詰パラ10月号

時機を逸しないように、今月は受け取ってすぐ書く!

表紙

表紙が最近は本当に易しくなった。
さらっと解けると、よし今月も頑張るぞっという気持ちになるような気もする。
ちゃんと9×9の盤面を用意しているのに、募集は6×6となっているのは何故なんだろう。
あぁ、場所は何処でもいいけど、広がりは6×6でということか。
……意味が分からない。

ところで表紙の言葉で「作品を作る」という表現が2回登場する。
どうも”作”が重なっているように見えて気になるのだが、どう回避したらよいのか思いつかない。
「作品を創る」とか「作品を造る」または「作品を拵える」なんていうのも試したが決定打という感じがしない。
うまい言い方無いですかね。

大学院

真Tさんの力作。
易しく楽しい路線で選んできたわりを喰って、長い事お待たせしてしまった。
申し訳ないです。
しかし呼応したように須藤さんの創作指南で真Tさんが登場して、その作品が紹介されている。
絶好のタイミングだ。
そうなんです。
真Tさんは入選回数こそ少ないが、絶対に見逃したらいけない作家なのです。
院8、是非挑戦してください。

それでも解答者減が怖いので院7には佐藤さんに小駒図式で登場していただきました。
木更津に引越して電車通勤になって以来、創作が絶好調。
本作も序中終と違った味わいが楽しめる作品です。

1題だけでも解答よろしく願いします。

半期賞発表

小学校が該当無し。
そうかぁ。
だったら今期も大学院で2作推薦しちゃえば良かったかな。

あれ?4月号の上田吉一作に触れていないのは何故だろう?
あれ?あれれ?あとで書こうと思ってて忘れてしまったのかなぁ。
ごめんなさい。

短編コンクール

  • 9手詰
  • 盤面10枚以内
  • 10月27日(木)編集部必着

持駒のある風景

これは同人記念特別出題なのかな?

大学院解説

院1若島作を途中図たっぷりで解説する為、大幅増頁!
長いけど、読んでね!!

趣味

趣味は何ですかと聞かれて困った。
いや、現実の話ではなくて(?)四百人一局集のプロファイル欄の話。
マル11ですね。

ここに果たして「詰将棋」と書いて良いものやら悩んだ末「?」と書いたらしい。(そう印刷されているから)

いや、書かなくて良かった。
誰一人として「詰将棋」と書いている人はいない。

しかも、みなさん色々な趣味を持っていらっしゃる。

解答欄魔さんなどはバンド活動。まさかと思ったが、先日この目で確かめてきたので間違いない。
(素晴らしかったです。楽しめました。)

オイラも何か趣味を持たなくてはいけないなぁと思った事でありました。

詰パラ9月号

もう9月も下旬だというのに、いまさらなのだけれど、このままでは1ヶ月もエントリーがないまま放置ということになってしまう。

さすがに画像はいらないだろう。

こすもす81

いのてつさんのリレー随筆で「こすもす81」のことが触れられていた。
おいらもリボンちゃんを描こうと、グラフィックソフトを買ったものだ。
この「こすもす81」、詰パラでも単行本にして頒布していたが、作者の丸電さんは自身のHPで公開もしていた。
まだ読んだ事がない方は、そこからダウンロードして読んでみたらいいでしょう…と書きかけて確認してみたら…あれれ。
丸電さんHPはどこかへ行ってしまっていますね。
これは困った。
「こすもす81」どうしても読んでみたいという方は私にメールください。

大学院

岡村さんと添川さんの競演。
となれば内容も保証済み。
解くのはやや難しめ。

記録に挑戦

おお、なんだか大学院の解説の補足をしてくれているような特集。
ありがたや。
岡村さんも吉田さんも作品をお預かりしている。
来年の前期には撰題できる予定。

デパート

あっ、全国大会で貰っていた上田さんの作品が載っている。
羨ましかったなぁ。>岡村さん
また作品ください。>上田さん

杉の宿合宿ブジ終了

ここ数年恒例になっている8月お盆近傍の土日に開催の杉の宿合宿。
今年の参加は過去最大の8名だった。
詰将棋クラスタは佐藤和義さん、小林敏樹さん、オイラと、今年はビッグゲストで解答欄魔さん。
指将棋クラスタはKさん、Oさん、Nさん(昨年お誘いするの忘れてごめんなさい)、そして同僚のSさんの御尊父(是非、また来年も来てください)。

