つみき書店は印税を…いつの日か…支払います

普通の本屋は、本を出版しようと思ったら、原稿料や印税、組版代や画像の使用料、印刷・製本費などを払って本を作ります。
それを東販や日販などの取次に1年間委託販売を依頼します。1年後に売れ残った本が返ってきて、売れた分の代金が何ヶ月か先に割れる手形で支払われます。
これではオイラなどの個人事業主では2年に1冊しか本が出せません。

そこでつみき書店では直販(STORESとメルカリSTOREを含む)といくつかの本屋と直接取引しかしていません。あとはAmazonです。Amazonは委託販売で掛率も悪いのですが、そのかわり翌々月に精算してくれます。

また、つみき書店では著者の方には申し訳ないのですが、印税の支払を制作費が回収できた時点まで待っていただいています。
それでも商業出版でない詰棋書の制作では、「原稿料は完成品を数冊のみ」ということが常識でしたから、画期的ではないかと思っています。
現在の時点で、印税を支払えたのは『Limit7』、『野村量の詰将棋560』(初版分)、『増補新版すなどけい』の3冊です。
『怒濤』がもう一息(ただこの数ヶ月ほとんど動きがない)、『飛角図式』はまだまだ先のことになりそうです。(『詰将棋つくってみた2021』は印税なし。)

というわけで、つみき書店で詰棋書を出版すると、売上によっては印税が入ります。
マイナビ出版や浅川書房に断られたら、主婦の友社や成美堂出版・創元社にもちこんでも駄目だったら、つみき書店に相談してみてください。
(つみき書店も断ることもありますケド)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください