「メンタルヘルス」タグアーカイブ
二流作家のメンタルヘルス(10)
二流作家のメンタルヘルス(9)
下図はメンタルヘルス(7)で取り上げた自作。
風みどり 風みどりの玉手箱
22銀、24玉、33銀生、同玉、32金、同歩、22銀、24玉、13銀生、同玉、31馬 まで11手詰
この図を見てM氏が次の図を発表した。
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二流作家のメンタルヘルス(8)
二流作家のメンタルヘルス(7)
二流作家のメンタルヘルス(6)
北原義治 独楽のたに 第44番 1978.9.10
74馬、83飛、同馬、同歩、93飛、81玉、83飛不成、82銀、
93桂、91玉、92歩、同玉、84桂、91玉、81桂成、同玉、
73桂、91玉、92桂成、同玉、93銀成、同銀、81飛成まで23手詰
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二流作家のメンタルヘルス(5)
風みどり 風みどりの玉手箱
上の図は詰将棋ガイダンスを書くときに作図のテクニックとして正算式の説明用に作った図です。
詰将棋ガイダンスはただいまリニューアル中。古いものは倉庫にしまってあります。
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二流作家のメンタルヘルス(4)
風みどり 将棋世界1976.11
上図はオイラの将棋世界初入選作。
作意は易しい9手詰なので省略。
それにしてもよくぞ勝浦修先生はこの図を採用してくれたもの。
恩人です。
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二流作家のメンタルヘルス(3)
T「7手詰めは10枚以内で作ること」
K「10枚は厳しいです。せめて盤面10枚以内で許してください」
T「仕方ないね」
このように妻木師匠からも半分諦められた風みどりは盤面10枚で創作を続けていましたが,ある日使用駒6枚の図を得ることができたのです。
易しい7手詰なので解は省略します。
手順に新味はないので専門誌に投稿はしませんでしたが,WEBでは公開していました。
桂馬の配置もきっちりしていてお気に入りの作品です。
ある日,「Limit 7」の収録作を選定するために10000局の候補作を延々と並べていた時です。
湯村光造 近代将棋1987.11
こ,これは…。うわさに聞く同一図。
自作中唯一の使用駒7枚以下の作品で作品集にも収録したいと思っていた作品なのに!!……と心が折れそうになった時は次の呪文を唱えよう。
一流作家とぶつかるのは
作図力アップの証
もちろん湯村作は「Limit 7」に収録させてもらいました。
オイラが解説を書いてめちゃくちゃ褒めました。自作でないのなら遠慮なく褒められる。
飯尾さんが解説書いてるところに1作だけオイラの解説が紛れ込んでいるのはそういう理由でございます。
二流作家のメンタルヘルス(2)
風みどり作
7手詰ばかり50局の作品集を作ろうとせっせと7手詰ばっかし作っていた頃の作品。
易しい7手詰なので解は省略。
山本民雄 詰パラ 1968.12
もうこれだけで十分なダメージを受けているのだが、ダメ押しが来る。
この図を紹介してくれた伊藤正の文章だ。
……5手詰としてまず完璧な仕上り具合ではないだろうか。特に同じ作図家として感心するのは、無駄のない駒配置である。当然といってしまえばそれ迄だが、33との配置、どうですか?また、手数を伸ばさないで5手詰として完成させた作者の確かな判断力にも心惹かれる。そして決定的に感心するのは、この手順が、今でも充分に新鮮さを保っていることである。
「詰将棋の詩」1982.1 伊藤正「新・名局リバイバル2」より
ぐわ~、無駄に駒を配置して無駄に手数を伸ばしてしまった。
なんて俺は駄目なんだ……と自己嫌悪に陥りかけたときは次の呪文を唱えよう。
ひっくり返せばOK
風みどり Chun 詰将棋の杜 発表日は忘れた
ただし上下にひっくり返すこと。左右にひっくり返しただけではただの盗作。
(ただの改悪じゃんというコメントはご遠慮ください)
その後「なんでもかんでも7手詰にしようとするのはいけない」と悟った風みどりは反省して、7手詰50局作品集の企画は止めました。
その作品達は5手詰になったり、9手詰になったり、そのまま7手詰になったり、没になったりしていきました。
(田宮さんに前文まで書いてもらっていたのにごめんなさい)
ちなみに山本作は、しっかり「Limit 7」に収録させていただき、風みどりが解説も書きました。