「2_つみき書店」カテゴリーアーカイブ

続 これから作る本

これから作る本のつづきです。

流通に乗せない小さな詰棋書

 「流通に乗せない」といったらつみき書店の本はどれもそうじゃないかと言われそうだ。東販にも日販にも入れていないですから。ここでは単にisbnもつけないで、amazonや将棋連盟販売部、アカシア書店にもジュンク堂書店にも出さない本という意味です。いわゆる”同人誌”で伝わる? (違うかも)
 今年からはそういう類いの本も手掛けていきたいと考えています。
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これから作る本

まぁ、かなり遅くなりましたが、今年の抱負というような話を書きます。

詰棋書

個人作品集

 鍋に入っているのが『飛角図式 江口伸治詰将棋作品集』です。残っている仕事は確定しており、ひたすらオイラが仕事するかどうかにかかっています。春には完成させたいと考えています。
【表紙ラフ】
 次に『金田秀信の詰将棋』を仕上げます。これはまだ解説が150局程まだ未完成。こちらは全国大会までに完成させたいものです。
 並行してもう1冊造る本がありますが、これはまだ非公開です。出版社がうちではないので……お楽しみに!
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風みどりの詰将棋と関係ない話(25) 荷造運賃について

柳田さんがやっている全詰連書籍部の頁には1冊毎に厚さと重量が示されている。
これは送料を最小値にするための良心的なデータだ。
ただ本当はさらに書籍のサイズも必要だ。

皆さんの中にはネット本屋をやってみたいという方もいらっしゃるだろうから、参考のために本を送る方法について説明する。
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裏メニュー

 絶版詰棋書の値段(via詰将棋の欠片)でつみき書店の裏メニュー”貸本屋”の貸本リストが公開されている。
 検索窓で「詰棋書貸出」を検索すると料金や条件・申込み手順などでてきますので、希望の方はどうぞご利用ください。

 近くに詰将棋の会合があれば、そこで知り合えるおじさんに古い詰棋書を借りたり貰ったりできる。
 でもそうでない地方に在住の場合は古い棋書を入手するには高価な古書を買うしかない。
 そういう場合に役立つかなと始めたのですが、あまり需要はないようなので裏メニューに引っ込めました。
500円というのはほとんど送料(198円+180円)なので格安なのです。それで借りている間にコピーしたりスキャンすれば良いかと思うのですが、若い方には結局高いのでしょう。

 国会図書館法というのがあって、日本国民は5部以上の印刷物を作ったら(例外を除いて)国会図書館に1部寄贈することになっている。自費出版物も対象だ。
 だから皆がこの法律に基づいて詰棋書を作ったら国会図書館に寄贈すれば良いのではないかと思う。
そうすればやがて各地の主立った図書館からデータを閲覧することが可能になることが期待できる。

[定期]不要の詰棋書をお売りください

 詰棋書は発行部数が少ないので、すぐに絶版品切れになってしまいます。
 そしてこの世界に新しく入ってくる人は、まず「既発表作の知識がない」という悩みを持ちます。
 ヤフオクなどで流通する場合もありますが、総じて若い方にとっては高額です。
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正誤表Wiki

先日、冬眠蛙さんもご存じなかったのでちょっと宣伝しておきます。

詰棋書の正誤表ってすぐなくすので、どこかにWiki作っておこうと作りました。

誰でも編集できます。

既に何人もの方が編集に協力してくださっています。(というかオイラが書いた分より岡本正貴さんが書いたものの方が多い)

不完全情報やこんな修正図があるよ情報も書込んでください。

このブログのメニューにリンクがあるのですが、こちらです⇒ 正誤表Wiki
ブックマークよろしくです。

新しい本を登録してくだされば、気がついたときにメニューはオイラが編集します。

隅の老人Aさん・冬眠蛙さん対談

 (いや詳しくは知らないのですが←オイオイ)隅の老人Aさんと冬眠蛙さんはネット上および文通友達としては長い歴史をもっていました。ところが実際にリアルで対面したことは居住地域の距離もあって一度もなかったようです。それがとうとう会おうという話になって、それだったら隅の老人Aさんが風みどりの家でやろうといってくださいました。以前に隅の老人Aさんと解答欄魔さんの対談をやはりうちで実施したことがあり、セッティングに取りあえず合格の評価をしていただいたのだろうと喜びました。 続きを読む 隅の老人Aさん・冬眠蛙さん対談