いっこの積木(1) 

新連載企画第4弾。

先日,某氏と飲んでいて「自作集の解説を書いているが40まで書いて,そこで止まっている」と聞いた。
実際,100作の自作解説を書くというのはなかなかの難事業だと思う。
しかし,読者はそれを読みたい。

オイラは2つのアドバイスをした。
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詰将棋雑談(20) 桂馬のダイビング

詰将棋入門(60)で田辺国夫作を並べた。
当初は田辺作は好形から延々と盤上を追い回す作品を予定していたのだが、柿木で調べてみるとかなり大きな瑕疵があり断念。
それなら2作ある塚田賞受賞作もう一つの方を考えた。
これは大好きな作品だ。

田辺国夫 近代将棋 1956.7


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詰将棋入門(63) ブルータス手筋を馬鋸で

川崎弘 『北斗』第57番 詰パラ1955.4


33手詰。

こう聞くとはじめてこの連載を読む方だったら「難しそう、とても無理」と怖じ気づくに違いない。
しかし、この連載をはじめから通読してきた方なら、「あれ?手は限られているし、いかにもな59角・48香の仕掛。これは案外易しいかも。」となっているかもしれない。
ヒトというのはいつの間にか急激に成長してしまうものなのだ。
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詰将棋用語の最前線(4)

少しずつ、反応がでてきてくれて嬉しいです。

言葉の意味をコメントなりtwitterなりで教えてください。
twitterの場合は#詰将棋用語の最前線 とタグをつけてください。
論争する場合(^^)は、コメント欄でお願いします。(追い切れなくなるので)

今回は自分では分かっていたつもりだけど、だんだん分からなくなってきた言葉です。

ブルータス手筋

(1)遮ることが出来る位置に線駒を打つ/動かす
(2)その線駒の利きを自駒で遮り打歩を打開する

(0)そのために打ち換える
から始まったら「図巧49手筋」と呼びましょう(^^)。

不利先打

不利逃避

不利合駒

グループ不利合

取らず手筋

https://twitter.com/sengyotei/status/1296026146480336896?s=20

詰将棋用語の最前線(3)

言葉の意味をコメントなりtwitterなりで教えてください。
twitterの場合は#詰将棋用語の最前線 とタグをつけてください。
論争する場合(^^)は、コメント欄でお願いします。(追い切れなくなるので)

今回はチェス・プロブレムから輸入されたらしい用語。
あちこちで使われ始めているようですが、それだけにたまに「その使い方、あってる?」と思う用法も見られるようになってきました。

一度、詳しい方に説明してもらいたいんですよね!
なお、本家におけるこれらの用語の意味は『チェス・プロブレム入門』に説明があります。
(つみき書店で購入できます(^^))

スイッチバック

ルントラウフ

バッテリー

フェニックス

ピン

モデルメイト・アイデアルメイト

ウムノフ

シフマン

ペレ

手抜きじゃないかと思われるかもしれませんが、はい、『野村量の詰将棋560』が大詰めでして、手抜きです(^^)。書きたいエントリーは色々あるのですが、目が無理。

詰将棋用語の最前線(2)

まだ(1)の反応が皆無ですが、詰将棋用語については必要としているヒトが絶対いると思うのでレギュラーとして採用決定します(^^)。

でも、今回は書込みやすい言葉を選んでおきました。
よろしくお願いします。

言葉の意味をコメントなりtwitterなりで教えてください。
twitterの場合は#詰将棋用語の最前線 とタグをつけてください。
論争する場合(^^)は、コメント欄でお願いします。(追い切れなくなるので)

今回は3つ。

浦壁手筋

「浦壁手筋」は詰パラ8月号の春霞賞の記事ではじめて知りました。
定義と1号局について教えてください。

藤井規之 詰パラ2019.8

馬屋原手筋

【馬屋原手筋】
質駒を取られないように、質駒に隣接した位置へ利かせる連続合

名誉手筋

【名誉手筋】
利きを通すか遮断するかの選択権を残すための限定打

馬屋原剛 詰パラ 2019.2

詰将棋入門が現在は昭和の作家紹介として進行していますが、もうすぐ「手筋」や「用語」の解説に入っていく予定です。その予習ということでマニアの皆様、ぜひともご協力ください。

詰将棋で遊びましょう