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詰将棋雑談(19) ルール論争

これまで10回にわたって詰将棋のルール論争について書いてきた。

しばらくお休みをいただいてから第2章 解答審査基準についても書くつもりだが、ちょうど区切りであるのでここでオイラの意見を述べておこうかと思う。

まずはこれらのルール論争全般についてだが……

詰将棋のルール論争は既に解決している
否定的に

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詰将棋のルール論争(10) フェアリー

1 詰将棋の範囲

1-6 フェアリー

フェアリーとは新しい駒や盤を導入したり、ルールを変えた詰将棋のこと。

攻方最善手:玉方最善手の詰将棋に対し、玉方は最悪手(つまり自玉が最短で詰むように応手を選ぶ)に変更した「ばか詰」が有名だ。(「ばか」という単語を嫌ったのか「協力詰」という名称もある。「ばか」は悪い言葉では無いと思う。このブログの住所もkazemidori.fool.jpである。)

そのフェアリーの中には詰将棋と極めて近いものもある。
詰将棋と分けて出題や鑑賞する必要がないのではと思われるものまで。

でも、その線引きは共通理解されていない。
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詰将棋のルール論争(9) 変同

1 詰将棋の範囲

「混ぜると危険」とまでは言いませんが,なにが議論されているのかを明らかにするため,1章は「詰将棋の範囲」として発表が許される詰将棋と趣味として一人で楽しんでいなさいとの境界を探っています。
いわば,創作者向けの内容に絞っています。

解答者としての論点,すなわち「答案の採点基準」については2章の予定です。

理論的には一方が決定されれば,もう一方も決定されるはずですが,現実には非対称だと思われますので。

1-5 変化同手数駒不余(変同)

変同とは作意と変化が同手数でかつどちらも駒が余らない場合です。
つまり作意と変化の区別が解答者にはつかないわけですね。
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詰将棋のルール論争(7) 無駄合

1 詰将棋の範囲

この節は詰将棋の範囲–完全・不完全の話–とは微妙に異なるのですが、前節の2手変長1駒余りと密接な関係があると思うので、この位置に入れました。

1-4 無駄合

「無駄な合駒はしない」とよく表現されるルール。
しかし「無駄」というのは手の意味を判断に求めており、妙手の有無でなく手数で決定しようという方針と矛盾します。
そこで客観的に無駄合を定義できないかと何人もの勇者が挑戦しましたが、筆者が知る限りスッキリ明解な無駄合の定義は成功していません。
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詰将棋のルール論争(6) 変長

1 詰将棋の範囲

「余詰」といったり「不完全」といったりしますが、要するに「詰将棋の仲間に入れないよ」ということです。
「あなたがそういうものを創って楽しむのは自由だが、それを詰将棋とは称するのは迷惑だからやめてね」。
私は創ったものを見せ合って解いて楽しみ、評価を聞いて楽しむという範囲をわざわざ狭めていく必要を感じません。
賛同者はどうせいないだろうときりあげた1-2手余りの禁止だって、検討の余地はあると思っています。(詳しくは雑談で)
内容が面白ければ「持駒余」と表記して出題してもいいんじゃないかと思っています。

さてこのシリーズはその詰将棋の範囲にしてもなかなか共通認識にはならないし、さらに時代とともに変遷してしまう儚いものだという記述を延々と続けております。
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詰将棋のルール論争(5) 余詰の禁止(つづき\(^4\))

1 詰将棋の範囲

余詰=不完全ということですから、余詰の範囲を定めると言うことは詰将棋の定義を定める重要な要素であるわけです。

1-1 余詰の禁止

1-1-6 着手非限定

1-1-2 打点非限定で取り上げた「以遠打」は問題なしと感じる人が多数派でした。
同じ事なのですが、次の場合はどうでしょう。
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詰将棋のルール論争(4) 余詰の禁止(つづき\(^3\))

1 詰将棋の範囲

余詰=不完全ということですから、余詰の範囲を定めると言うことは詰将棋の定義を定める重要な要素であるわけです。

こんなツイートみつけました。
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詰将棋のルール論争(3) 余詰の禁止(つづきのつづき)

1 詰将棋の範囲

余詰=不完全ということですから、余詰の範囲を定めると言うことは詰将棋の定義を定める重要な要素であるわけです。

1-1 余詰の禁止

誰もが了解している「余詰の禁止」からして、実はけっこう意見の違いはあるんだよという展開をしている途中です。すこしペースアップします。

1-1-3 最終手余詰

【図7】

    33飛成、12玉、22龍まで3手詰
    33飛成、12玉、22金まで3手詰

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