佐藤さんは電車通勤になり創作ペースがグンと上がったとの事で、たくさんの新作を披露。
毎年この合宿には北海道の旅からソノママ参加するのですが、今年は例年より長く20日以上走ってきたそうな。
その間に練り上げた7種合作品も見せて貰った。
解答欄魔さんからも新作を何題もみせて頂いた。
作品集を100局で纏めるのにもう少しとの事。楽しみだ。

その解答欄魔さん。
野口文庫に匹敵する詰将棋書籍シリーズの編集発行をする決意をした事はご存じだろう。
その第一弾が近藤郷「小さな絵」だが、第二弾の構想も聞かせて貰えた。
今朝はその著者から電話もあって、実現が現実味を帯びた。
来年の長野大会が今から楽しみだ。

夜も更けた頃に始まるついたて将棋トーナメント。
今年はオイラが優勝した。
小林さんとの決勝戦は小林さんに入玉され、オイラの持駒は歩ばかり、大駒はすべて取られてしまっているという絶望的な状況から、必死の粘りで逆転。
長い将棋につきあってくださった皆さんに感謝。

翌日の昼まで将棋を指して解散。

費用は15K弱でした。(交通費は別。宿泊料12K+飲み物つまみ代2K)

参加者の皆さん、ありがとうございました。
また来年お会いしましょう。

ここを読んでいるあなたもよかったら来年一緒に遊びましょう。

詰パラ8月号

表紙

稲葉さんの打歩詰啓蒙作品。
好きなんだけど、流石にこれはどうかなぁ。
まぁ、私もこの筋で「いやがらせ不成」という作品を創ったから人の事はいえないか。
いつまでも元気で創作意欲も旺盛な所を見習わなくては。

小学校撰題の言葉

詰将棋と詰め将棋。
カレンダーはあえて「詰め将棋」の表記です。
私も昔は拘っていたけど、最近は漢字は元々外国語なのだから送りがななど細かい事はどうでもいいという気持ち。
例えば昔の日本人が文字を習ったのが中国からではなくアメリカだったとしたら、
「たべる」を「eatる」と書こうが「eatべる」だろうが、どっちでもいいだろという感じです。
「eat」の訓読みが「た」、音読みが「イート」ということですね。
ま、それは兎も角、
「詰物」だと詰将棋だけでなく詰碁とか詰バックギャモンとか詰チェスなども含む表現のような気がします。

高等学校

佐口さん。悪い事言わないから子どもの塾通いなんてやめさせましょう。
2つ目の仕事をする時間に佐口さん自身が勉強教えてあげた方がいいと思います。はい。
(塾が一概に無意味と言っているわけではありません。為念)
それにしても原稿を手伝ってくれる奥さんって羨ましすぎ!
アレって原稿の邪魔する生き物ってのが定義だと思っていました。

大学院

今月は売出中の作家の作品を贅沢に2題、並べてある。
手数はどちらも長い。しかし、先月号とは比べものにならない易しさの筈。
たくさんの解答と短評をください。
作家は違うけど、兄弟みたいな作品だ。
解いてみればお母さんもわかるだろう。
いや、単なる私の思い込みかもしれぬが。

保育園結果稿

ワード覆面算の古典 SEND+MORE=MONEY が紹介されている。
この作品は高木先生によると「ストランドマガジン」1924年7月号に発表されたのだが、作者名ははっきりしないらしい。
デュードニーと推理する人もいるが氏の作品集には載っていないのだそうだ。
ついでにもう一つ覚えやすくて有名なものを紹介しておこう。
FORTY+TEN+TEN=SIXTY (アラン・ウェイン1947)

