松澤成俊
まつきち
RINTARO
空貴人
山城正樹
Q9 Q10 Q11 Q12 Q13 Q14 Q15 Q16
ペケ
keima82
占魚亭
ぎょうざパン
松崎一郎
negitarou
竹中健一
寺村旺恭 ×
松澤成俊
まつきち
RINTARO
空貴人
山城正樹
Q17 Q18 Q19 Q20 Q21 Q22 持点 獲得 累計
ペケ 1 1 2
keima82 1 1 2
占魚亭 2 1 3
ぎょうざパン 2 1 3
松崎一郎 2 1 3
negitarou 2 1 3
竹中健一 2 1 3
寺村旺恭 1 1 2
松澤成俊 2 1 3
まつきち 2 1 3
RINTARO 2 1 3
空貴人 4 1 5
山城正樹 2 1 3

6ポイントで粗品を差し上げます。空貴人さんがあと1回!


北川邦男『渓流』第59番 近将1966.8

伊藤正 詰パラ1985.2

「詰将棋つくってみた(165) 課題34:結果発表(その2)」への4件のフィードバック

  1. 風みどり様
    【第11問】にアイデアをいただきありがとうございました。
    自分の作品に発展の余地があるのを知ることができるのは楽しいことです。
    (悔しい気持ちも少しだけあります(汗))

    この改良図をゼロベースから、自分で考えられたかと言うと自信がありませんので、(他の方からいただいた短評も含めて)色々勉強になります。

    1. 完全に余談ではありますが、【第11問】は昔、週刊少年ジャンプで連載されていた「アイシールド21」というアメリカンフットボールの漫画がありまして、主人公のチームメイトのレシーバー(モン太)が「キャッチMAX!!」と叫ぶシーンがあり、そのシーンをなんとなくモチーフにした作品です。

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