「盤上のパラダイス」入荷しました

  • 売り切れでご迷惑をおかけしていました若島正「盤上のパラダイス」ですが、入荷しました。
  • 「Limit 7」に続くつみき書店制作詰棋書第2弾は「野村量の詰将棋500」です。詰将棋全国大会での発売を目指して鋭意製作中です。みなさまお楽しみに!間に合わなかったら御免なさい!!
  • 第3弾は昨年から交渉中ですが、未だよい返事をいただけていません。引き続き頑張ります。

詰将棋雑談(12) 歴史に「もし」はないが

小西稔は若くして亡くなられた方。北村研一も若かった。奥薗幸雄もそうだ。

もしこれらの天才作家たちが長生きして詰将棋を続けていたら、いったいどんな素晴らしい詰将棋を作ってくれたのだろう。現代の最新流行に刺激されたらどんな発想を見せてくれるのだろうか。

歴史にもしはない。
彼等が作ったかもしれない名作・傑作は永遠に失われてしまった。

……実は、オイラはそこんところちょっと楽観派です。
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詰将棋のルール論争(6) 変長

1 詰将棋の範囲

「余詰」といったり「不完全」といったりしますが、要するに「詰将棋の仲間に入れないよ」ということです。
「あなたがそういうものを創って楽しむのは自由だが、それを詰将棋とは称するのは迷惑だからやめてね」。
私は創ったものを見せ合って解いて楽しみ、評価を聞いて楽しむという範囲をわざわざ狭めていく必要を感じません。
賛同者はどうせいないだろうときりあげた1-2手余りの禁止だって、検討の余地はあると思っています。(詳しくは雑談で)
内容が面白ければ「持駒余」と表記して出題してもいいんじゃないかと思っています。

さてこのシリーズはその詰将棋の範囲にしてもなかなか共通認識にはならないし、さらに時代とともに変遷してしまう儚いものだという記述を延々と続けております。
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詰将棋で遊びましょう