新連載企画第4弾。
先日,某氏と飲んでいて「自作集の解説を書いているが40まで書いて,そこで止まっている」と聞いた。
実際,100作の自作解説を書くというのはなかなかの難事業だと思う。
しかし,読者はそれを読みたい。
オイラは2つのアドバイスをした。
- 作品ごとの文体の乱れや内容の濃淡は気にしないで一気に書き上げる。
そしてそれをまるごとリライター雇って渡してしまう。 - ブログを開設して期間を決めて1作ずつ書く。
自分に締め切りを設定することと,読者の応援を期待しているという仕組み。
「ブログに出しちゃったら,それをまとめて本にしても売れないんじゃないかな」
なるほど,オイラはブログの連載記事をまとめて本にしてくれないかなと思うタイプだが,そうでない人もいるかもしれない。(その前に貴方は「詰将棋博物館」で全発表作公開してるじゃんと思ったけど,それは置いておいて……)
ならば,自分で実験してみようという企画だ。
- 連載ローテーションに「いっこの積木」を組み込む。
- 概ね3年後に自作集「いっこの積木」を出版する。
200作を考えている。
(∵オイラの作品は1作ではおなか一杯にならない。ある程度数がなければ。)
発表作を全部かき集めればそれくらいになるだろうという読みだが,足りなければこれから作る。
タイトルは以前から決めていた「いっこの積木」。
ココロは「1個の積木では遊べないけれど,200もあれば少しは遊んでもらえるんじゃないかな」。
それでは早速並べ始めよう。
第1章 5手詰
風みどり『いっこの積木』第1番 詰パラ1999.3
すっぽ抜け3部作の1つです。
- 感想を貰えたら喜びます。
- 作品集に収録させていただく可能性があります。
- 正解は末尾にあります。
以前にこのページで自作集を公開していた時はテーマ別に集めていたが,急遽思いついた連載なので,今回は手数順・盤面駒数順・持駒数順・難易度順にする。
オイラの作品はマニアの方々にはレベル低すぎてつまらないでしょうけど,文句は言わないこと。
感想くれた方から抽選で完成品をプレゼントとか考えたけど,まだまだ先の話なんでやめておく。
追記(2020.8.26)
手数考慮なしで、まず浮かぶ一手が、
23角成の人は正常手筋派(多数詰キスト)
22Xの人は異常感覚派(大昔の表現)w
これを創るのは双方を兼ね備えし人。— 奥鳥羽生/神在月生 (@kannaduki_1949) August 25, 2020
飛車・金と積んでいく楽しさと角・角が崩れていく悲しさのある、まさに作品集の顔的な作品ですね。
— さくら (@sakura_gogogo) August 25, 2020
25歩にと縦に連なる角ということは、飛車で積み上がる未来が見えるはず。 https://t.co/jHyd71nL4n
— "ゆの∞ (@yuno_7112) August 25, 2020
https://twitter.com/mojakirimojao/status/1298209652400746497?s=20
25歩(守)→26歩(攻)という案はアリですね。
いっこの積木ではあそべないのなら、なぜ200この積木というタイトルにしないのだろう。また命名センスがないと言われてしまうかな。 https://t.co/8cFKCxjJg8
— 同人になったウマノコ@kisy門下 (@umanoko1525) August 25, 2020
書名は『200個の積木』にするかもしれません。
でもそれだと『200個の詰棋』の誤植だろと言われるかな。
どうせなら『詰将棋200個』にしろといわれそう。
ううむ……。情緒が…………。
Tweetよくできてますね!そうそう、初心者はこれで角取られちゃうんだよねー、からの、角取られても詰むのが素敵すぎます✨
— 塩鮭 (@kinmedai78) August 25, 2020
初手は最初に考えたけど次の手がやや盲点
2五歩の配置で答えが見えてきますね!