伊藤看寿 『将棋図巧』第97番 1755.3
初形を見れば作者が何を喜んで欲しいかは直ぐ解る。
門脇芳雄は看寿が「年十三、贏局の図を作る。今此の巻尾に在り。」というのは本局のことではないかと推理する。
続きを読む 詰将棋入門(99) 一段目実戦初形
初形を見れば作者が何を喜んで欲しいかは直ぐ解る。
門脇芳雄は看寿が「年十三、贏局の図を作る。今此の巻尾に在り。」というのは本局のことではないかと推理する。
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図巧#6「朝霧」と対になる並び歩趣向の傑作だ。
こちらの方が易しいので是非挑戦されたし。
続きを読む 詰将棋入門(98) 「朝霧」と対になる並び歩趣向
Tweet初形曲詰とか象形図式などと呼ばれる。
その点、この石垣図式は誰が見ても、この初形が作者の凝らした趣向なのだなと解る。
初手は1つしかないようだし、一つ挑戦してもらいましょうか。
Tweet超長編の入口は龍追いだ。
本局はのその龍追いの入門編として配置もスッキリ、手順も易しいので最適だろう。
考える所は収束だけ。250手まではスラスラいける!
棋力が高い人が作る詰将棋は、変化が難しくて苦労することが多いのだが、本作は珍しく殆ど変化がない。いや勿論あるのだが短い。
玉の位置にも趣向を凝らした『図巧』という作品集の中で5五という特別な位置に玉を配した作品なのに、この易しさは何故だろう?
素直に進めると打歩詰の局面になる。
これは打開できない。
そこで事前に打歩詰の局面を回避する工夫が必要になる。
続きを読む 詰将棋入門(90) 桂香と歩の不利交換