三代伊藤宗看『将棋無双』第93番 1734.8
変化も易しく、邪魔駒消去テクニックのオンパレードを楽しめる作品。
続きを読む 詰将棋入門(187) 邪魔駒消去カタログ
三手詰祭です。
易しい(理由は解いているうちに直ぐわかる!)三手詰を一気に49問出題します。
お楽しみください。
印刷用pdfつくりました⇒三手詰祭1.pdf
かなり衝突が発生するだろうと予想していましたが、案外ぶつかりませんでした。
1件だけ風みどりと松田圭市さんが正面衝突しました(^^;
なお、出題は盤面駒数順となっています。
余詰チェックしていないので、余詰の報告も歓迎します。
詰将棋入門(186)で「無双91番」を取り上げた。
一番弱い駒である歩を、攻方の駒2枚を犠牲にしてわざわざと金にしてしまうというのだから面白い。
面白い作品は後生の作家の創作意欲を刺激する。
それが「模倣」といわれるか「発展」といわれるか、それは鑑賞者次第。
作家は作りたくなってしまうのである。
続きを読む 詰将棋雑談(72) 歩成らせ–無双91番の系譜
新しい章に入る。
終わりも近づいてきた。
短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
「守備駒の利きを強めて取歩駒を発生させる」というカテゴリーの小分類になるのだろうか「成らせ物」は。
しかし手順を並べていただければわかるように宗看の関心は打歩詰の新しい回避手段を開発するというより、その実現方法–演出にあるように思える。そこでタイトルに「驚愕の」を追加してみた。
続きを読む 詰将棋入門(186) 驚愕の歩成らせ
メールで投稿や解答をするとき不安になるのはちゃんと送信したか・そのメールが到着したのかだ。
日本郵便メールを送るにはポストまで歩いて行って投函するので、「発送した」という実感がある。(そして後からびしょ濡れの手紙が上から投函されたりしないように、配達が面倒だと配達員に捨てられたりしませんようにと祈る)
しかし、メールは【送信】のアイコンをクリックするだけなので、オイラは不安だ。
実際にとっくに返信したつもりだったのに、ふと「下書き」フォルダを見たら送らずに残っていたこともある。(何度も!)
なので「送信」をした後に、念の為「送信済み」フォルダを確認しに行ったりもする。
送信したメールがちゃんと届いているかも不安だ。
ちょっと下ネタも書いちゃったから迷惑メールフォルダに仕舞われちゃったりしてないだろうか。
そこでつみき書店では投稿や解答メールを受け取ったら自動で「受けとりました」とだけのメールを返信することにしている。
私のプロパラ担当としてのやり方は、投稿メール全てに対して1週間以内に「投稿ありがとうございます+○号での採用しますor不採用です」の連絡をするというものですが、詰パラ担当者がそれをやっていないというのに驚きました。
— Sinatra (@Sinatra57496354) February 4, 2022
これがもちろん理想なのだが、例えばメールを開ける作業はまとめて片付けたいし、忙しかったり心が疲れていたりするときにはなまじメールに返信したりせずにいた方がよいこともある。
続きを読む 風みどりの詰将棋と関係ない話(30) Gmail–自動返信の設定の方法
新しい章に入る。
終わりも近づいてきた。
短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
現代においては、飛車の双方不成という主題だけでは37手詰を支えるには軽すぎる。
しかし不成がまだまだ新鮮な妙手であった時代を考慮して鑑賞していただきたい。
…とまぁ、こんな風に書くのが定跡だ。
しかし鑑賞していくうちに、作者の考えたことが直接伝わってくるこの大らかな造りが好きになってくる。
そして約束通り大駒が綺麗に消える構成に、流石は宗看だと納得してしまうのである。
課題15:七手詰を創ってください。
毎回「わかる人にはわかる」素晴らしい方をJudgeにお迎えしているのですが、今回の上谷直希さんは平成28年の看寿賞を7手詰で受賞された記憶が新しい気鋭の現役作家です。平成29年も11手詰で看寿賞を受賞しています。投稿するだけでこんな凄い方のコメントが貰えるなんて!この機会を逃す手はありません。たくさんの投稿をお持ちしています。
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