大学院結果稿

全国大会の最中に最終校正していた。
須藤さんもまさかゲラを持ち込んでくるとは驚きでした。
今見ると失敗図や変奏曲がなんで本文を切って挿入してあるのか謎だ。
「柳田作、駒場作等とは違う」
と書いたが「等」と書いたわけをすぐに思い出せる人はマニアです。

詰四会作品展

中村さん、全国大会で作品ねだったときには「長篇は作れない」と言っていたのに、ちゃんと発表していたのではないですか。
これは、そのうち投稿が来ることを期待してもいいかな。

デパート結果稿

吉田京平さんの作品素晴らしいですね。
「蹴鞠2」と命名したい。
ほら、映画でも1と2で監督が違う事ってよくあるではないですか。
だめかな。

吉田さん、大学院にも作品ください!
(追記)
さっそくいただきました。
ありがとう!

高槻の詰将棋全国大会いってきました

人見知りする質なのであまり人の集まる所に出かけたりすることは少ない。
ところが、どういうわけか年に一度の全国大会にはここ数年、連続して参加している。

ゲットしてきた物

四百人一局集


自分用はすでに柳田さんから直接入手していたのだが、友人に頼まれていたので購入。
全詰連の書籍としては初のハードカバー?
やはり、上製本はいい。
私も本を作りたくなってきた。
この玉手箱をそのうち纏めてみようかな。

月下推敲


谷川浩司詰将棋作品集。
すでに毎コミに予約してあるのだけれど、直筆サインが貰えるとのことなので、保存用に購入。
頼まれていた分も購入。
さっそく、平成22年1月号の作品が掲載されているかを確認。
あった!
ということはつまりオイラの文章も谷川浩司作品集に載っているという事だ。
これは嬉しい。

小さな絵

近藤郷作品集。
懇親会会場でサインも貰った。
気になっている作品を探す。
あった!
第4番。
よかった。ちゃんと修正されている。
45香か。
口惜しいけど、駒を置かなければ修正できない事はオイラも確認した記憶がある。

Paradise Books

詰将棋解答選手権2011は藤田さんの表紙やグラビア頁のデザインだけでも買う価値あり。
来年もチャンピオン戦は選手として出場するつもりだけど、一般戦・初級戦は東京会場の手伝いではなく、船橋か宇都宮に遠征して手伝いに行こうかな。

この詰2010はもちろん去年の2010。
次号はこの詰2012で、来年でる。
ではなんで買ったかというと、去年買った2010がもうボロボロになってきたから。
昨年の夏にトルコに連れて行ったら、鞄の中でコーラでもこぼれたのか大変な災難にあったりしている。

駒doc.

まとめて貰った。

作品集め

こちらは今回は不作で、具体的には1作も集められなかった。
デパートの岡村さんが上田さんから図面をもらっているを指をくわえて眺めているだけ。

しかし、伊藤正さんと初めてお会いする事が出来た。
来年の6月までには作品をもらえる予定。楽しみだ。

洞江さんからも20年ぐらい先に投稿して貰える事になった。生きてるかなワシ。

橋本孝治さんの姿も久しぶりに拝見して、作品くれるようお願いしたかったのだが、まだまだ時間があると思っていたら、大会の途中で帰られた。
残念至極。

カミさんサービス

今年はカミさん同行で来た。
そのお陰で、当日の午前中は大阪城見学。
翌日はUSJと疲労困憊。
夜に柳田会長一家とすれ違い。「お互いに大変ですね」とテレパシーを送った。

業務連絡:深和さま

メールを頂いたので、返信しましたが、何度やってもデーモンさまが届けてくれません。
もう一度メルアドを教えてくださいませ。

さて、今週は久しぶりに仕事がきつかった。
でも、やっと終わりが見えてきた。

日曜には高槻まで遊びに行けそうだ。

これだけ苦労してでかけるんだから、大学院への投稿作3作はゲットしてこないと割に合わない勘定だな。

あと作品集も収集してこなければ。

  • 四百人一局集
  • 月下推敲(この2冊はすでに予約したり貰えたりだが、友人(検討協力者)に買ってきてくれと頼まれた)
  • 解答選手権2011
  • やっくん
  • 近藤郷さん

3手詰改もでるんでしたっけ?

うっ、バーボン飲んだら、口の中が沁みる。口内炎でも出来たかな。

詰パラ7月号

看寿賞選考経過

今年も読み応えがあった。
でも、対立があればもっとドラマチックで面白かったのにな。
2作受賞も、変長もすんなり通過でなんだか肩すかしを食った気分。
短・中篇も「年間最優秀作」という趣旨で決めてしまえばいいのにと思うが、そこらへんも対立が深まらずすんなり「受賞作なし」に決まった印象を受けた。本当は色々対立があったのかもしれないけど、柳田さんの筆がそこらへんは書きたくなかったのかな。
「他作が弱かったのでラッキーで受賞」というのもアリだと思うのです。(オイラみたいに ^^;)
まぁ、これはやじ馬の感想です。

それにしても受賞の両名には本当におめでとうと言いたい。
2作受賞ってあまりないですよね。

いのてつさんはいきなり「図面が貼れる掲示板」に完成度の高い作品を貼り付けてくれて驚いた。
看寿賞審査員の解答欄魔さんが「とっとと投稿しましょう」といったコメントをつけていたっけ。
あれがもう、かなり昔の事になるのだから、歳を取ると月日の流れるのが本当に速いと実感する。

いのてつさんからは、さらに投稿を頂いているので、後期の大学院にも要注目だ。

添川さんは10回目の受賞。
凄いとしか言いようがない。
100作の作品集を作るとして、1割が看寿賞受賞作。
受賞歴を増やすごとに、ますます受賞が難しくなる傾向もあるはずだ。
煙詰を発表しても「また添川さんの普通の煙詰の傑作か」といった矛盾をはらんだような印象がある。
「虹と雪のバラード」も平成23年度の他の作品と比較されるのではなく、「大航海」と比べられてしまうのだ。

そして実際、昨年発表した5作中4作の煙詰は受賞できず、唯一の非煙詰である「奇兵隊」が受賞した。
(「奇兵隊」が看寿賞を取る事が前もって判っていたら、半期賞は最初の予定通り「放れ駒」にすればよかったかなぁ)

添川さんからも、先日、待ちに待った新作が届いた。後期の大学院にも要注目だ。

大学院

若島正と上田吉一が並んでいます。

もう感無量。

昨年、高坂さんから上田さんの新作があると聞かされた。古い作品の修正図らしい。
なんとかその作品を入手しようと画策していたら、twitterで若島さんから仲介してくれるとも申し出があり、一も二もなく飛びついた。

さらに、是非、この二人の名前を大学院で並べてみたいからと、若島さんに新作を依頼。
「夏ぐらいまで考えてみましょう」と返事を貰ったときは嬉しかったなぁ。

ともかく、たとえ白紙でも今月の大学院に解答を送らなかった損です。

2010年度看寿賞

[250] ■看寿賞速報 Name:須藤@詰パラNew2011/06/28(火) 15:35 [ 返信 ]

平成22年度詰将棋看寿賞は次の通りに決定されました。

【短編賞】該当なし

【中編賞】該当なし

【長編賞】井上徹也作「シンメトリー」パラ7月号大学院501手詰

【長編賞】添川公司作「奇兵隊」パラ11月号大学院123手詰

選考の詳細は、間もなく発売の詰将棋パラダイス7月号をご覧ください。

引用元: 詰将棋パラダイス.

おぉおぉ!大学院から2作も!

おめでとうございます。井上さん、添川さん。

また投稿、よろしくお願いします。

詰将棋で遊びましょう