「1_詰将棋」カテゴリーアーカイブ

詰将棋創作チョー入門(21) それでは特訓の始まりだ(3)

この連載は余詰の検討に柿木将棋をツールとして使用していきます。購入方法・インストールの仕方は第1回。基本的な使い方は第2回を参照してください。

 そろそろまたやりたくなってきました。夏といえば祭ですから。

三手詰祭の第3回を開催することにしました。

 詰将棋を作る楽しみを知っていただく切掛になれば幸いです。

チョー入門課題
☗○○▲、☖同○、☗○○■まで3手詰
ただし初手に捨てる▲は小駒!
のタイプの3手詰を10局以上作ってください。

 要は「飛角以外を捨てる3手詰」です。
続きを読む 詰将棋創作チョー入門(21) それでは特訓の始まりだ(3)

いっこの積木(148)

第7章 短篇前期(9手~11手詰)

短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
9手詰も片付いて、いよいよ11手詰です。

風みどり 日めくり詰め将棋カレンダー2009

  • 感想を貰えたら喜びます。
  • その感想は作品集に収録させていただく可能性があります。
  • 正解はこの下にあります。
  • 正解を見ての感想も歓迎です。

久しぶりに出自が明らかな子が登場です。
LPSAの『日めくり詰め将棋カレンダー』向けに作った図です。
苦手な右上\(4\times4\)に収めましたが手順は完全に既製品。
でも柳田さんが「この駒数で収まったならOK!」と収録されることになりましたとさ。

続きを読む いっこの積木(148)

詰将棋つくってみた(93) 課題19:講評

Judge:シナトラ(藤原俊雅)

 12人の作家による21作品が集まった今回の作品展は、テーマ・表現の両面で非常に多様であり、水準も高かった。「変化を利用した一桁手数」は未開拓の部分が多く残る分野のため、はっきりとした評価基準は存在しない。その影響で選評が長く、初心者向けではないものになってしまったことを謝罪する(本来批評とは簡潔かつ明瞭なものだというのが私の考えだ)。なお、文中に何度も「本手順」という表現が登場するが、これは「作意」とは異なる意味だ。本手順+変化順=作意順(作者の意図した手順全体)と考えて読んでいただきたい。また、変同利用の作品に対して鑑賞の手助けとなるように「プロブレム的表記法」を用いることがある。これは作者の意図した変化を全て並列的に書くというもので、第1番にこれを適用すれば、49金、同銀成/同銀生、38飛/57角まで、という具合になる。
続きを読む 詰将棋つくってみた(93) 課題19:講評

詰将棋つくってみた(91) 課題19:結果発表(前編)

課題19:変化を活用した詰将棋を作ってください。ただし手数は一桁でお願いします。

今回は8名の方から解答をいただきました。
ここのところ2桁は確保したいたのでちょっとさみしいです。

まだ解いていない方はこちらからどうぞ。

印刷用pdfつくりました⇒課題19.pdf

続きを読む 詰将棋つくってみた(91) 課題19:結果発表(前編)

いっこの積木(147)

第7章 短篇前期(9手~11手詰)

短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
9手詰も片付いて、いよいよ11手詰です。

風みどり ネットとらふ 19??

  • 感想を貰えたら喜びます。
  • その感想は作品集に収録させていただく可能性があります。
  • 正解はこの下にあります。
  • 正解を見ての感想も歓迎です。

続きを読む いっこの積木(147)

詰将棋入門(210) 金!金!金!

水上仁「マリー」詰パラ1993.11

最近は”趣向”というと”繰り返し趣向”という印象があるがもちろんそういうことではない。
辞書には「味わいやおもしろみがでるようくふうすること。また、そのくふう。意匠。」とあるが、もともとそのような意味で使われていたものだ。本作、なかなか見ない趣向。87手の大作だ。
続きを読む 詰将棋入門(210) 金!金!金!