私家版詰将棋解答選手権に挑戦(6)

今日は土曜日でつみき書店は休業日。
普通に詰将棋で遊ぼう。

ここんとこ成績が悪いので今日は工夫をしてみました。

お酒を用意して、飲みながら解く。

休みの日だし。よろしいかなと。

普段は全然詰将棋が解けない風みどりですが、不思議なくらい詰将棋が解けるときもあるんです。

1番目は小林敏樹と酒飲みながら解くとき。
2番目は詰将棋解答選手権に出場しているときです。

アルコールが少し入った方が、頭の回転がスムーズになることってありますよね。
眠くなるときもありますが。

さて、今回は武島さん。
https://twitter.com/sokaku_ohashi/status/1248587892026269696?s=20

ここから先はモロにネタバレなので、未挑戦の方は解いてから読みましょう。
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詰将棋入門(24) 龍鋸

前田三桂 詰将棋第一部集第1番 1937.1

この連載では既に三代宗看の馬鋸を2局、紹介した。

馬ノコと対になるのが龍ノコだ。

作者は「へたの横槍」で有名な前田三桂。
龍鋸第1号として発表されたが、後に久留島喜内に龍鋸作品があることが発見された。

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詰棋書紹介(5) 将棋紫雲英図式

詰将棋を創るモチベーションというのは、人によってそれぞれ違うのは当然だ。
だから解いたときに受け取るメッセージも様々だ。

「どうだ難しいだろう!」という詰将棋はパスしたい。(解けないから)
「どうだ凄いだろう!」という詰将棋は嫌いではないが、解いたら「凄いなぁ」と思う。
小西逸生の詰将棋はどちらでもない。
解いた後に「いいなぁ。これ」と感じるのだ。
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詰将棋入門(23) 塚田少年の初入選作

塚田銀波 将棋月報 1926.12

塚田少年と書いて通じるだろうか。
塚田恵梨花ではないのはもちろん、塚田泰明でもない。

塚田正夫実力制第二代名人のことである。

近代将棋誌(休刊中)の「塚田賞」の塚田だ。

その塚田名人が12歳の初入選作だそうである。
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詰将棋入門(22) 周辺巡り

今田政一 詰将棋パラダイス 1969.9

最近はスイッチバックとかルントラウフとかチェス・プロブレムから輸入した駒の軌跡をテーマにした作品も増えてきた。(昨日の創棋会の課題も!)

詰将棋における駒の軌跡テーマで昔からあるのは玉の周辺巡り
初形95におわす玉が四隅を巡って戻ってくる様子を愉しまれたい。

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