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つみき書店から看寿賞受賞作がでました

これも今更というニュースなのですが、つみき書店の連載企画「詰将棋つくってみた」の2023年12月の「課題36:同一手順を2回以上繰り返す詰将棋を作ってください」で出題された馬方四季さんの作品が2023年の看寿賞中編賞に選ばれました。

★ついに「詰将棋つくってみた」から春霞賞とか……夢を見てもいいですかね?

結果稿では上のように書いていました。
春霞賞は期待してましたが、看寿賞をいただけるとはなんと嬉しいことでしょうか。
作者の馬方さんには「受賞おめでとうございます、そして本作品をつみき書店に投稿してくださってありがとうございます!」とお伝えしたい気持ちです。(が、まだお目にかかれていません)

この作品は出版されたばかりの『将棋年鑑』巻頭特集の藤井八冠(当時)のインタビューにも登場しています。

作品の正解手順はこちらからどうぞ。

詰将棋つくってみた(172)
 課題36:講評

Judge:井上徹也

 今回の課題はリピート趣向。 今までの課題の中でも抽象的なので投稿が集まるか心配でしたが、本職の趣向作家に支えられた事もあり十分な数の作品が出題されました。 どれも課題通り趣向の面白さが感じられる作品です。

 『詰将棋つくってみた』の本来の対象である創作駆け出しの方には、1ヶ月という募集期間は短かったかもしれません。 まずは講評や結果発表を読んで趣向という分野を楽しんでもらえると嬉しいです。 こういう分野があると頭の片隅に置いておくと詰将棋活 動の中で「この手順を繰り返したら面白いかも」 「この繰り返しの仕組みは意外性があるかな」 など創作の種に出会えるかもしれ ません。 趣向に限らずどんな思いつきでも形にしてみる事が大切です。 つくってみましょう。

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 課題36:講評

詰将棋つくってみた(170)
 課題36:解答募集

課題36への投稿ありがとうございました。

課題36:同一手順を2回以上繰り返す詰将棋を作ってください。

 課題が課題なだけに100手超えとか投稿されてくるのではと心配(と期待)をしていたのですが、そんなことはなく、10手台から最長でも60手台でした。目出度し目出度し。長篇も最後の1題以外は比較的解きやすい問題ばかりだと思います。一番の難関は中篇かもしれません。 

  • 解答募集します。解けた分だけでも送ってください。
  • 略記解答も可とします。解答強豪の方は短評だけでもOKです。
  • 解答送り先:kazemidori+kaitou@gmail.com
  • 締切り:12月16日(土)
  • 短評歓迎します
  • 賞品:6ポイント毎に粗品進呈。

印刷用pdfつくりました⇒課題36.pdf
a4両面印刷で持ち運びしやすいサイズになります。

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 課題36:解答募集

詰将棋つくってみた(113) 課題24:結果発表

課題23:罠のある詰将棋を作ってください。

課題24への解答は7名でした。ありがとうございます。
しかし少なすぎます。これではこの企画に作品を提供してくれる作家はいなくなってしまうことが予想されます。そろそろこの企画も終了かな?

まだ解いていない方はこちらからどうぞ。

印刷用pdfつくりました⇒課題24.pdf
a4両面冊子印刷で持ち運びしやすいサイズになります。

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詰将棋つくってみた(111) 課題24:解答募集

課題24への投稿ありがとうございました。

今回の課題は難しかったようで投稿は9局。うち1局はどこかでみたことある図ですが、今回は投稿が少なかったので採用です。(書籍化の際には削除します)(私の勘違いでした。見たことあるのは間違いないのですが未発表でした。ごめんなさい。)

「罠がある」という課題ですが、これは作者の方に不利なことは否めません。解答者は「罠があるはずだ」と慎重に解いてくるはずだからです。
いまはなくなった詰将棋パラダイスの「マラソン」というコーナーは、全題正解者しか翌月の解答の権利がなくなるという面白いコーナーでした。ですので作家は誤解を招くような作品を選りすぐって投稿したものでした。

  • 解答募集します。解けた分だけでも送ってください。
  • 略記解答も可とします。解答強豪の方は短評だけでもOKです。
  • 解答送り先:kazemidori+kaitou@gmail.com
  • 締切り:12月16日(金)
  • 短評歓迎します
  • 賞品:1名様に粗品進呈。

印刷用pdfつくりました⇒課題24.pdf
a4両面冊子印刷で持ち運びしやすいサイズになります。

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詰将棋つくってみた(79) 課題16:講評

Judge:柳原裕司

 今回担当の柳原裕司です。たくさんのご投稿ありがとうございました。レベルの高い作品が多くてめまいがしそうです。
 詰将棋歴は40年以上ですが、実は詰将棋に詳しくありません。古図式が苦手で、長編、構想作、記録作などにも疎いです。狭い守備範囲で活動しておりますので、鑑賞眼に自信がありません。的外れなコメントをしていたらお許しください。
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詰将棋つくってみた(77) 課題16:結果発表(前編)

今回の課題は移動合。

課題16:移動合を含む詰将棋を創ってください。

詰将棋は攻方の妙手は勿論必要ですがそれに加えて玉方の妙手も表現しようとしてきました。
その発現の場の一つが間駒です。
通常は駒台から駒を持ってきて–すなわち味方の勢力を増強するチャンスなのにそれをしないのが移動合。
上手く処理すると玉方の妙手になり得ます。

12名の方から解答をいただきました。ありがとうございます。
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詰将棋つくってみた(75) 課題16:解答募集

課題16へのたくさんの投稿ありがとうございました。
なんと27作もの投稿をいただきました。
余詰等をオミットして20作の出題です。
今回は作者数がいつも以上に多くて嬉しいです。
新しい方の名前もあります。とても嬉しいです。

いつも通り手数順に並べてありますが、決して易しい順ではありません。
易しそうな作品から手を付けるのが良いかもしれません。

是非多くの解答応募をお待ちしています。

  • 解答募集します。解けた分だけでも送ってください。
  • 略記解答も可とします。解答強豪の方は短評だけでもOKです。
  • 解答送り先:kazemidori+kaitou@gmail.com
  • 締切り:4月16日(土)
  • 短評歓迎します
  • 賞品:1名様に粗品進呈。1名様に将棋世界5月号を進呈。(持っていない方はその旨を書いておいてください)

印刷用pdfつくりました⇒課題16.pdf

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