橋本哲氏の飛角図式の傑作が修正されたと思われたが残念ながら余詰だった話は飛角図式の傑作が生還に書いた。飛角図式+龍鋸の夢は潰えたが、飛角図式+○○には他にどのような作品があるか復習しよう。
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詰将棋つくってみた(15) 課題1追加出題の選評 by 小林敏樹
ジャッジ:小林敏樹
創作課題\(1+n\):1筋に飛車を2連続で捨てる詰将棋を創ってください。
\(n=0\) 1筋に飛車2枚連続で捨てる
\(n=1\) (1x玉に対し)1y飛、同玉、1x飛、同玉、〇〇迄
\(n=2\) (11玉に対し)19飛、同x、1y飛、同z、〇〇迄
\(n=3\) (2x玉に対し)1(x-1)龍、同〇、1(x+1)龍、同〇、〇〇迄 +-は逆順も可
\(n=4\) 連続で捨てる飛の1枚を序で盤面に打っておく(7手)
\(n=5\) 連続で捨てる飛を2枚とも序で盤面に打っておく(9手)
\(n=6\) 連続で捨てる飛を2枚とも序で間駒で入手する
\(n=-1\) 「1筋」の縛りや「連続」の縛りを外した作品でもとにかく飛車を2枚捨てればOK
「自分でテーマを設定して詰将棋を作る」という作り方の練習のつもりで、追加の創作課題を出題しました。あまり反応は得られませんでしたが、それでも何名かの作者に作品を投稿していただきました。どうもありがとうございます。
同じテーマでも、作る人が違うとできる作品も違ってくる、ということがよく分かって面白いと思いました。
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詰将棋雑談(39) 24桂を4回
昨年の11月にこのエントリーのタイトルだけが下書きとして残っていた。
大抵は詰将棋入門を書いたときに、あぁこの話もしたい、そうだそれは詰将棋雑談の方に回そう、と考えてメモを残す。
しかし、この頃に思い当たるエントリーは見当たらない。
もしかすると「四桂追戻詰」からの連想かなぁ。
というわけで唐突だが、攻方が「24桂」という着手を4回行なう作品を幾つか紹介します。
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詰将棋雑談(38) 持駒変換
合駒を移用して持駒を変換させる作品で、数多くの作家に影響を与えたのは上田吉一の「積分」だろう。
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詰将棋雑談(14) 飛車の捌きといえば
詰将棋入門(46)で1枚の飛車を活用する作品を紹介したが、このモチーフの傑作は次の図だろう。
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詰棋書紹介(6) 金波銀波集
やさ院作品募集
12月号「やさ院」の特集テーマが決まりました。
「剥がし」
6月号が「連取り」なので、流れとしてちょうど良いでしょう。
現在、2作集まっていますので、(というより2作集まったのでテーマが決定したという方が本当だ)
あと2作、募集します。
例題1作と、出題作1番向け。
あ、6月号のテーマ「連取り」もまだ1番枠が空いていますので、よろしくお願いします。
「連取り」と「剥がし」はどう違うのかと聞かれると、よくわかりません。
持駒が増えていくのが「連取り」で、増減がないのが「剥がし」と以前は考えていました。
最近は、もっと単純に視覚的な感覚で使っています。
消える玉方の駒がリニアに並んでいたら「連取り」。不規則に存在していたら「剥がし」。
この方が分かり易いのではないかと。
で、せっかくだから私の好きな剥がし作品を2作紹介。