※この連載は風みどりが1題ずつ高木秀次作品集『千早城』(1993)を読んでいくものです。
第12番 詰パラ1952.1改
20手台に突入。そろそろ柿木将棋にお世話になるかなと思っていたが、本作は一直線に解けた。
Tweet※この連載は風みどりが1題ずつ高木秀次作品集『千早城』(1993)を読んでいくものです。
20手台に突入。そろそろ柿木将棋にお世話になるかなと思っていたが、本作は一直線に解けた。
Tweet詰将棋入門(200)で22玉に対し、広く利かせる34桂ではなく端に打つ14桂という渋い好手が登場した。
この14桂を活かした名作といえば34桂と14桂を打換える手順を繰り返す北千里作(中編名作選II 第11番)がある。
そして北千里作にトリビュートした新ヶ江幸弘作(中編名作選II 第32番)だろう。新ヶ江作は角を手に持っていない所が新しい。
2作ともまだこのブログで紹介していないような気もするが、今夜はちと方向性を変えて、この14桂から32角という手順を最初に使ったのは誰かということを探してみた。
Tweet通説に疑義あり。ひらがなの「と」は「止」の崩し字ですよね。将棋駒の「と」も「歩」の部首である「止」を崩したのではないかと推測します。
— 不透明人間 (@hutoumei) November 21, 2020
ff外から失礼します。「と」は草書体の「今」の崩し字だと記憶してます。昔は「金」と同じ音読みの「今」が代用されるケースがあったそうな。
— いいだ (@danootia) November 21, 2020
このtweetを見て、自分でもググってみた。
続きを読む 詰将棋雑談(40) と金と歩兵
合駒を移用して持駒を変換させる作品で、数多くの作家に影響を与えたのは上田吉一の「積分」だろう。
続きを読む 詰将棋雑談(38) 持駒変換
課題:玉方歩の頭に大駒を捨てる詰将棋を創ってください。
(捨てる駒は飛車でも角でも龍でも馬でも、
持駒でも置駒でも不問)
課題1と比べて随分と自由度が増えました。
作例を紹介します。
続きを読む 詰将棋つくってみた(3) 創作課題2の補足
『独楽のたに』北原義治 野口文庫1978.9.10
続きを読む 詰棋書紹介(47) 独楽のたに
74馬、83飛、同馬、同歩、93飛、81玉、83飛不成、82銀、
93桂、91玉、92歩、同玉、84桂、91玉、81桂成、同玉、
73桂、91玉、92桂成、同玉、93銀成、同銀、81飛成まで23手詰
続きを読む 二流作家のメンタルヘルス(6)